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記録ID: 472303
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

【過去レコ】黒姫山(日本200):霧の流れる紅葉の北信五岳、半袖隊長、苔生した岩の道を歩く

2012年10月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:10
距離
14.9km
登り
1,012m
下り
1,002m

コースタイム

大橋駐車場7:03⇒西登山道入口7:08⇒古池分岐7:38⇒新道分岐8:37⇒シナノキ9:12⇒
しらたま平10:07⇒峰の大池分岐10:30⇒10:43黒姫山頂上11:48⇒峰の大池12:29⇒
笹ヶ峰分岐13:45⇒大ダルミ14:00⇒新道分岐14:20⇒大橋駐車場15:10
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【往路】長野駅⇒大橋駐車場(大橋駐車場は長野駅付近のホテルから1時間程度)。
  ●駐車場は10台程度可能。6時半過ぎに到着した時点で既に5台が止まっていました。
  ●西登山道入口の古池駐車場は5台程度可能。先に3台が止まっていました。

【復路】大橋駐車場⇒赤倉温泉(泊)
コース状況/
危険箇所等
※道の状況:
 ☆新道:鎖・ロープ場もなく、特に危険個所はありませんでした。
 ★西登山道:巨石・倒木・落ち葉の続く苔生した道。大変ですが楽しい道でした。
◇温泉:赤倉温泉に移動(1時間弱)し「ほてる千家」に宿泊
    http://hotel-senke.akakura.net/
 じゃらん経由で「ecoスーパープラン2食付きで¥5500+入湯税」を利用しましたが、24時間源泉掛け流し(◎)、食事も十分(○)、8畳部屋、ウオシュレットもありました。
 湯の花が漂う柔らかな湯。温泉の歴史や給湯方法などが丁寧に解説されており、温泉財産を守ろう・広げようとの地元の方々の熱意を感じました。
 但し、朝食が8時からなので、早出したい方には向きません。弁当は提供しないそうです。
長野駅付近の宿泊ホテルからクルマで1時間程度で大橋駐車場。
長野駅付近の宿泊ホテルからクルマで1時間程度で大橋駐車場。
少し車道を歩いて・・・
少し車道を歩いて・・・
黒姫西登山道入口へ。
せいぜい5〜6台しか止められない駐車場。
黒姫西登山道入口へ。
せいぜい5〜6台しか止められない駐車場。
すぐに種池が右手にあるので寄ってみた。
すぐに種池が右手にあるので寄ってみた。
更にクマザサの道を進むと
更にクマザサの道を進むと
古池に到着。
湖畔の道を半周近く歩くと
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湖畔の道を半周近く歩くと
草紅葉も現れ
池を背に山中に分け入りる。
池を背に山中に分け入りる。
広葉樹林の中を歩けば
広葉樹林の中を歩けば
ミニ滝も。
「県の伝統的工芸品・竹籠の材料となる根曲竹の保護のため竹の子の採取禁止」とある。
この先は進入禁止!
「県の伝統的工芸品・竹籠の材料となる根曲竹の保護のため竹の子の採取禁止」とある。
この先は進入禁止!
秋の味覚も。
標高1400m台はまだ紅葉せず。
標高1400m台はまだ紅葉せず。
新道分岐で大橋林道からの道と合流。
新道分岐で大橋林道からの道と合流。
サルの腰掛。
我が隊は西新道を進む。
我が隊は西新道を進む。
「しなの木」と道標のある巨樹。
「しなの木」と道標のある巨樹。
引いて撮影すると・・・。
引いて撮影すると・・・。
次第に色づいた木々が現れ始めた。
次第に色づいた木々が現れ始めた。
しらたま平を過ぎる頃には周囲は霧に包まれる。
しらたま平を過ぎる頃には周囲は霧に包まれる。
これが今日一番の紅葉だったかも。
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これが今日一番の紅葉だったかも。
霧が流れ明るいと紅葉・黄葉も映えるのだが・・・。
