赤湯又沢遡行【台風近づく中なんとか野湯だけ堪能!】
- GPS
- 13:32
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,372m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 4:26
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 4:46
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:20
天候 | 1日目: 小雨 2日目: 雨(強風)のち晴れ 3日目: 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
東北遠征。
計画では虎毛山塊の赤湯又沢から虎毛沢の周遊ルート(沢中二泊)。野湯が目的。
台風が近づいている中完遂は無理そうだな〜とか思いながら苫小牧からフェリーに乗り込む。
フェリーの中で作戦会議をして、天気予報的に台風が近づく二日目の明朝から昼ごろが雨のピーク。かなり強い雨なのでこの時に沢には居たくないよねというお話に。
となると一日目に赤湯又に泊り、温泉だけ楽しんですぐ下山が第一候補となった。
一日目:
翌朝04:00ごろに八戸港に到着も土砂降り・・・かなりテンション下がるも、とりあえず登山口に向かう。
するとどんどん天気が良くなっていき、登山口に着く頃には晴れ時々小雨な天気に!これは赤湯又の野湯にいけるのでは!と思って登山を開始する(この段階で虎毛沢の周遊は諦めていた)
今回は湯の又沢の右又(ガニ沢)を詰めていくルートで。
登山道はそこまで期待していなかったが意外と綺麗でとても歩きやすかった。
そして稜線に出て、赤湯又への下りポイントを目指すも途中から雨脚が強くなる。ここで電波が復活したので天気予報を再度確認すると、二日目の雨のピークがより早くなっており、これだと赤湯又に降りても土砂降りの中沢の引き返しになりそうで、そこで閉じ込められたらどうしようもないというお話になり、泣く泣く今晩は高松岳避難小屋泊とすることに。
テンションだだ下がりになりつつも高松岳避難小屋に。何気に高松岳の登りは急でかつ藪、泥でなかなか大変だった。
高松岳避難小屋はトイレもあって、中も十分広い、そして綺麗だったので快適に過ごせました。
二日目:
高松岳避難小屋ではぐっすり寝れた。が、夜中の1時くらいに雨と風の音が凄まじかった。改めて避難小屋泊に変えてよかったと思いつつ起床。05:00くらいに起きると朝焼けが綺麗だった。
そして雨はまた降り出したが09:00ごろに出発。予報では15:00くらいに雨が上がって晴れる予報なので、温泉や焚き火の準備も含めて13:00くらいに赤湯又のてんばに着くように時間調整のため、09:00出発とした。
昨日スルーした高松岳を一応踏んで赤湯又への下りポイントまで進む。
下りポイントはピンクテープと踏み跡でとてもわかりやすかった。赤湯又への下りはナメが多く、下りポイントポイントで怖いところあったが、ロープを出すようなところはなく、特に苦戦することないが、メンバーに沢初心者がいたためゆっくり進む。
赤湯又の本流に近づいていくと温泉の匂いが強くなり、テンションがあがる。
赤湯又本流に合流してあとちょっとだが核心は赤湯又の合流からテンバまでで、滝が連続し、増水している滝の下降は時間がかかった(ロープは出さなかった)
そして急に湯気が立ち上る箇所に合流し、テンバ到着!沢の中なのにお湯が沸いており、煙も立ち上っている不思議や光景だ。
そして色々と準備を始める。テントを立てたり、まだ雨が降っていたため焚き火のためにタープを張ったり、ここまで運んだ生卵を温泉につけて温泉卵を作ろうとしたり、足湯場を石とかで水の量を調整して適温にしたりなど。
一番苦戦したのは焚き火の火をつけることだがなんとか着いた。
そんなことをしているうちに雨は上がり、とても天気が良くなった。ここからは宴会。
焚き火でカボチャ・ニンニクのホイル焼きをやったり、マシュマロとか花火とかやったり楽しんだ。温泉卵も美味しかったし、温泉で温めた日本酒の熱燗もなかなか美味しかった。
夜には近くに見つけた全身入れる温泉スポットに入浴して身も心もすっきりした。極楽だった。
そんなこんなで気持ちよかったので僕はテントに入らずに焚き火の横で就寝した。夜にはすっかり晴れて、星が綺麗だった。天の川も見れた。
途中地熱で暑すぎて起きるという貴重な体験をしながら夜を過ごした・・・
三日目:
翌朝。フェリーの時間があるので早めに出発しようということで日の出前から準備する。準備が早かったため、足湯である程度明るくなるまで待機して出発。
減水しており、渓相が変わっており登りは快適に行えた。登りは登山道で登ったガニ沢は一部沢を降ったが、一枚岩の綺麗ななめでとても綺麗が快適だった。こんなところに素敵スポットあるとはという感じ。
そして下山。風呂にカラスの行水でサクッと綺麗にして道の駅で稲庭うどんを食べ、お土産を買って、フェリーに乗り、翌朝2:00くらいに苫小牧について、帰札。
台風近づく中どうなることかと思ったが、この状況で最大限楽しめたのではないかと思う。いい旅だった。
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