浦山のウワゴウ道から雄山・大塚山



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 795m
- 下り
- 791m
コースタイム
10:00嶽廃屋−11:10有坂廃屋−12:00雄山山頂(昼食)−13:27大塚山−
14:14鉄塔下−14:53山摑林道−15:17寄国土トンネル−茶平BS16:09−西武秩父駅
天候 | 朝方大雨 7時から快晴、15時から30分は土砂降りの雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(復路)秩父市営バス「ぬくもり号」茶平バス停→西武秩父駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
感想の中の記述を参考にしてください。 このルートは単独ではお勧めしません。 |
写真
感想
朝5時半 外は大雨だ!
でも今日は午前中晴れて、午後は落雷、大雨に注意!
ということで傘を差して駅へ向かう。
降る前に下りようという考え、ではなくて、
幹事なので集合場所には行かないと、ということです。
西武秩父駅についたのは8時09分、雨が上がり夏の日差しがさして来た。
蒸し暑い。
集合は9時なので駅で時間をつぶすが、もう一方すでにベンチに座っていた。
今日は何人が集まるだろうか?
単独ではまず歩かないであろう魅力的なルートだと思うのだが、
朝の雨では、用意したザックを担いでくる物好きは?
6人!
タクシーで浦山の大谷(おおがい)に向かう。
25分で思ったより早く着いた。
さあー。大谷の集落から今は忘れられたウワゴウ道(上郷道)へあがって行く。
ウワゴウ道は浦山ダム(昭和47年着工・平成10年竣工)ができ秩父さくら湖に49戸が沈む前は
浦山口から大谷、日向、嶽(たけ)、茶平、有坂、山摑(やまつかみ)、
大神楽、浦山の集落へ続く道だったのだろうか?
詳しく文献は調べていないので正確ではないが、たぶん大谷から太神楽の集落を結ぶ山沿いの道を
ウワゴウ道と呼んでいたのだろう。
大谷(おおがい)、嶽にあるお宅には住人がおられるのだろうか?
杉の枝打ち、道の草刈がなされている。
練馬区の青少年キャンプ場の裏にでた。
このあたりままで軽トラで何とかこれるぐらいの道幅がある。
そのあとは人一人が歩けるぐらいの道跡、
畑だったのだろう、潅木が生い茂り、道は消え、ヤブ漕ぎをするハメに。
これが第一の難所。
さらに有坂の廃村手前は、昔伐採した杉の大木が折り重なってゆく手をさえぎること50メートル。
雨に濡れた杉を一本一本乗り越えていくが、地面に足が着かない。
最後は古びた石積みを降りて、やっと廃屋敷の前にたどり着く。
最大の難所だ。
廃屋の写真をどうぞ!
高ワラビ尾根から続くタワ尾根との分岐、ウワゴウのタワから雄山(776m)にあがる。
尾根伝いに行く。雄山に着くが標識は無い、見晴らしも無い。
作業小屋跡か、残骸が認められる。
少し早いが昼食の大休止。
踏み跡ははっきりしないが大きく下って、タワからまた大きく登り返して大塚山(796m)山頂へ。
なんと大きめな祠が背を向けてたっていた。
山の標識は無いが祠の中に大塚神社の名が。これが大塚山の名前のいわれか?
ここも見晴らしは当然、
無い。
黒い雲が多くなってきた。雷鳴も聞こえる。
天気予報通り。
山摑(やまつかみ)方面へ祠の前を直接下る。
杉の林の中、足元が暗くなってきた。
「きたー」
雨がポツリ、ポツリと腕や顔にあたるようになってきた。
「これはくるな」
皆、カッパを羽織り、ズボンをはく。
先を急ぐが、山摑の廃屋の手前で道が消えた。
潅木が道を塞ぎ、先へ行くか、つづら折でいくか判断に苦しむ。
ここが第三の難所。
つづら折の道を強引に行くのが正解。
ここで時間を食っている間に、土砂降りの雨となってきた。
傘を差し廃屋の軒下でしばしやり過ごすが、白く煙るほどの大雨だ。
6人全員が傘を持参していた。当然か?朝は降っていたのだから。
小降りになってきたので廃屋の先へ潅木を掻き分けて進む。
左下に白くアスファルト道路が木々の間から見えてきたらもうすぐだ。
バスは16時過ぎまでないので少し歩くことにする。
寄国土(いすくど)トンネルまで歩き、濡れた服を着替え
野生のサル(夫婦のサルがさくら湖から上がってきて電線を伝い山へあがっていった)
を観察しながらバスを待って西武秩父駅へ。
このルートは単独ではお勧めしません。
ではまた!
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