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霧が流れ明るいと紅葉・黄葉も映えるのだが・・・。
黒姫山の山頂が見えてきた。
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黒姫山の山頂が見えてきた。
眼下には長野の田園風景もうっすらと。
眼下には長野の田園風景もうっすらと。
振り返って、恐らく飯縄山方面。
振り返って、恐らく飯縄山方面。
3時間40分で山頂に到着。
3時間40分で山頂に到着。
団体がいて賑やかな山頂だった。
団体がいて賑やかな山頂だった。
昼食を食べながら1時間ほどいたが、霧は晴れず、下山開始。
昼食を食べながら1時間ほどいたが、霧は晴れず、下山開始。
霧が流れるとこんな感じ(振り返って)。
霧が流れるとこんな感じ(振り返って)。
峰ノ大池へを右に入る。
ここからは西登山道だ。
峰ノ大池へを右に入る。
ここからは西登山道だ。
最初はササの道だが、
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最初はササの道だが、
次第に岩・石が多くなる。
次第に岩・石が多くなる。
峰の大池に降りてきた。
峰の大池に降りてきた。
静かな水面。
対岸には小黒姫と呼ばれる御巣鷹山。
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対岸には小黒姫と呼ばれる御巣鷹山。
また来るね(*^^)v
湖畔を離れて再び樹林帯の道へ。
湖畔を離れて再び樹林帯の道へ。
ここから笹ヶ峰分岐までの道が面白かった。
最初は平坦な道だったが、
ここから笹ヶ峰分岐までの道が面白かった。
最初は平坦な道だったが、
次第に苔生した大岩・大石の間をすり抜けるような道に。
次第に苔生した大岩・大石の間をすり抜けるような道に。
大石を抱えるように・・・木の根っこ。
大石を抱えるように・・・木の根っこ。
苔の道。
黄葉の道。
ササの道。
岩の間をすり抜ける。
岩の間をすり抜ける。
木の根っこで滑らないように・・。
木の根っこで滑らないように・・。
次第に落ち葉を踏みしめる道に。
次第に落ち葉を踏みしめる道に。
笹ヶ峰への道を右に分け、
笹ヶ峰への道を右に分け、
大ダルミ付近を通過。
大ダルミ付近を通過。
カラマツの道。
人面岩。
そう、見えますか?
人面岩。
そう、見えますか?
新道分岐に戻って来た。
往路は正面から上がって来た。
新道分岐に戻って来た。
往路は正面から上がって来た。
が、我が隊は右へ。
ツタの絡まる♪大橋林道ルート。
が、我が隊は右へ。
ツタの絡まる♪大橋林道ルート。
最初は大橋林道を横切って行く。
最初は大橋林道を横切って行く。
そして、正面奥で林道に合流。
ここからは林道歩き。
そして、正面奥で林道に合流。
ここからは林道歩き。
車止めをヨッコイショと跨いで通り過ぎると、
車止めをヨッコイショと跨いで通り過ぎると、
すぐに大橋駐車場。
天気はイマイチだったが、しっとりとした好い道だった。
すぐに大橋駐車場。
天気はイマイチだったが、しっとりとした好い道だった。
さて、今宵の宿である赤倉温泉に移動中に寄ったスーパー。
さて、今宵の宿である赤倉温泉に移動中に寄ったスーパー。
そしてお宿は「ホテル千家」。
年季が入った外見だが・・・
そしてお宿は「ホテル千家」。
年季が入った外見だが・・・
中もそれなりに(゜д゜)
でも、源泉掛け流しの湯でまったり。
温泉も貴重な資源なので、デカいスーパー銭湯タイプ(当然、お湯は循環ね)より、小さい方がイイね(*^^)v
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中もそれなりに(゜д゜)
でも、源泉掛け流しの湯でまったり。
温泉も貴重な資源なので、デカいスーパー銭湯タイプ(当然、お湯は循環ね)より、小さい方がイイね(*^^)v
夕食。
二食付で¥5500。
家族経営の好い宿だった。
翌日は燕温泉より妙高山を見上げてから鍋倉山へ。
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夕食。
二食付で¥5500。
家族経営の好い宿だった。
翌日は燕温泉より妙高山を見上げてから鍋倉山へ。

