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Yamareco

記録ID: 4635128
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

大月地獄谷をみよし観音まで登って東六甲縦走路を宝塚まで

2022年08月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:52
距離
18.0km
登り
1,186m
下り
1,338m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:20
休憩
1:31
合計
11:51
7:16
53
8:09
101
9:50
10:02
141
12:23
12:24
12
12:42
10
12:52
12:53
4
12:57
13:32
43
14:15
14:16
5
14:21
14:40
6
14:46
14:47
6
14:53
14:54
19
15:13
31
15:44
25
16:44
24
17:08
36
17:44
12
17:56
19
18:15
18:28
34
19:02
19:03
4
19:07
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
登山口に一番近いバス停は31番系統の渦森橋バス停。
この31番系統の始発に乗るにはJR摂津本山駅そばから乗るのが簡明。
コース状況/
危険箇所等
大月地獄谷はやはりそれなりに疲れる谷だった。
特に初見の場合、滝場は慣れた人なら必要なところは巻き道もしっかりしているのでビブラムでも危険を避けられるが、いくつかの堰堤越えのところに水が溜まってしまっていた場合、ザブザブ入れるなら問題無いがそうでない靴の場合はよく考えることが必要。
また、上部の藪くぐり地帯は正直通る価値があるのかどうかも分からず、特にこの季節はルーファイも難しくただただ疲れるだけなので、その後のコース取りと合わせて途中で右岸側、ロープウェイ駅方面へのエスケープも考えた方がおいしいどこ取りになるかもしれない。
以前から来たかったが、住宅地の中で駐車場も無いので最寄り駅の阪急御影からのバスを探しても朝早くは無く、なんとなく諦めてた。
それが実は一つ離れた阪急岡本やJR本山から出てると知ったのはつい最近。
天気が不安定で読めない中、近場では六甲は大丈夫そうと分かり、つい喜んでこんな真夏、緑の一番濃い時にやってしまった。
ここが大月地獄谷の起点になる渦森橋バス停。
2022年08月29日 07:15撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 7:15
以前から来たかったが、住宅地の中で駐車場も無いので最寄り駅の阪急御影からのバスを探しても朝早くは無く、なんとなく諦めてた。
それが実は一つ離れた阪急岡本やJR本山から出てると知ったのはつい最近。
天気が不安定で読めない中、近場では六甲は大丈夫そうと分かり、つい喜んでこんな真夏、緑の一番濃い時にやってしまった。
ここが大月地獄谷の起点になる渦森橋バス停。
有名な工事現場横を抜けて上って行く大月地獄谷入り口。
青いボックスは簡易トイレだったが、あまり使われないのか蜘蛛の巣だらけで使う気になれなかった。
2022年08月29日 07:26撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 7:26
有名な工事現場横を抜けて上って行く大月地獄谷入り口。
青いボックスは簡易トイレだったが、あまり使われないのか蜘蛛の巣だらけで使う気になれなかった。
入溪してすぐ左岸に出てくる立派な階段にびっくり。
工事現場のあった林道はもう少し続いているようなので、もしかするとそこからこの階段を下りて入溪というのも出来るのかも。
2022年08月29日 07:44撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 7:44
入溪してすぐ左岸に出てくる立派な階段にびっくり。
工事現場のあった林道はもう少し続いているようなので、もしかするとそこからこの階段を下りて入溪というのも出来るのかも。
この日は水量も少なかったようで、このあたりは穏やかな水線をビブラムの登山靴で気楽に歩けた。
2022年08月29日 07:50撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 7:50
この日は水量も少なかったようで、このあたりは穏やかな水線をビブラムの登山靴で気楽に歩けた。
これが去年まで工事していて通るには危ない高巻きを強いられてたというスリット堰堤か。
なぜかこの前後は白い大小の岩で敷き詰められたようになっていてとても歩きにくかった。
2022年08月29日 08:47撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 8:47
これが去年まで工事していて通るには危ない高巻きを強いられてたというスリット堰堤か。
なぜかこの前後は白い大小の岩で敷き詰められたようになっていてとても歩きにくかった。
