何気ない陽だまりに 権現山 三ツ森北峰
- GPS
- 05:57
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 987m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 杉平BS〜猿橋駅 |
写真
感想
先月に受けた人間ドックの結果通知が7日に届いた。結果は「E」判定。要精密検査である。膵嚢胞6mm以上とある。9日順天堂医院に受診した。初診である朝の受付開始7時から診察まで4時間待った。嚢胞自体は癌ではないが、調べたところ、非腫瘍性嚢胞と腫瘍性嚢胞とがある。腫瘍性の膵嚢胞の中で、最も多いものが分枝型の膵管内乳頭粘液性腫瘍とあった。来月10月にMR検査を予約し、その結果が判明する。人間ドックの結果にはいつもびくびくしている。齢を重ねると何かしら見つかるからだ。
今日は、ここのところのくすんでいた空に青空が広がっている。期待を持たせる天候に気持ちが踊る。権現山は、九十九折の登りから稜線歩きの繰り返しだが、山頂間近となると急坂の登りである。同じバスだった1名が先行。この方以外に登山者はいない。静かな山歩きである。予定通りに山頂に着く。自撮り写真を撮って、富士山を眺めながら休憩をとった。今日のお目当ては、三ツ森北峰である。まず、麻生山に向かう、約1時間の道のり。小ピークのアップダウンを繰り返す。道を外したのか麻生山の山頂を通過してしまったようだ。ヤマレコルートを確認すると麻生山を越えていた。三ツ森北峰までは、細い登山道になる。難所は垂直の岩下りである。ストックをザックに収め岩を下降する。入山者が少なく、やたら蜘蛛の糸が顔面に張り付く。この区間もアップダウンの登山道である。岩や大きな石の間を登っては下る。あれか、と思うとまやかしのピーク、これは間違えないという登り直下に辿り着いた。最後の登り終え山頂を踏む。権現山からの富士山に続いて初の三ツ森北峰からも富士を捉えた。ヤマレコタイムに?が付いた。時計と合っていない。バスは16時台を考えていた。12時30分、下山。バス停までの下山路は慎重に気持ちを切り替える。広い枯葉の原っぱはリボンに集中して下った。ここをクリアしたら、次は荒れた登山道になる。木枝が登山道を埋め、倒木が登山道を塞いでいる。コースから外れたかと思うぽどに不安になる。ヤマレコで確認すると北峰から下りは2時間半となっている。1時間経過、標高は600m、ここまで下ればあと少しと思ったがルートタイムからすると残り1時間半も下ることになる。紙の地図を確認する。2時間半は誤りで、これは登りタイム、下りは1時間半であった。あと30分か。登山道から開けた草原が先に見えた。ここが、登山道の終着点であった。舗装道を歩いて杉平入口バス停に着いた。予定より1時間早い。15爺8分発のバスに乗車し猿橋駅に。今日は暑くもなく涼しい風に秋の気配を感じた。空も夏空ではなく秋の青い風情を醸していた。何気ない陽だまりは秋桜を照らす。これからは低山で山を楽しもう。
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