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Yamareco

記録ID: 4698653
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

【日本三百名山】一切経山と東吾妻山 〜浄土平から周回(魔女の瞳はお預け)〜

2022年09月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:16
距離
10.1km
登り
611m
下り
609m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:54
休憩
0:20
合計
4:14
距離 10.1km 登り 611m 下り 614m
8:08
8:09
38
8:47
8:48
35
9:23
9:24
6
9:30
15
10:14
10:26
21
10:47
10:50
30
11:22
ゴール地点
天候 曇り(強風)
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<駐車場>
◆浄土平駐車場 500円
・300台停められる観光用駐車場です。
・トイレはレストハウス内にありますが、早朝は空いていません。
・携帯(au)は繋がりますが、場所によって繋がりにくいこともあります。
・この日(この時期)は早朝から駐車できましたが、磐梯吾妻スカイラインは通行規制があるので注意。

◇磐梯吾妻スカイラインの通行規制
・冬季通行止め:11月中旬から4月中旬まで
・夜間通行止め(17時〜7時)4月中旬〜5月上旬、10月下旬〜11月中旬
コース状況/
危険箇所等
※よく整備されています。危険箇所、不明瞭箇所はありません。
その他周辺情報 <日帰り温泉>
◆高湯温泉 あったか 250円
・アメニティ(シャンプー等)の備え付けはありません。予め用意しましょう。
・浴槽は半露天風呂が1つという構成です。
・泉質は特徴的な硫黄泉で、とても良いお湯です。
浄土平の駐車場に到着しました。6時過ぎの時点で数台しか停まっていません。
2022年09月19日 06:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 6:29
浄土平の駐車場に到着しました。6時過ぎの時点で数台しか停まっていません。
雨は降っていませんが、台風接近の影響か、風が強めです。待っていても回復しそうもないので、7時過ぎに出発します。
2022年09月19日 07:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 7:08
雨は降っていませんが、台風接近の影響か、風が強めです。待っていても回復しそうもないので、7時過ぎに出発します。
道は全体的に緩やかです。木々が色付き始めていますね。
2022年09月19日 07:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 7:54
道は全体的に緩やかです。木々が色付き始めていますね。
歩いていて気持ちの良いの木道です。晴れていたらもっと良かったのですが…。
2022年09月19日 07:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/19 7:58
歩いていて気持ちの良いの木道です。晴れていたらもっと良かったのですが…。
駐車場は強風でしたが、歩き出すと風は穏やかになりました。台風の影響は無さそうかな…?(フラグ)
2022年09月19日 07:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 7:59
駐車場は強風でしたが、歩き出すと風は穏やかになりました。台風の影響は無さそうかな…?(フラグ)
この日の目的は魔女の瞳(一切経山)ですが、先ずは東吾妻山に向かいます。その間に天気が回復してくれると良いのですが…。
2022年09月19日 08:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 8:09
この日の目的は魔女の瞳(一切経山)ですが、先ずは東吾妻山に向かいます。その間に天気が回復してくれると良いのですが…。
スタートから1時間30分ほどで東吾妻山(1974.7m)の山頂に到着しました。この日の最高地点ですが、山頂は凄い強風です…。
2022年09月19日 08:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/19 8:47
スタートから1時間30分ほどで東吾妻山(1974.7m)の山頂に到着しました。この日の最高地点ですが、山頂は凄い強風です…。
山頂は広々として開放感があります。(西吾妻山と違って)見晴らしの良い山のハズですが、残念ながらガスガスで何も見えません。すぐに撤収します。
2022年09月19日 08:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/19 8:48
山頂は広々として開放感があります。(西吾妻山と違って)見晴らしの良い山のハズですが、残念ながらガスガスで何も見えません。すぐに撤収します。
先ほどの分岐に戻って来ました。次は一切経山に向かいます。
2022年09月19日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 9:23
先ほどの分岐に戻って来ました。次は一切経山に向かいます。
うっすらと鎌沼が見えて来ました。
2022年09月19日 09:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 9:30
うっすらと鎌沼が見えて来ました。
視界が悪いせいか、広く見えます。沼というよりも湖のようです。
2022年09月19日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 9:32
視界が悪いせいか、広く見えます。沼というよりも湖のようです。
酸ヶ平の避難小屋に到着しました。しっかりとした建物です。
2022年09月19日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 9:45
酸ヶ平の避難小屋に到着しました。しっかりとした建物です。
中は広いですが、ベンチになっているので、宿泊向きではありません。一切経山は活火山だけに、硫化水素ガスが濃くなった時の避難場所になっています。
2022年09月19日 09:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 9:45
中は広いですが、ベンチになっているので、宿泊向きではありません。一切経山は活火山だけに、硫化水素ガスが濃くなった時の避難場所になっています。
トイレの造りもしっかしています。やはり密閉性を重視しているのでしょうか?
2022年09月19日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 9:46
トイレの造りもしっかしています。やはり密閉性を重視しているのでしょうか?
東吾妻山は(山頂付近以外は)樹林帯でガードされていましたが、一切経山は避難小屋を過ぎると吹きっさらしです。山頂が近付くにつれて風が更に凶暴になってきました。
2022年09月19日 10:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/19 10:08
東吾妻山は(山頂付近以外は)樹林帯でガードされていましたが、一切経山は避難小屋を過ぎると吹きっさらしです。山頂が近付くにつれて風が更に凶暴になってきました。
一切経山(1948.8m)の山頂に到着しました。ちょっとシャレにならないレベルの強風です!危険箇所が無いので登頂しましたが、岩場だったら間違いなく撤退しています。
2022年09月19日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/19 10:15
一切経山(1948.8m)の山頂に到着しました。ちょっとシャレにならないレベルの強風です!危険箇所が無いので登頂しましたが、岩場だったら間違いなく撤退しています。
一切経山の麓にある沼(通称「魔女の瞳」)が見えるであろう方角ですが、何も見えません。残念ながら出直すしかなさそうです。
2022年09月19日 10:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/19 10:16
一切経山の麓にある沼(通称「魔女の瞳」)が見えるであろう方角ですが、何も見えません。残念ながら出直すしかなさそうです。
山頂には「空気大感謝塔」という標識が建っていました。十分に感謝しているので、これ以上頑張らないで頂きたい…。
2022年09月19日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/19 10:20
山頂には「空気大感謝塔」という標識が建っていました。十分に感謝しているので、これ以上頑張らないで頂きたい…。
暴風が半端ないので、速攻で下山を開始し、湿原まで下りて来ました。この辺りは風もなく、平和な感じです。
2022年09月19日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/19 10:49
暴風が半端ないので、速攻で下山を開始し、湿原まで下りて来ました。この辺りは風もなく、平和な感じです。
駐車場に戻って来ました。このまま向かいの吾妻小富士に登る予定でしたが、今回はここで終了です。
2022年09月19日 11:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/19 11:25
駐車場に戻って来ました。このまま向かいの吾妻小富士に登る予定でしたが、今回はここで終了です。
その代わり、下山後はレストハウスで「吾妻小富士カレー」(850円)を頂きました。ご馳走様でした。
2022年09月19日 11:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/19 11:40
その代わり、下山後はレストハウスで「吾妻小富士カレー」(850円)を頂きました。ご馳走様でした。
撮影機器:

感想

福島県には「五色沼」が2つあります。
一つは裏磐梯にある、大小30余りの小湖沼群から成る「五色沼湖沼群」のことで、一般的に「五色沼」と言えば、こちらを指します。
そして、もう一つが吾妻連峰を構成する「一切経山」の山腹にある火山湖(沼)です。
こちらの沼は1つだけですが、太陽の光の具合で刻々と色が変わることから、「五色沼」と名付けられています。また、その水面は美しいコバルトブルーであることから、「魔女の瞳」とも呼ばれています。

以前、観光で訪れた時は「魔女の瞳」のことをよく知らず、湿原を散策して満足してしまいましたが、そのファンタジーな通称名を知ってからはずっと気になっており、再訪の機会を伺っていました。

ここ数日、過去最強クラスと言われる台風14号が九州に接近中ですが、東北はあまり影響がなく、昨日の蔵王山も良い天気でした。「今日も行ける」と判断して登山口の駐車場に来ましたが、到着してみると凄い強風で、昨日とは状況が大きく変わっていました。

「無理なら撤退」と思いながら歩き始めましたが、歩き出すと意外と風はなく、普通に歩けそうでした。しかし、樹林帯を抜けて東吾妻山の山頂に立つと、かなりの強風が吹き荒れており、樹林帯の恩恵を受けていたことを実感しました。
とはいえ、歩くのに支障はなさそうです。これだけ風が強ければ、雲の切れ間から「魔女の瞳」が見れるのではないか…という期待を持ちながら、一切経山に向かいました。

一切経山は、日本三百名山の一座ですが、今も火山活動を続ける活火山であり、時々通行規制もされています。
酸ヶ平に建つ避難小屋は、密閉性を重視した造りとなっており、悪天候よりは硫化ガスからの避難を目的とした建物であることが分かります。

避難小屋から山頂は30分ほどですが、東吾妻山と違って樹林帯がないので、ここからは強風に晒されながらの登山になりました。山頂が近付くにつれて風は激しさを増し、その荒れ狂うさまは東吾妻山の比ではありません。登山道は傾斜が緩く、危険な箇所もないので山頂を目指しましたが、岩場だったら迷わず撤退しています。

苦労して山頂に到着し、「魔女の瞳」が見えるであろう方角を眺めましたが、案の定何も見えません…。じっとしていると強風で体温が奪われるので、とっとと下山しました。

結果的に、魔女様へのお目通りは叶いませんでしたが、「何としても見てみたい」という思いはより強くなりました。福島で登りたい山はまだまだあるので、近くに寄った時に再チャレンジしたいと思います。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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