ここは左に幾つものテープが付いていたが、よく見ると右にも新しいらしきピンクテープが付いていたのでそちらから登ったが、どちらが楽だったのかは分からない。
2022年08月29日 08:54撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 8:54
ここは左に幾つものテープが付いていたが、よく見ると右にも新しいらしきピンクテープが付いていたのでそちらから登ったが、どちらが楽だったのかは分からない。
登ってきたはいいが飛び降りなければならない落差が怖くて堰堤からの直下りを躊躇。
2022年08月29日 09:21撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:21
登ってきたはいいが飛び降りなければならない落差が怖くて堰堤からの直下りを躊躇。
珍しく一段上に鉄の階段があったのでそっちを行ってみる。
2022年08月29日 09:21撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:21
珍しく一段上に鉄の階段があったのでそっちを行ってみる。
ルートとしては上の階段からが正解だったようで、時に崩れた斜面にロープが張られたりしながらトラバースしていってしばらく行ってから谷に降りれた。
2022年08月29日 09:26撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:26
ルートとしては上の階段からが正解だったようで、時に崩れた斜面にロープが張られたりしながらトラバースしていってしばらく行ってから谷に降りれた。
前半はあまり滝場が無くてどうなってるんやろと思いながら登ってきたがやっと出てきたそれらしい岩場。
2022年08月29日 09:34撮影 by  iPhone 12, Apple
1
8/29 9:34
前半はあまり滝場が無くてどうなってるんやろと思いながら登ってきたがやっと出てきたそれらしい岩場。
ここは右のロープで。
冷静になれば手がかり足がかりはあるが、やはりこの高さになればロープがあるのは安心。
2022年08月29日 09:37撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:37
ここは右のロープで。
冷静になれば手がかり足がかりはあるが、やはりこの高さになればロープがあるのは安心。
よく泣き顔と称される堰堤がこれか。
この日は水量は少ないと思っていたとおり、涙はちょっと少なめか。
2022年08月29日 09:40撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:40
よく泣き顔と称される堰堤がこれか。
この日は水量は少ないと思っていたとおり、涙はちょっと少なめか。
ホッチキスを登るとちょっと分かりにくいが通行止めレールにテープが巻いてあって、そのレール脇から植生の濃くなってきたように感じる谷に戻る。
2022年08月29日 09:42撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:42
ホッチキスを登るとちょっと分かりにくいが通行止めレールにテープが巻いてあって、そのレール脇から植生の濃くなってきたように感じる谷に戻る。
谷が狭まってきたなと思いながら歩いて行くと急に見えてきてなんか人類が滅んだ後に残された遺構のような感じでびっくり。
先ほどの作られたばかりのスリット堰堤の床は滑って滑りやすかったがこちらはそうでもなかった。
2022年08月29日 09:44撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:44
谷が狭まってきたなと思いながら歩いて行くと急に見えてきてなんか人類が滅んだ後に残された遺構のような感じでびっくり。
先ほどの作られたばかりのスリット堰堤の床は滑って滑りやすかったがこちらはそうでもなかった。
谷もグッと狭まって岩岩とナメてくる。
2022年08月29日 09:47撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:47
谷もグッと狭まって岩岩とナメてくる。
もっと大きい滝と思っていたら思ったより小さく、巻き道の下を回り込んだところに隠れたようにあったこの谷で一番有名な地獄大滝、別名チョックストーン滝。
正面からの写真はみんな撮ってるので、その巻き道を上がったところから見下ろしてみたが、こういう位置関係だとイマイチ滝の感じがよく分からないかも。
それにしてもこの谷はそこここに赤いところがあるが、ここも上から見ると赤くなってるのがよく分かるが、いったい何の色なのか。
2022年08月29日 09:55撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:55
もっと大きい滝と思っていたら思ったより小さく、巻き道の下を回り込んだところに隠れたようにあったこの谷で一番有名な地獄大滝、別名チョックストーン滝。
正面からの写真はみんな撮ってるので、その巻き道を上がったところから見下ろしてみたが、こういう位置関係だとイマイチ滝の感じがよく分からないかも。
