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Yamareco

記録ID: 471693
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トレイルラン
妙高・戸隠・雨飾

〜日本海から頂へ〜 塩の道・雨飾山ロングトレイル

2014年06月29日(日) [日帰り]
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geomaru1511 その他1人
GPS
--:--
距離
28.3km
登り
2,276m
下り
1,137m

コースタイム

4:10塩の道起点道標ー4:30美山公園内ボッカ像ー5:05塩の道古道入口ー5:40下根知農村公園ー6:10シーサイドバレースキー場ボッカ茶屋ー7:45雨飾温泉ー8:00登山口出発ー9:20中の池ー10:55雨飾山頂ー11:30下山開始(小谷ルートへ)ー14:00雨飾高原キャンプ場登山口
天候 くもり後雨
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
糸魚川の根知ルート(薬師尾根)は、急な登りが続きますが難所にはハシゴもあるので、危険はありません。中の池とその先の沢筋に残雪がありますが、先行者のトレースを慎重にたどれば問題ありません。下山に使用した小谷側ルートは、雨がふってきたせいもあり、ぬかるみが少し気になるところがありました。キャンプ場近くの木道区間は、渓流にイワナが泳いでいるのも見え、景色がよいです。
塩の道起点道標です。塩の道は、かつて越後から信州松本まで塩を運んだ物流の道です。
2014年06月29日 04:11撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 4:11
塩の道起点道標です。塩の道は、かつて越後から信州松本まで塩を運んだ物流の道です。
市街地を見下ろす高台にある美山公園内には、塩の道で荷物を運んだ歩荷(ボッカ)の像があります。
その脇にある「甦れ人間」の文字に心が引き締まります。
2014年06月29日 04:31撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 4:31
市街地を見下ろす高台にある美山公園内には、塩の道で荷物を運んだ歩荷(ボッカ)の像があります。
その脇にある「甦れ人間」の文字に心が引き締まります。
美山公園から大野地区を抜けたところにある塩の道古道入り口です。トイレがあります。
2014年06月29日 05:06撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 5:06
美山公園から大野地区を抜けたところにある塩の道古道入り口です。トイレがあります。
塩の道古道(中山峠)を超えて、根知の仁王堂にある下根知農村公園です。ここにもトイレがあります。
2014年06月29日 05:43撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 5:43
塩の道古道(中山峠)を超えて、根知の仁王堂にある下根知農村公園です。ここにもトイレがあります。
県道のゆるやかな登りを進んでいくと、右手にシーサイドバレースキー場(ボッカ茶屋)があります。
ちょうど雲が切れた雨飾山の頂を朝日が照らし、神々しい姿を見せます。
2014年06月29日 06:12撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 6:12
県道のゆるやかな登りを進んでいくと、右手にシーサイドバレースキー場(ボッカ茶屋)があります。
ちょうど雲が切れた雨飾山の頂を朝日が照らし、神々しい姿を見せます。
ボッカ茶屋で水分補給をしている同伴者です。
夏はランナー、冬はスゴ腕のスキーヤーです。
2014年06月29日 06:12撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 6:12
ボッカ茶屋で水分補給をしている同伴者です。
夏はランナー、冬はスゴ腕のスキーヤーです。
ボッカ茶屋から雨飾温泉までは、急な登りが続く林道区間です。この区間は、とても走ることができず急ぎ足で歩きます。へばってない?
2014年06月29日 07:12撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 7:12
ボッカ茶屋から雨飾温泉までは、急な登りが続く林道区間です。この区間は、とても走ることができず急ぎ足で歩きます。へばってない?
林道を上り詰めた雨飾温泉の少し手前のところは、ふりむき峠と呼ばれ、北アルプスや日本海が見渡せる絶景ポイントです。
2014年06月29日 07:28撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 7:28
林道を上り詰めた雨飾温泉の少し手前のところは、ふりむき峠と呼ばれ、北アルプスや日本海が見渡せる絶景ポイントです。
雨飾温泉に到着しました。私は着替え、同伴者はエネルギー補給のため小休止です。都忘れの湯といわれる温泉には、朝湯を楽しんでいる人もいました。
2014年06月29日 07:44撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 7:44
雨飾温泉に到着しました。私は着替え、同伴者はエネルギー補給のため小休止です。都忘れの湯といわれる温泉には、朝湯を楽しんでいる人もいました。
いよいよ登山開始です。登山口すぐにある薬師堂に向かって左側に伸びる道が登山道です。(この人のように堂の前を横切って進むと行き止まりになります)
2014年06月29日 08:02撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 8:02
いよいよ登山開始です。登山口すぐにある薬師堂に向かって左側に伸びる道が登山道です。(この人のように堂の前を横切って進むと行き止まりになります)
険しい登りが続きますが、傾斜が緩んだところで中の池に到着します。残雪に水芭蕉。季節が2か月ほどさかのぼった感じです。
2014年06月29日 09:23撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 9:23
険しい登りが続きますが、傾斜が緩んだところで中の池に到着します。残雪に水芭蕉。季節が2か月ほどさかのぼった感じです。
雨飾山頂上です。朝方は、雲も晴れる時間帯がありましたが、登頂時(10:30)の際は、ガスがかかってしまいました。下山開始と同時に雷とともに雨が降り出し、その後の記録はありません。(残念!)
2014年06月29日 10:56撮影 by  DSC-WX50, SONY
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6/29 10:56
雨飾山頂上です。朝方は、雲も晴れる時間帯がありましたが、登頂時(10:30)の際は、ガスがかかってしまいました。下山開始と同時に雷とともに雨が降り出し、その後の記録はありません。(残念!)

感想

今回は、職場の山仲間で2グループを編成。本隊は、前日、美山公園から雨飾温泉まで歩いて前泊、2日目に雨飾山を目指しました。後発隊の私2人は、朝4時に日本海のすぐそばにある塩の道起点をスタート、ランニングを入れながら本隊に追いつき合流するという計画でした。どちらの隊も順調に歩を進め、中の池をすぎたところで、合流することができました。

今回、このような行程を選んだ理由は、海と山、相対するこの2つの要素を結んでみようということで、日本海と雨飾山の頂上を1日かけて結んでみました。1日という短い時間のなかで、海からすべて自分の足で百名山の頂にたどり着けるのは、百名山のなかでも幾つもないのではないでしょうか。それというのも、この糸魚川という場所が、海と山の両方が楽しめ、しかも距離が近いという自然環境に恵まれている賜物です。行程は、ずっと長くなりますが、糸魚川には、もうひとつ日本海と頂(朝日岳)をつなぐ大縦走路「栂海新道」もあります。

今回は、本隊に追いつくことばかりに頭が奪われて実行することができませんでしたが、現在、NHK・BSプレミアムで放送している「グレート・トラバース(百名山一筆書き)」のスタートである宮之浦岳でプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが、塩を山頂の祠に供えたように、日本海の海水をペットボトルなどに詰めて運び、雨飾山頂にある石仏にかけてやるという風習が「雨飾スタイル」として定着すれば、本当にうれしいです。皆さんも是非、チャレンジしてください!

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コメント

sea to summit @糸魚川
おふたりの体力気力に拍手です!
自分にとってもチャレンジングな2日間でした。
またいっしょに山に行きましょー!(^^)!
2014/7/2 15:58
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