明神谷(馬ノ鞍谷)→馬ノ鞍峰


- GPS
- 05:15
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな危険個所はなかったと思う カクシ平経由の帰路もピンテいっぱいだった トラバース区間にはところどころ寿命を迎えてそうな木橋が |
写真
感想
台風接近で2か月連続泊まり沢を中止したが、南西の会場からなかなか動かない台風なので意外と天気が耐えている。せっかくなので日帰り沢で明神谷へ。台高エリアは今まであまり足を延ばしたことがないのである。
奥地も奥地といった感じの三之公まで伸びる林道、勝手に腐りかけたダート林道だと思っていたら普通に整備されていた。「山の神」も奈良県道229号終点の「釈迦堂」みたいな朽ちかけた祠みたいなのかと思っていたら新しめのモニュメント的な何かで肩透かし感。どうやら吉野川水源の森ということで川上村が整備しているらしいがこれで喜ぶのは沢登erだけじゃないのかなあ。
それはさておき登山道を通って明神滝上から遡行開始。明神滝、二ノ滝、3段大滝はさすがに直登できなかったが他の小滝はほどよく直登にトライしたりできる。進退に窮するところはまあ皆無と言っていいだろう。なるほどこれはまごうことなき初心者向き沢だなあと思った。
源頭の7+9m滝を気持ちよく上がったCo970くらいの地点で谷を離れる。尾根に上がるとそこかしこにトガサワラが見られる。まあ正直事前に知っていなければ気づかないだろうし、せっかく深山幽谷に分け入る趣味をしているわけなので動植物に関してもっと詳しくなりたいなぁと考えながら最後の登りをこなして馬の鞍峰1177mに到達した。南へ辿れば大台ケ原へ続く台高主稜線でありながら人の気配はまるでない静かな稜線であった。
カクシ平経由の帰路はヤマケイの地図だと不明瞭と書いてあったがピンテベタベタで迷いようがなかった。下降ポイントはちょっと地図を読めばわかりそうなもんだからこんなにつけなくてもいいように思うがまあありがたく進ませてもらう。どうせどこ歩いてもつくんだし多少適当に進んでもいいかと谷の中を下っていたら南朝の史跡をスルーしてしまっていたらしい。しかしこんな奥にまで逃げ隠れてどうやって生活してたんだろうか。そこから先はトラバース登山道を進み山の神へ戻ってきたがちょうど通り雨のタイミングで林道上はヒルの大ダンスパーティ会場になっていた。奇跡的に山中から持って帰ってきたヒルはおらず、こんなところで噛まれたらしょうもないのでそそくさとバイクにまたがり退散したのだった。
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