それにしてもこの谷はそこここに赤いところがあるが、ここも上から見ると赤くなってるのがよく分かるが、いったい何の色なのか。
すぐ後ろに堰堤が見えてるのがなんかちょっとだが綺麗な滝。
右のロープからだが自分くらいのレベルにはこのくらいがとても楽しめる。
2022年08月29日 09:58撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 9:58
すぐ後ろに堰堤が見えてるのがなんかちょっとだが綺麗な滝。
右のロープからだが自分くらいのレベルにはこのくらいがとても楽しめる。
その後ろに見えていた堰堤がホッチキスで有名なのは後で気が付いた。
2022年08月29日 10:03撮影 by  iPhone 12, Apple
1
8/29 10:03
その後ろに見えていた堰堤がホッチキスで有名なのは後で気が付いた。
たいていはこんな感じに横の斜面に近づくようずらしながら付けられてるし、何といってもとても頑丈そうな安心感からかそこまで怖いという感じはないが、やはりテムレスなどの手袋の用意や3点保持を徹底してこその安心だろう。
2022年08月29日 10:04撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:04
たいていはこんな感じに横の斜面に近づくようずらしながら付けられてるし、何といってもとても頑丈そうな安心感からかそこまで怖いという感じはないが、やはりテムレスなどの手袋の用意や3点保持を徹底してこその安心だろう。
ここは左岸側に斜面を登る形でホッチキス。
安心さはこちらが上だが登りやすさはちょっと落ちるかも。
2022年08月29日 10:11撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:11
ここは左岸側に斜面を登る形でホッチキス。
安心さはこちらが上だが登りやすさはちょっと落ちるかも。
そしてそれを登って下ろうとして出てくるのが溜まり水問題。
下りのホッチキスの下りる先は水量の少ないこの日でもおそらくハイカットの靴でも確実に浸水する深さ。
ここは幸い途中からトラバース出来て事なきを得たが、水深がもっと深くてトラバース出来るバンドも隠れていた場合は登山靴だと厳しいかも。
2022年08月29日 10:16撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:16
そしてそれを登って下ろうとして出てくるのが溜まり水問題。
下りのホッチキスの下りる先は水量の少ないこの日でもおそらくハイカットの靴でも確実に浸水する深さ。
ここは幸い途中からトラバース出来て事なきを得たが、水深がもっと深くてトラバース出来るバンドも隠れていた場合は登山靴だと厳しいかも。
これも右側から超す堰堤だが、だんだん高くなってきてるような。
2022年08月29日 10:21撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:21
これも右側から超す堰堤だが、だんだん高くなってきてるような。
そしてここでも溜まり水問題が。
しかも今回はどう探してもトラバース出来そうなところが無く、対岸側を見ても同じく溜まり水問題がありそうで、一瞬詰んだかとか、サンダルでも持ってくればよかったとか、去年も同じようなこともあって沢靴買おうと思ってたのにとか、いろいろ考えてしまった。
2022年08月29日 10:26撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:26
そしてここでも溜まり水問題が。
しかも今回はどう探してもトラバース出来そうなところが無く、対岸側を見ても同じく溜まり水問題がありそうで、一瞬詰んだかとか、サンダルでも持ってくればよかったとか、去年も同じようなこともあって沢靴買おうと思ってたのにとか、いろいろ考えてしまった。
なんとか乗り越えて上流側に降り立つとこんなに埋まってしまってる。
それにしてもこの立てかけてある木の束みたいなのはいったい何なのか。
2022年08月29日 10:29撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:29
なんとか乗り越えて上流側に降り立つとこんなに埋まってしまってる。
それにしてもこの立てかけてある木の束みたいなのはいったい何なのか。
これも結構高い。
逆に考えれば、それほど早く埋まってしまうくらい上流に砂の多い谷なのか。
2022年08月29日 10:34撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:34
これも結構高い。
逆に考えれば、それほど早く埋まってしまうくらい上流に砂の多い谷なのか。
山でよく見かける位置特定用看板。これがあるということはこのあたりで事故があるということだとも思うが、まさに向こうに見えるのがこの谷で一番大きい滝だった。
2022年08月29日 10:41撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:41
