越沢 広沢 台風一過 難近短で無謀な沢登り(*_*; 動画有り

2022年09月25日(日) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 5.0km
• 登り: 635m
• 下り: 634m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:33
• 休憩: 1:12
• 合計: 4:45

8:35 スタート地点
10:12 10:14 金比羅神社
11:15 11:19 越沢バットレス
11:21 11:31 金比羅神社
11:39 11:49 越沢バットレス
11:50 11:53 金比羅神社
12:02 12:02 越沢バットレス
12:02 12:07 金比羅神社
12:12 12:17 越沢バットレス
12:17 12:20 金比羅神社
12:23 12:53 越沢バットレス
12:55 12:55 金比羅神社
13:20 ゴール地点

前日午前中に台風通過、午後から晴れるかと思ったら、酷い雷雨・・
雨雲レーダー見たら、奥多摩は午後から降って無さそう(*^^)v
目の手術後の安静/自粛期間で1カ月半ぶりに沢登りに行くチャンス😊

台風通過後なので、水量の少ない所、そして股関節と膝も完治していないので、短くて近い所を模索した結果、多摩川から御岳山に突き上げる越沢支流の広沢に行く事にしました。

小沢ですが、台風で増水した広沢は大迫力で楽しめました。
それどころか、髭君が脱落カムの再セットに失敗しフォロー出来ずギブアップで、まさかの敗退！
(カムを入れた溝が欠けてセット出来ない事で完全に舞い上がってしまい、ハーケン、アッセンダーという武器を持っていたのにギブアップしてしまったらしい・・巻き登って来たのでそう指摘すると「あっそうか!」だって。水を被り続け追い詰められると思考回路が停止するようだ。これで、先登隊長=>二番弟子=>下僕と二段階降格に決定です)

👇みんからバージョン
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/46419327/

👇動画有ります。
見てね😊

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

台風通過後の増水で、核心の仙人の滝以外の小滝も、そこそこ渋くて楽しめました。

仙人の滝はエイドですが、中間部で残置が一本欠落しています。
小さめのカムで前進支点とりました。
二か所の浅い窪みに入れたのですが、一か所は登攀中体重載せたら脱落、使えた一か所も通過後に脱落しました。
私のカムを忘れて、髭君所有の錆びついたものが3つしか無かったのも悔やまれました。
ペッカー/フックは使いにくい感じ。ハーケンは使えそうでした。
V型ショートが良いかも。

最後の残置ボルトに取り付けたアブミ最上段から、増水して水が吹き出している落ち口に、斜めに這い上がるのは恐ろしいです。
この出口、もっと水流が強くて厳しい場合・・
ハーケンの入りそうなリスは有りませんが、ペッカー♯1を叩き込めば入りそうな極小リスは有りました。

羽衣の滝のボルトラダーは水流の中・・
寒くなっちゃったし、髭は消沈しているし、股関節周りが怠くなってきたので、ここでエスケープしました。
羽衣の滝鑑賞路として鎖が設置されていますが、一般登山者にとっては厳しい道です。

ヌメリは少なく、ラバーソールでも問題無いです。
羽衣の滝、行者の滝を登っていませんが、仙人の滝まではザイルは30mで足りました。

👇動画有ります。見てね😊

写真

9/25 8:35

林道からバットレスへの入り口です。

9/25 8:43

降り立った越沢対岸が、広沢の出合です。

9/25 8:43

越沢も良い渓相です。
やはり台風による増水の影響かな(*^^)v

9/25 8:47

ちっちゃい滝が直ぐに出てきます。

9/25 8:49

9/25 8:48

上からの写真。

9/25 8:53

この小滝も容易。

9/25 8:55

いよいよゴルジュ状に

9/25 8:55

最初の1m程の小滝。

9/25 8:56

意外と細かい・・

9/25 9:18

4m位のこの滝も結構渋い・・

9/25 9:28

出口は垂直から被り気味で、AOにこだわる髭は散々時間を費やすも、A1で抜ける。残置は多数有り。
水量少なければ、水流の中にホールド/スタンスが有ったのかもしれません。
👇下の動画、其の壱を参照してください。

9/25 10:09

A1で抜けた滝の上に有る2m程の小滝。
釜は背が立たない程深く、これも意外に渋い・・

9/25 10:35

次の3m位の滝。
これまた、大した高さ無いのにちょっと嫌らしい( ゜Д゜)
よく見たら、残置が有ったので、安心して登れました。

9/25 10:43

9/25 10:54

メインイベント、仙人の滝です。
残置ボルトによるA1トラバースから始まります。

👇下の動画、其の弐を参照してください。

9/25 11:31

一か所残置が欠落していました。
小さめのカムで支点を取り抜けましたが不完全で、通過後に脱落。支点工作時に掴まっていたガバも、大きく欠落してしまいフォローの髭は苦戦しました。
最後の残置ボルトに取り付けたアブミ最上段から、落ち口に這い上がるのは、水量多くちょっとビビりました。

