【日本三百名山】一切経山と東吾妻山 〜浄土平から周回(魔女の瞳はお預け)〜


- GPS
- 04:16
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 611m
- 下り
- 609m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:14
天候 | 曇り(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆浄土平駐車場 500円 ・300台停められる観光用駐車場です。 ・トイレはレストハウス内にありますが、早朝は空いていません。 ・携帯(au)は繋がりますが、場所によって繋がりにくいこともあります。 ・この日(この時期)は早朝から駐車できましたが、磐梯吾妻スカイラインは通行規制があるので注意。 ◇磐梯吾妻スカイラインの通行規制 ・冬季通行止め:11月中旬から4月中旬まで ・夜間通行止め(17時〜7時)4月中旬〜5月上旬、10月下旬〜11月中旬 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※よく整備されています。危険箇所、不明瞭箇所はありません。 |
その他周辺情報 | <日帰り温泉> ◆高湯温泉 あったか 250円 ・アメニティ(シャンプー等)の備え付けはありません。予め用意しましょう。 ・浴槽は半露天風呂が1つという構成です。 ・泉質は特徴的な硫黄泉で、とても良いお湯です。 |
写真
感想
福島県には「五色沼」が2つあります。
一つは裏磐梯にある、大小30余りの小湖沼群から成る「五色沼湖沼群」のことで、一般的に「五色沼」と言えば、こちらを指します。
そして、もう一つが吾妻連峰を構成する「一切経山」の山腹にある火山湖(沼)です。
こちらの沼は1つだけですが、太陽の光の具合で刻々と色が変わることから、「五色沼」と名付けられています。また、その水面は美しいコバルトブルーであることから、「魔女の瞳」とも呼ばれています。
以前、観光で訪れた時は「魔女の瞳」のことをよく知らず、湿原を散策して満足してしまいましたが、そのファンタジーな通称名を知ってからはずっと気になっており、再訪の機会を伺っていました。
ここ数日、過去最強クラスと言われる台風14号が九州に接近中ですが、東北はあまり影響がなく、昨日の蔵王山も良い天気でした。「今日も行ける」と判断して登山口の駐車場に来ましたが、到着してみると凄い強風で、昨日とは状況が大きく変わっていました。
「無理なら撤退」と思いながら歩き始めましたが、歩き出すと意外と風はなく、普通に歩けそうでした。しかし、樹林帯を抜けて東吾妻山の山頂に立つと、かなりの強風が吹き荒れており、樹林帯の恩恵を受けていたことを実感しました。
とはいえ、歩くのに支障はなさそうです。これだけ風が強ければ、雲の切れ間から「魔女の瞳」が見れるのではないか…という期待を持ちながら、一切経山に向かいました。
一切経山は、日本三百名山の一座ですが、今も火山活動を続ける活火山であり、時々通行規制もされています。
酸ヶ平に建つ避難小屋は、密閉性を重視した造りとなっており、悪天候よりは硫化ガスからの避難を目的とした建物であることが分かります。
避難小屋から山頂は30分ほどですが、東吾妻山と違って樹林帯がないので、ここからは強風に晒されながらの登山になりました。山頂が近付くにつれて風は激しさを増し、その荒れ狂うさまは東吾妻山の比ではありません。登山道は傾斜が緩く、危険な箇所もないので山頂を目指しましたが、岩場だったら迷わず撤退しています。
苦労して山頂に到着し、「魔女の瞳」が見えるであろう方角を眺めましたが、案の定何も見えません…。じっとしていると強風で体温が奪われるので、とっとと下山しました。
結果的に、魔女様へのお目通りは叶いませんでしたが、「何としても見てみたい」という思いはより強くなりました。福島で登りたい山はまだまだあるので、近くに寄った時に再チャレンジしたいと思います。
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