山でよく見かける位置特定用看板。これがあるということはこのあたりで事故があるということだとも思うが、まさに向こうに見えるのがこの谷で一番大きい滝だった。
これはさすがに自分の力で登れるとは思えないし、周りを見てもロープなども付けられていないと思った。
2022年08月29日 10:42撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:42
これはさすがに自分の力で登れるとは思えないし、周りを見てもロープなども付けられていないと思った。
滝を正面に見て左後ろにロープを10本くらいも連ねた巻き道あり。
最初は登りだけかと思ってたら最後までほとんどロープでカバーされててやはりこれが無ければ危険なところなんだと感じた。
2022年08月29日 10:44撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:44
滝を正面に見て左後ろにロープを10本くらいも連ねた巻き道あり。
最初は登りだけかと思ってたら最後までほとんどロープでカバーされててやはりこれが無ければ危険なところなんだと感じた。
これは巻ききって滝の落ち口を見ているところ。
右斜面に下りてきたロープが見える。
ところがここで初めてこの滝に下から見上げた時はまったく気が付かなかったが、帰ってから写真をソフトでピクセル等倍まで拡大すると確かに真ん中にロープのような物が垂らされているように見える。
まさか沢登りの人はこれを使って滝のど真ん中でも登るんだろうか。
2022年08月29日 10:53撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:53
これは巻ききって滝の落ち口を見ているところ。
右斜面に下りてきたロープが見える。
ところがここで初めてこの滝に下から見上げた時はまったく気が付かなかったが、帰ってから写真をソフトでピクセル等倍まで拡大すると確かに真ん中にロープのような物が垂らされているように見える。
まさか沢登りの人はこれを使って滝のど真ん中でも登るんだろうか。
またすぐ出てくる大きい堰堤。
ここは左にホッチキスが。
2022年08月29日 10:56撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:56
またすぐ出てくる大きい堰堤。
ここは左にホッチキスが。
ところがここには右側斜面にもテープが。
何か理由があるのかとしばらく迷ったが、ホッチキスの堅牢感が好きな自分は結局左側に。
2022年08月29日 10:56撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 10:56
ところがここには右側斜面にもテープが。
何か理由があるのかとしばらく迷ったが、ホッチキスの堅牢感が好きな自分は結局左側に。
小さいがこれもチョックストーン滝だろうか。
実はここで結構悩んだ。
おそらくルートは大きな倒木の上。
しかしバランスが必要な丸木橋とかって苦手で、他に手段があるならそちらを選びたい。
そこでまずは左岸の赤茶けた土手を上ろうとしたら掴んだ石がいきなり抜け落ちてきて断念。
次に左岸をへつってチョックストーンと左岸の岩の間を肘で乗り上がろうとするとその部分にでかい蜘蛛の巣が。
それを払っている時に足が滑って結局靴の中に少し浸水。
しかし腕力使ったものの無事乗り越えることが出来たが、まあ意地を張らずに木の上数歩歩いておけばよかった。
2022年08月29日 11:05撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:05
小さいがこれもチョックストーン滝だろうか。
実はここで結構悩んだ。
おそらくルートは大きな倒木の上。
しかしバランスが必要な丸木橋とかって苦手で、他に手段があるならそちらを選びたい。
そこでまずは左岸の赤茶けた土手を上ろうとしたら掴んだ石がいきなり抜け落ちてきて断念。
次に左岸をへつってチョックストーンと左岸の岩の間を肘で乗り上がろうとするとその部分にでかい蜘蛛の巣が。
それを払っている時に足が滑って結局靴の中に少し浸水。
しかし腕力使ったものの無事乗り越えることが出来たが、まあ意地を張らずに木の上数歩歩いておけばよかった。
ここは分かりやすいところにロープが。
2022年08月29日 11:08撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:08
ここは分かりやすいところにロープが。
しかし上がってみるとどこから下りるのか分からない。
写真は下りてから撮ったが、下に写ってる足場用に置いてくれてある木が最初見えなかったのと、コンクリートの上の段まで行って見てもそこからも結構怖そうだったが、その時木を発見。
無事下りることが出来た。
まあ飛び降りれば済むことではあるが、一人なので足を挫くとかのリスクは少しでも避けたい。
2022年08月29日 11:12撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:12
しかし上がってみるとどこから下りるのか分からない。