👇下の動画、其の弐を参照してください。

9/25 12:28

仙人の滝の上に有る羽衣の滝。

水線際のボルトラダーは傾斜が弱く容易との事。

9/25 12:02

しかし、台風増水でボルトラダーは確認できず・・
水流の中ではないかと思われます。

9/25 12:04

髭が仙人の滝のフォローで、カムのセットに失敗して舞い上がってしまい、アッセンダーの活用とか思いつかず、ギブアップしたので羽衣の滝を登る気力無し。

9/25 12:47

バットレス上の登山道に向け鎖が有ったので、そこからエスケープしました。

9/25 12:48

登山道より眺める羽衣の滝。

9/25 12:48

奥多摩には珍しい本気鎖場コースです。

9/25 12:49

奥多摩で最難の鎖場では無いかと・・

9/25 12:52

越沢に降りるには、岩場に取り付けられた急な階段を下りて行きます。

9/25 12:58

越沢を渡る二本橋・・

9/25 13:00

かなり怖いっす(*_*;

撮影機器：

AQUOS sense3 SH-M12 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

フエルト渓流靴(桃) ラバーソール渓流靴(髭) 鐙(各自) ハンマー(各自) イージーデイジー(桃) チェーンデイジー(髭) ペッカー(各自/未使用) 膝靭帯炎症 股関節筋肉挫傷 腱鞘炎 白内障(桃)

共同装備

8mm x 30m 8.6mm x ５０m(未使用) カム3本 ハーケン(未使用) スカイフック(未使用)

感想

桃奈々

其の壱　前哨戦
後半、どの程度のスリットゴルジュか、良くわかるシーンがあります。
ちょっと長いので飛ばしてみてね(*'▽')




其の弐　仙人の滝
台風増水吹き出す落ち口への突入が見所かな〜
これもネチネチ頑張っているシーン・・長いです(*_*;




股関節周りの筋挫傷はなかなか完治せず、長く歩くと怠〜くなっちゃいます。
膝も今一つで、長時間歩行に自信がありません。
短くて充実したコースを探さないと・・

コメント

booko

マイモーズに続いて、越沢 広沢F1〜F4仙人の滝へ
凄い水量でしたね💦
「仙人の滝」エイド登り、落口で吹っ飛ばされそう(*ﾟДﾟ)
ドキドキ見入ってしまいました〜
腐った丸太橋渡りのしなりも恐いですね〜(T_T)
無謀な沢登り(^_^)v　お疲れさまでした〜

桃奈々

bookoさん
広沢の各滝は巻く事も可能です。
巻いても結構手ごたえ有りそうです。
エスケープも容易です。

また、バットレスと広沢を分ける岩稜は、奥多摩最悪の鎖場ルートかも・・
エスケープに使った羽衣の滝下への探勝路と思われる鎖場は、鎖場としては一級品の悪さです。
仙人の滝下にも降りるルートが有るようです。

SM100C

沢もさることながら、momo7nanaさんが奥多摩最難というくらいなら、その鎖場ルートに興味を示す女子がいそうですね…
沢は手を出せなさそうですが（＾ω＾;）

桃奈々

SM100Cさん
もうすぐご一緒出来そうです(*'▽')
でも、短いルートしか駄目かも・・

羽衣の滝探勝路まで入れたら、高さは無い物の妙義並みですね(*'▽')
奥多摩は鎖場少ないので・・

鎖場やって、帰りはバットレス40mの懸垂下降して帰れば、充実の一日になるかもです。
でも、バットレスやった方が遥かに痺れると思いますよ〜ん😊
昔から、東京近郊で本チャンに近く難しいゲレンデと位置づけられていますから。

kastin52

桃奈々師匠、こんばんは！
ルアー投げるどころか、復帰したと思ったらとんでもない沢遊びじゃないですかー！

あの沢ね、ハイカー時代、いっつも下から眺めて「行ってみたいなー」って思ってたの。
行かなくて良かったー｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

てか、越沢バットレス、上から見学しに行っとけばよかったなー。

そろそろみんなで行きたいねー、変な岩。

桃奈々

kastin52さん
もうすぐ・・
桃組復活させたいな〜😊
若い子一杯参入させて、桃組ジュニアを結成したい！