北八甲田 一応仙人岱まで
- GPS
- 06:12
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 442m
- 下り
- 436m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 6:08
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 だいぶ問題なくなったと思います。 |
その他周辺情報 | 【登山後の温泉】 すっかり定番になった、「あすなろ温泉」の家族風呂 トイレ、8-9畳の和室付き 1時間 1500円 和室にはエアコン・ストーブ完備 100円テレビと10円ドライヤーもあります スッポンポンで、のぼせてひっくり返っていても大丈夫!(笑) |
写真
感想
今日はチョット気になっている、八甲田の地獄湯ノ沢辺りへ行って来ました。
何が気になっているのかと言うと、
先月の大雨で、地獄湯ノ沢あたりの沢沿いの登山道が流失した付近の追加補修と、
地獄湯ノ沢手前の、南八甲田展望地の少し先の沢を横切る箇所で、
どうも最近、登山道を見失い、その沢をそのまま上がってしまう人がボロボロ居るらしい事。
この場所も先月の大雨で、上流から岩が崩れ落ちたり、少し流れ落ちてしまっていた場所です。
八甲田をある程度知っている人であれば、何の問題も無く歩く程度だったので、
前回来た時はホボ手を付けませんでしたが、
八甲田は百名山のため、様々な人達が訪れます。
そんな八甲田をあまり知らない方に、視線をあわせる必要があったようです。
これからの紅葉時期にも、大勢の人が訪れますからね。
私達の人力で出来る範囲ですが、とりあえず動かせる石や岩を動かし、
出来るだけ歩く場所の平坦を確保をしつつ、
間違って沢に上がらないように、わざと動かした石を積み上げてみました。
どなたかがピンクテープで道順を示してくれていましたので、
それと合わせるとだいぶ分かりやすくなったとは思います。
(普段ならピンクテープは撤去されるのですが、
残っているのを見ると、必要な印だと認識されているのでしょう)
あとは標識か標柱が追加され、
少し流れ落ちた場所が、橋か何かで補修されれたりすれば良いのでしょうが、
なんせ国立公園内に人工構造物などは勝手に設置出来ません。
やるとすれば、それはお役所のお仕事なので、
お役所の危機判断力と、その対策力に期待するしかありませんね。
酸ヶ湯公共駐車場にはインフォメーションセンターが設置されていて、
夏場は国の管理者も常駐していますので、
大雨による登山道の損傷など、状況は把握しているのではないかと思いますが、
道間違いが多発している状況まで把握しているのかな?
続いて地獄湯ノ沢の、銚子の首辺りの登山道が流失してしまった場所。
前回少し石や岩を動かして、渡渉時に水没しにくいようにはしましたが、
その後、多くの人が歩いてくれたようで、
積んだ石や土手などが徐々に崩れているようです。
ヤマレコで皆さんの記録を見ていると、
そんな様子が分かるので、やっぱり気になるんです。
歳なんでしょうかね?(^^ゞ
(komaは私より若いけど気になっているらしい)
お役所の動きもマダ無いみたいですしね。
そこで今回、もう少し気合を入れてやってみようか!と言う事です。
石や岩を動かし、実際に自分で歩いて石の座りを確認。
歩くルートを少しずらし、歩きにくい場所を確認し、そこを補修。
たまたま通りかかった登山者の、動きを観察して歩くルートを確認し、その辺りの補修。
そこで気がついた事は、人の視界は結構狭く、
私達の予想を簡単に覆し、思ったルートにナカナカ進んでくれないと言う事。
正直、もうちょっと周りを見てよ〜、とも感じたけど、
何事も自分を基準に考えちゃダメですね。
そして複数人の場合、先に進んだ人のルートを、後に続く人がトレースしがち。
信頼関係がシッカリしているんでしょうね。
私達の場合、それぞれが勝手に好きなところを歩きがちなので、
へ〜そうなんだ、ちょっと見習う必要ありか?と思ったりもしました(^^ゞ
そんな事を繰り返しているうちに、補修箇所はだいぶ立派な石畳状態に近づき、
ほとんど水が見えなくなって、渡渉感があまり無くなりました。
カナリ自己満足!(笑)
でも、素人の仕事なので、また崩れるんでしょうね。
ま、しかたないですね。
とりあえず、お疲れさんパート2完了でした。
地獄湯ノ沢手前の間違い沢を上がっていってしまっている人がいる、、、
うーん
どうやら踏み跡ができてしまっている模様で
このままだと問題ありそう
登山道が崩れて地獄湯ノ沢を渡渉して対岸に渡る部分の上がる部分が、やはりいまひとつよくない
写真を見るたびに崩れてきている
そこを回避するための踏み跡が増えてしまう前に、何とかしたほうがよさそう
というわけで、山に登るのではなく、手直しのために出かけました
時間は、、、ザック放り出して作業してた時間が大半なので全く参考にはならないでしょう
まずは、間違い沢部分
やはり踏み跡ができている
数人レベルではなく踏まれていた。。
踏み込みにくいように、岩を配置し、流木で通せんぼ
旧登山道は岩が崩落してきており、対処不能
もともと一段下にもルートがあったので、そちらを生かす
落ちた岩をどかし、どかせないものは谷側に石垣を組む要領で、足元を広げてみた
出来上がってきたところで、通過者の動きを見る
見た限りでは、よどみなく足が運ばれており、これで問題は解決したか?
帰りには、間違いの踏み跡部分に、竹竿でバッテン表示でダメ押し(積雪はじめごろの対策)
それから、前回来た時は崩落比較的早期で通過した、沢渡渉が新規に出来た地点
前回には、濡れずに渡渉できるようには岩を配置したが、通過者の動きが一定しないのと、やや迷いがある感じ
そこで新規に登ってきた登山道からほぼ水平で渡渉できる地点に岩を並べ直して新たな渡渉ルートにできるようにしてみた
それから、対岸への登り地点の石組み。前回貧弱すぎて崩れていたので、ほぼすっかり新しく組みなおしをしてみた
その上部の登山道では、半分崩れた地点の下側を通る踏み跡ができているが、復帰部分がうまくなく、踏み跡がばらけている状態
このままだとさらに登山道が荒れそうなので、復帰部分に石段を作成
うーん、でもここはまだ踏み跡が一定していないので様子見になりそう
標柱部での登山道の崩れた部分は、標柱の補修時に石組みしていただけたようで、こちらは手直しなし
よかった
仙人岱ヒュッテはあいかわらず
入口の床面の不安定さも、、、
どうしたもんかな
外のガラス窓も落下して(前も下に置いてあったが?)ガラスが割れている
ガラスのサッシの枠が外壁から浮いて外れているので復旧は困難そう
うーん、、、
ご飯食べて、結局、気になるところを直しながらの下山なので、ゆーっくりペースで終了となりました
年寄りのお節介に、足を突っ込んできているなぁ
と、最近自分で感じています(^^ゞ
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