写真は下りてから撮ったが、下に写ってる足場用に置いてくれてある木が最初見えなかったのと、コンクリートの上の段まで行って見てもそこからも結構怖そうだったが、その時木を発見。
無事下りることが出来た。
まあ飛び降りれば済むことではあるが、一人なので足を挫くとかのリスクは少しでも避けたい。
滝というかナメというか。
本流は右に続いていく。
2022年08月29日 11:16撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:16
滝というかナメというか。
本流は右に続いていく。
これもナメ滝で最初は直登かと思ったが、よく見ると右の崩壊地にロープが。
2022年08月29日 11:20撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:20
これもナメ滝で最初は直登かと思ったが、よく見ると右の崩壊地にロープが。
確かこれが最後のコンクリート堰堤だったか。
もうこの後は小さく古い石積み堰堤が続き、水の流れも細く、植生も一気に濃く、ただただ藪くぐりが続いた。
2022年08月29日 11:23撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:23
確かこれが最後のコンクリート堰堤だったか。
もうこの後は小さく古い石積み堰堤が続き、水の流れも細く、植生も一気に濃く、ただただ藪くぐりが続いた。
藪漕ぎというより藪くぐり。
植生は草より背の低い木が多く、結構な割合で棘のある茨の蔓らしきものが混じっているのでそう簡単に押し分けて通れない。
結局しゃがんだり這いずったりして下を潜っていくしかないが、するとザックに付けたポールが引っかかりまくってその度に止まって外さなければならなくて、これが結構疲れるし時間は食うし。
そんな中をルーファイしながらなのでこの一番暑い時期に何やってんだと思ってしまう。
しかしよく見れば分かる踏み跡とテープは最後まで外さず辿れたので、思った以上に時間かかったがまあよく頑張ったか。
しかしおかげで今も前腕はとげが刺さったらしき傷跡だらけ。
なお、ヘルメットは万が一の落石や滑落のためだけでなく、こういう時期、場所で頭から藪に突っ込むために必須。
無ければ帽子を取られたり頭や顔にまで傷を負うことになる。
2022年08月29日 11:44撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 11:44
藪漕ぎというより藪くぐり。
植生は草より背の低い木が多く、結構な割合で棘のある茨の蔓らしきものが混じっているのでそう簡単に押し分けて通れない。
結局しゃがんだり這いずったりして下を潜っていくしかないが、するとザックに付けたポールが引っかかりまくってその度に止まって外さなければならなくて、これが結構疲れるし時間は食うし。
そんな中をルーファイしながらなのでこの一番暑い時期に何やってんだと思ってしまう。
しかしよく見れば分かる踏み跡とテープは最後まで外さず辿れたので、思った以上に時間かかったがまあよく頑張ったか。
しかしおかげで今も前腕はとげが刺さったらしき傷跡だらけ。
なお、ヘルメットは万が一の落石や滑落のためだけでなく、こういう時期、場所で頭から藪に突っ込むために必須。
無ければ帽子を取られたり頭や顔にまで傷を負うことになる。
ここで踏み跡とテープはついに左右の谷間の間の尾根筋に上がっていく。
2022年08月29日 12:08撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 12:08
ここで踏み跡とテープはついに左右の谷間の間の尾根筋に上がっていく。
最後はよく蟻地獄と言われるようなロープにすがるほどの登りでもなく階段状で、休憩もろくに取れずに疲れた身体を持ち上げ続けると、よく書かれているみよし観音の真横に飛び出せたので、この日の目的はひとまず達成。
この後木陰で落ち着ける極楽茶屋跡で飯にして大休憩。
2022年08月29日 12:25撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 12:25
最後はよく蟻地獄と言われるようなロープにすがるほどの登りでもなく階段状で、休憩もろくに取れずに疲れた身体を持ち上げ続けると、よく書かれているみよし観音の真横に飛び出せたので、この日の目的はひとまず達成。
この後木陰で落ち着ける極楽茶屋跡で飯にして大休憩。
どこに下りるか考えながら、結局いつも通り山頂までは来てしまった。
となるとまだ時間も早いし、最近有馬が多かったので久しぶりに宝塚に下りることに。
2022年08月29日 14:16撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 14:16
どこに下りるか考えながら、結局いつも通り山頂までは来てしまった。
となるとまだ時間も早いし、最近有馬が多かったので久しぶりに宝塚に下りることに。
後はもうのんびりと歩いてたらなんか見覚えのない新しそうな山名標識が。
確認したらなんと2020年度版の山と高原地図に山頂の目印ないって書いてある。
それに気がついた人が付けたんだろうか。