感想

【記載日:2014年7月5日】
(これで高尾山周辺への山行7回を除いて、2012年はレコ・アップ完了。)

2012年秋、JR東の長野新幹線半額セール(えきねっとトクだ値)に申し込んだら運よく当たったので、信州の山を巡って来た。
初日:虫倉山⇒http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-234980.html
二日目:黒姫山⇒本レコ
三日目:鍋倉山⇒http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-232078.html

当時は既にヤマレコにユーザー登録しており、虫倉山と鍋倉山のレコは簡単ながらも作成したが、黒姫山については写真が多くてほったらかしになっていた(*_*;

黒姫山という名前の山は日本に三つあり、今回登った長野県信濃町の黒姫山(信州黒姫山)の他に、西頚城の黒姫山(青海黒姫山)、柏崎市の黒姫山(刈羽黒姫山)があり、区別するため、頭にそれぞれの地名を付けて呼ばれている。

黒姫山と言えば、拙者の世代であれば、山ではなく、関取(関脇・黒姫山)を思い出す方も多いであろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E5%A7%AB%E5%B1%B1%E7%A7%80%E7%94%B7
きっと四股名は生まれ故郷に因んでに違いないと思っていたが、やはりそうだったんですな。
でも、青海黒姫山の近くだそうで・・・今回登った信州黒姫山ではなかったのか・・・。

さて本題に入ると、黒姫山は斑尾山、妙高山、戸隠山、飯縄山とともに北信五岳のひとつに数えられている。
今から20年以上も前に妙高山、そして2011年10月に飯縄山・斑尾山に登ったので、五岳のうち四つ目である。
但し、戸隠山は蟻の門渡りなる難所があるので、行くことはないかもしれない( ;∀;)

黒姫山は里山を大きくしたような優しい山だった。
頂上部が霧のため、展望が得られなかったことがそう思わせたのかもしれないが、ロープ・クサリ場などなく、西新道は広葉樹林の中を歩く気持ちの好い道。
下りに取った西登山道は、大岩・大石の間をすり抜けながら歩く苔生した道。
拙者の好みとしては、西登山道の方が楽しかった・・・少しフィールドアスレチック的な要素があったからかな?

下山後の赤倉温泉の「ホテル千家」も好かった。
名前はホテルだが、実は家族経営の旅館。
作家・東野圭吾さんが定宿にしているそうで、若女将が美人(と、1号隊員)で、ご主人はスノボ学校の校長。
肝心の温泉は浴室は古いがお湯は好し、食事も適量にて良し・・・じゃらん経由で随分とお安かったが、みんな同じプランでお泊りだった(*^^)v

  隊長

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コメント

西登山道
岩は苔むして滑りやすく、虫が多いんですよねー
そしていつ歩いても背丈よりも高い笹の彼方から獣臭が…
大ダルミは木道もない湿原で、登山道から一歩入ったところなので、気が付かないで通り過ぎるハイカーも多いようですが、私は好きな場所です。

一昨年8月に最初は林道、帰りは古池経由の八の字ルートで歩きました。
見かけ上は同じルートですね。
秋のようなすばらしいお天気でアルプスはもとより富士山まで拝むことができました。
もしよかったらご覧ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-213313.html
2014/7/7 11:17
match1128さん、遅レス失礼しますm(__)m
お〜、順番は違えど同じルートですね。
我々が帰りに通った大ダルミ、実はなんで大ダルミなのか分らず、単に地名表記があるなぁ・・ぐらいの感覚で通り過ぎてしまいました。
9月だったので、湿原も水が少なく干上がっていたからかもしれません。

拙者の感覚では、行きの新道より、帰りの旧道(林道)の方が愉しかったかな。
苔生した岩や樹木の間をすり抜けて歩いて興奮したからでしょうか

  隊長
2014/7/9 12:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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