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Yamareco

記録ID: 4605945
全員に公開
沢登り
磐梯・吾妻・安達太良

【南東北/吾妻連峰】最上川上流の松川遡行 遡行グレード3級

2022年08月20日(土) [日帰り]
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kei その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:32
距離
12.3km
登り
2,105m
下り
1,503m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:18
休憩
1:14
合計
8:32
距離 12.3km 登り 2,105m 下り 1,514m
6:12
399
スタート地点
12:51
14:05
39
14:44
ゴール地点
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大平集落神社から林道1km奥に駐車
駐車場から林道を5分程度進み、林道終点から沢へ下降 3分程度
2022年08月20日 06:26撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 6:26
駐車場から林道を5分程度進み、林道終点から沢へ下降 3分程度
入渓
2022年08月20日 06:30撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 6:30
入渓
出合
2022年08月20日 06:30撮影 by  moto g52j 5G, motorola
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8/20 6:30
出合
青白くない。陽の光で青白く変わるのかも。
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青白くない。陽の光で青白く変わるのかも。
癒しのナメ
2022年08月20日 06:35撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 6:35
癒しのナメ
滝左を大高巻き 30分程度。ロープなしで下降
2022年08月20日 07:00撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 7:00
滝左を大高巻き 30分程度。ロープなしで下降
左から小さく高巻き
2022年08月20日 09:12撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 9:12
左から小さく高巻き
このラインで行けそうだが、時間掛かりそうで辞めた
2022年08月20日 09:13撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 9:13
このラインで行けそうだが、時間掛かりそうで辞めた
2022年08月20日 09:29撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 9:29
水流右を直登。
2022年08月20日 09:39撮影 by  moto g52j 5G, motorola
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8/20 9:39
水流右を直登。
左が赤色、右が緑色をしている
2022年08月20日 09:55撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 9:55
左が赤色、右が緑色をしている
明道沢と松川の出合。右の明道沢が赤色、左の谷川は緑色をしている
2022年08月20日 09:56撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 9:56
明道沢と松川の出合。右の明道沢が赤色、左の谷川は緑色をしている
2つ目のゴルジュ。滝の中を直登。
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2つ目のゴルジュ。滝の中を直登。
2つ目のゴルジュの釜、左からへつり、ナメ滝の中をフリクションで登る
2022年08月20日 10:09撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 10:09
2つ目のゴルジュの釜、左からへつり、ナメ滝の中をフリクションで登る
3つ目のゴルジュ釜。 釜が深く登攀するなら泳ぎ必須
2022年08月20日 10:17撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 10:17
3つ目のゴルジュ釜。 釜が深く登攀するなら泳ぎ必須
ここを高巻く場合、沢に戻る際、トラロープあり
2022年08月20日 10:23撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 10:23
ここを高巻く場合、沢に戻る際、トラロープあり
45°c程度の温泉が湧いていた。しかし、入れる水量じゃなかった
2022年08月20日 10:32撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 10:32
45°c程度の温泉が湧いていた。しかし、入れる水量じゃなかった
30°c程度の温泉 水量多く、こっちは入れる
2022年08月20日 10:32撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 10:32
30°c程度の温泉 水量多く、こっちは入れる
核心ゴルジュのF3。水流右壁を登る中盤からスタンスがないため、岩壁の高い位置まで登攀が必要と思料。エイドも必要と思料。結局、登れなかった。
2022年08月20日 10:55撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 10:55
核心ゴルジュのF3。水流右壁を登る中盤からスタンスがないため、岩壁の高い位置まで登攀が必要と思料。エイドも必要と思料。結局、登れなかった。
核心ゴルジュの右F1上の左からから高巻き。結局高巻いたものの最初は良いが、中盤以降チムニーとなり、岩の脆くプロテクションも取れず、このルートでの高巻きはおすすめできない。核心ゴルジュF1を下降し、高巻くことを勧める
2022年08月20日 11:01撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 11:01
核心ゴルジュの右F1上の左からから高巻き。結局高巻いたものの最初は良いが、中盤以降チムニーとなり、岩の脆くプロテクションも取れず、このルートでの高巻きはおすすめできない。核心ゴルジュF1を下降し、高巻くことを勧める
大平温泉改装中のため営業休止中
2022年08月20日 12:17撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 12:17
大平温泉改装中のため営業休止中
2022年08月20日 12:19撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 12:19
2022年08月20日 12:20撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 12:20
火焔滝。水流右脇を直登。中盤以降岩が大きくなり、右の灌木帯に逃げる
2022年08月20日 12:28撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 12:28
火焔滝。水流右脇を直登。中盤以降岩が大きくなり、右の灌木帯に逃げる
火焔滝。見応えばっちり。水流右脇を直登。中盤以降岩が大きくなり、右の灌木帯に逃げる
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火焔滝。見応えばっちり。水流右脇を直登。中盤以降岩が大きくなり、右の灌木帯に逃げる
陰滝。弱点見つからず左から高巻き
2022年08月20日 12:54撮影 by  moto g52j 5G, motorola
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8/20 12:54
陰滝。弱点見つからず左から高巻き
40分ほど高巻きし、沢にに戻る。ロープなし
2022年08月20日 13:39撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 13:39
40分ほど高巻きし、沢にに戻る。ロープなし
燕滝、弱点見つからず。滝から100 M ほど沢下降し、脱渓
2022年08月20日 13:46撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 13:46
燕滝、弱点見つからず。滝から100 M ほど沢下降し、脱渓
脱渓し、20分程度の沢道を通り5分程度の藪こぎを終えて登山道に出る。友人の藪こぎ速度が早すぎてびっくり!
2022年08月20日 14:24撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 14:24
脱渓し、20分程度の沢道を通り5分程度の藪こぎを終えて登山道に出る。友人の藪こぎ速度が早すぎてびっくり!
2022年08月20日 14:44撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 14:44
不忘閣ヒュッテの駐車場地域普通車4台程度のスペース
2022年08月20日 14:44撮影 by  moto g52j 5G, motorola
8/20 14:44
不忘閣ヒュッテの駐車場地域普通車4台程度のスペース
撮影機器:

感想

【①沢情報】
・遡行グレード 3級(サワグルイより)
・滝の登攀グレード 
 核心ゴルジュF3 4級+(自己評価)高巻き可能
・核心 核心ゴルジュF3登攀(登らず)と核心ゴルジュと燕滝の高巻き
・水量 中
・泳ぎ
 可能 全て高巻きできるも、核心ゴルジュは泳ぎ必要
・アプローチ 駐車場から10分
・詰め 30分 そのうち藪こぎ5分
・下山 登山道20分
・沢靴 ヌメリはほぼなくラバーがおすすめ
・ロープ 50m 使わず 核心ゴルジュF3は30mロープはあったほうがよい

【②遡行の経緯】
山形の友人と酸性化した青白い水が見られるという吾妻3大名渓(中津川、塩ノ川、松川)の1つの吾妻連峰/最上川/松川へ。松川は吾妻連峰では最難度と登山体験に紹介されているらしい。「渓谷登攀」を執筆した史上最強のソロ遡行者の大西良治さんが記録を残している。好奇心を掻き立てられた。
参考資料
・サワグルイ
 https://sawagurui.com/matukawa
・この空の下で(遡行図付)
http://sonosoranoshitade.web.fc2.com/sonosoranoshitade6/page019.htm#
・ヤマレコ(souldoctorさんの記録)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2518929.html

【③遡行の状況と感想】
直江堤公園に前泊。4時半起床、5時過ぎに不忘閣跡に車両1台デポ、6時に大平集落神社の奥1kmの林道脇にもう1台を駐車、林道を歩き、終点を下降し、矢沢出合いの斜面を下って入渓し、松川を遡行。夏らしく、積極的に泳ぎ水を浴びながら滝を沢を登攀する。当日米沢市は30℃程度でそこまで暑くなく、ゴルジュの泳ぎがあるようだったので、上下ウエットスーツで遡行。友人は、ウエットスーツなしで泳ぎやシャワークライミングは控えて高巻きが多かった。この沢のキーポイントは多い高巻きと大平温泉手前の最狭部の核心ゴルジュの突破である。
核心ゴルジュがその名の通り核心。このゴルジュは 高巻いてるトポがほとんど。今回はパートナーの体調不良(核心ゴルジュで低体温気味)で登坂断念。核心ゴルジュのF3(2段5mチョックストーン滝)はA0が必要と思料。火焔滝を遡行し、燕滝を高巻いて脱渓し、林道を歩いて不忘閣跡に戻る。
松川は高巻き主体の沢だが、高巻きの苦労感を忘れるほどの美しい渓相が続く名渓だった。日帰りにしては充実の内容であった。

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