2022年08月29日 15:05撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 15:05
後はもうのんびりと歩いてたらなんか見覚えのない新しそうな山名標識が。
確認したらなんと2020年度版の山と高原地図に山頂の目印ないって書いてある。
それに気がついた人が付けたんだろうか。
いつかここと白水山を経由して瑞宝寺谷西尾根まで繋ぐ道を歩いてみたい。
2022年08月29日 15:45撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 15:45
いつかここと白水山を経由して瑞宝寺谷西尾根まで繋ぐ道を歩いてみたい。
今まで寄ったことのなかった神社。
っていうか、地図には鳥居マークだけで名前も分からないが、ちょうど陽が落ちるところでもしかしたらと思って寄ってみたらドンピシャ。
お参りするちょうどその奥に陽が落ちていくところだった。
2022年08月29日 18:05撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 18:05
今まで寄ったことのなかった神社。
っていうか、地図には鳥居マークだけで名前も分からないが、ちょうど陽が落ちるところでもしかしたらと思って寄ってみたらドンピシャ。
お参りするちょうどその奥に陽が落ちていくところだった。
もう陽が落ちてしまって薄暗くなってきた塩尾寺。
普段は車が多いし、登りならともかくここから宝塚駅まで疲れた足で結構急なコンクリート舗装の坂を30分くらいも下るのが苦手であまりこういうコース取りをしたことがないが、この日は珍しくこの後電車なのでここでタオル使ってシャツ着替えて最後の一下り。
2022年08月29日 18:14撮影 by  iPhone 12, Apple
8/29 18:14
もう陽が落ちてしまって薄暗くなってきた塩尾寺。
普段は車が多いし、登りならともかくここから宝塚駅まで疲れた足で結構急なコンクリート舗装の坂を30分くらいも下るのが苦手であまりこういうコース取りをしたことがないが、この日は珍しくこの後電車なのでここでタオル使ってシャツ着替えて最後の一下り。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

台風通過前で天気が安定してそうなのは六甲しか分からず、それなら前から行きたかった大月地獄谷にと、ここまでは結構早く決まったが、となると久しぶりに車ではなく公共交通なのでどこを繋ぐかは行ってみてから決めようと思ってた。
第1案は時々やっている人がいる天狗岩南尾根を下ってもう一本西山谷を登る。
しかし結果的に大月地獄谷だけで6時間がかりで特に最後の1時間の藪くぐりで気力体力共に疲れてしまってその気になれず、これをやる人はよほどの体力の持ち主か、それとも季節を選ぶか、あるいは大月地獄谷を最後みよし観音まで詰めずに天狗岩の方にエスケープするなりしているのではと、少なくとも初見では難しいかと思った。
それに、これをやるとおそらく帰りは夕方混む時間にバスと電車を乗り継ぐことになり、汚れた格好で乗るのも気が引けた。
次は極楽茶屋跡からさっさと裏六甲縦走路で下りてしまう案だったが、さすがにそれでは物足りなそうなので最終案の宝塚まで東六甲縦走路で下ってしまうことに。
まあそれなら時間的にギリギリでもいざとなればヘッ電下山になっても問題無いルートで、宝塚からの電車ならそんなに混まないし、一日の歩きごたえも十分と思って足はすでにだいぶ疲れてたがそれで下ることに。
それにしても去年も同じ時期に同じ六甲の西滝ヶ谷に入り、茨混じりの藪漕ぎで苦労したのにまたまた同じことをやってしまった。
その藪くぐりの距離は今回の方が長く、その分疲れた気がする。
コースとしては滝場も堰堤越えもルートは分かりやすかったのに、最後の藪くぐり区間の方がルーファイは難しかった。
他に難しいといえばやはり堰堤越えたところの溜まり水か。
2箇所あったが今回は水量少なかったと思うのにどちらもハイカットの靴よりハッキリ深く、おそらく膝下くらいまではあったと思うので、斜面を木にすがって無理矢理トラバースするとか、他にも危険で完全に自己責任な方法含めていろんな通り方を探し出したり、サンダル持参などの対策を練っていったりするのが必要になる。
滝場に関してはこれは自分でも登れるなとか、ロープがあるから登れるな、あるいは自分の力量では無理、沢靴でないとビブラムでは怖い、等見れば判断出来るものばかりで、多くの人にとって無理なところにはしっかりロープを張り巡らせた巻き道も作って貰ってるので、ロープのつかみ方、使い方を間違えなければ問題はなさそう。
もし行き詰まるとすれば堰堤越えの方が可能性あるかもと思った。
なお、この時期後半は茨混じりの藪くぐりになるため、頭から突っ込むためにヘルメットは必須だし、ザックに外付けする物があるなら収納を工夫して引っかからないようにしておくのが時間、体力、気力のために結構大事かもしれません。

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ハイキング 六甲・摩耶・有馬 [日帰り]
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