四ッ又山・鹿岳


- GPS
- 04:55
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 958m
- 下り
- 946m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
流石は西上州の山 岩場や奇岩がいっぱいです |
写真
感想
以前、駐車場を確認していたので、ナビがなくても迷わず目的地に到着できた。駐車場には他の車は見られなかった。誰も登っていないのかもしれない。なにせワールドカップサッカーの今日は日本戦なのだから。四ッ又山・鹿岳登山口までは車道を移動。やはり登っている人がいそうな感じではない。鹿岳と四ッ又山の分岐に差し掛かると人の声が。鹿岳登山道脇で林業というお仕事の人たちの声と作業音が響いた。四ッ又山方面に進路を取り暫く暗い湿った杉の中を歩くと何か物音が・・・。木のガサガサする音だ。熊か?でも声も聞こえてきた。近づくと登山道に倒れかけた木を伐採している男性が二人。ご苦労様ですと声をかけ脇を通らせてもらう。登山道の管理をしてくれているようだ。しばらく直登が続く。やはり暑い!鹿岳への道と四ッ又山の分岐に出た。鹿岳方面は左側が垂直に切れているように見える。鹿岳はそれなりに危険と聞いていたので尚更危険に見えたのかもしれない。まずは四ッ又山だ。頂上に立つとその先は垂直に切れているようだ。前方の眺めがよい。下仁田の街が臨める。後ろを振り返ると妙義山と鹿岳が見えた。これが鹿岳か。来る途中に奇怪な山を見たが、それが鹿岳だったのか。この奇怪な姿に、先ほどの分岐から先が怖くなってくる。気持ちを落ち着かせるためにも10分程休憩した。分岐に戻り、次は鹿岳だ。体幅一人分くらいの細い道は左側が垂直に見えるくらい切れていた。山側にはロープもあり、慎重にというか普通に歩けば問題ない。このくらいの道なら他の山でもよくあることだ。少し行くと岩を右から巻くように登るところがあった。形状は先ほど見た鹿岳にも似ていたが、やけに近すぎる。右側は垂直に切れているが、岩とロープで手がかりはたくさんある。慎重にはなるが難易度はそう高くない。登りきると鹿岳→とある。そして四ッ又山とも書いてある。その後も右が切れたり左が切れたり両側が切れたりした道を歩くが少々怖いが慎重に歩く。最初のうちは、鹿岳はやめてエスケープすることも考えていたが、なんだかんだで先に進んでいる。次第に鹿岳がでかくなってくる。左に見えた鹿岳の真下に来ると道が見えない。道があるところまで行くとそのまま上に上がるようだ。手がかりがあまりなく、下は真っ直ぐ谷底だ。沢を上がるところではよくある光景。先に歩いた方々の踏み跡があるので、次第に手がかりが見えてくる。ここから鹿岳の双子の間に行くまでが最も大変だったかもしれない。それでもロープがあるので難なく登れる。一の岳と二の岳の分岐に出た。二の岳からは高原方面に降りられるので、まずは一の岳を目指す。梯子とロープはあるが、比較的容易に登れる。山頂は陽があたり暑い。すぐに二の岳を目指す。こちらも見た目とは異なり登りやすい。山頂に出た。妙義山、荒船山、一の岳、四ッ又山と奇怪な容姿の山ばかりだ。山頂でランチしたいところだが、日陰もなく暑いので、食事は諦め下山した。途中、森林の伐採でルートが消えていた。伐採して枝が積まれた斜面を真っ直ぐ降りた。作業場は危険だからとう回路が示されていたがわかりにくい。GPSがあって良かった。先人のルートに合流するように歩けるからだ。5時間少々の山歩きは無事に終わった。振り返ると何をビビッていたのかわからなくなる。情報先行で先入観があったのだろう。能天気で行って危険な場所に行くよりはマシ。次は戸隠山の蟻の戸渡りにビビッてみるか!
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