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ヤマレコ

記録ID: 472851 全員に公開 沢登り丹沢

中川川水系 用木沢支流 一ノ沢〜右岸尾根

日程 2014年07月02日(水) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
用木沢出合
・6〜7台程度駐車可
・トイレ、登山届は西丹沢自然教室へ
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

用木沢出合8:58−
9:18一ノ沢出合−
9:40標高745m二俣状−
右沢(逆Y字状5m滝)へ−
11:03標高870m二俣11:27−
右俣へ−
12:04標高1050m二俣状−
左沢へ−
12:23標高1080m二俣状−
左沢へ−
12:37標高1130m二俣状−
左沢へ−
13:20東海自然歩道/標高1350m13:42−
一ノ沢右岸尾根(一ノ沢・手沢界尾根または手沢左岸尾根)下降−
14:20標高985m地点
(標高1000mと一時間違えて時間ロス&登り返し)−
標高1000mで南西尾根へ−
15:24標高812m小ピーク15:35−
16:00用木沢出合
コース状況/
危険箇所等
■丹沢限定沢登り記録集
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

■用木沢支流一ノ沢
  昭文社地図および「玄倉川及び中川水源概念図」(漆原俊氏作図)では
  一ノ沢とされているので、この沢名を採ったが、「西丹沢頂稜河川土地名称図」
  ではこの沢を源太ワナバ(罠場)沢と称しており、同図によれば一本上流の
  赤松沢を一ノ沢としている。
  前半の逆Y字5m滝の高巻きと2段10m滝の2つのみが核心で、あとは上流部の
  小滝のみ。
  遡行グレード:1級上(逆Y字5m高巻きと2段10mを考慮して「上」を
   付けたが、内容的には1級でもよいと思う。
   ただし下山は犬越路経由の一般登山道利用を前提。
   手沢との界尾根下山は読図中級者向け。

〕冖畋出合は平日にも関わらず駐車可能台数が6−7台と限られているためほぼ満車。
 ここが停められない場合は西丹沢自然教室まで戻れなければならない。
 用木沢出合から犬越路に向け登山道を進むと、青色の立派な橋で右岸から左岸へ渡る。
 すぐ続けざまに木橋を3回渡ると、左手に源太ワナバ沢が巻きも厄介そうな15m滝で
 用木沢に合わさっている。
 その後用木沢に架かる2つの堰堤を右に見過ごせば一ノ沢と出合う。
 出合は平凡なやや広めのゴーロ帯。
 一ノ沢に入れば標高700m二俣状の右沢はお湿り程度のほぼ涸れた支流、
 標高725m二俣状は水量比10:1で左沢へ進む。

標高745m二俣状は水量比1:5で本流の右沢には逆Y字状5m滝がのっぺりした
 スローパー壁を流れ落ちている。
 右手を登れそうかなと覗き込んだが、リップ(落ち口)のホールドがやはり
 スローパーに見えたので直登は止め、高巻きを探ってみた。
 一旦左沢へ5mほど入り、砂ザレを所々表面に顔を出している細い根を使って登り
 界尾根に乗って進めば、痩せたコルになり、さらに右沢側斜面の細いバンドを
 トラバースするが、切れ立った斜面のため懸垂下降(ロープスケールで15m)して
 沢に戻った。

少し進み沢が東へ向きを変える右岸側は20mほどの壁の染み出しを中央に
 左右それぞれに10mほどの滝が細いが水を落としていた。
 それをやり過ごすと2m滝を前衛にした2段10mが姿を現した。
 規模からいえばこの沢の大滝であろう。
 下段2mは左から取付きややシャワーを浴びながら登る。
 上段はやはり左隅を上がり木を使って落ち口に登った。(卦蕁檗
 ナメ状小滝を越えると沢は再び北に向きを変えしばらくはゴーロ帯となる。

ど弦870mはこの沢の二俣といってよいであろう。水量比は細いながら1:1。
 一番右の涸れ沢も入れれば三俣と言える。
 左俣には奥に3段4mほどの小滝が架かっている。
 地形図的には右俣の方が本流と思われたので右へ行く。
 もう水も涸れたり復活したり細々となってきた。

ノ仟欖笋2条2段4m小滝を卦蕁歡度で登り越し、しばらくゴーロを進んで
 標高1050m二俣状の左沢は黒苔状3m滝。
 出だしの倒木から一歩ステミングして中央を登る。(卦蕁
 すぐにCS2段5m棚。下段はやや左から取付き(卦蕁法⊂綯覆榔Ε魁璽福爾
 攀じる。(卦蕁檗
 標高1080m二俣状も左へ行くと、CS状2m、階段状3×5m、階段状2×4m棚が
 続くがどれも容易に越せる。
 標高1130m二俣状も左へ進むと、沢も浅く広めになり、何もなく終わってしまいそう
 なので、鹿径を使い右岸尾根へ逃げて、そのまま大室山と犬越路の間の一般登山道である
 東海自然歩道へ出て遡行終了した。

Σ嫉海聾け柤経由が一般的だろうが、過去何回も登っているので、お初になる
 一ノ沢と手沢の界尾根(手沢左岸尾根)を下ってみた。
 前半はほぼ南方向へ下るだけで特に間違いやすそうな派生尾根はなく楽勝か?と
 思いきや、標高1000mで南西の支尾根に乗る箇所を間違ってやり過ごしてしまった。
 地形図の980m等高線が丸みを帯びているので、もっと平坦地かと想像していたのだが
 実際はそれまでとそれ程変わらない尾根で、コルと小ピークがあり、これを1000mだと
 勘違いしてしまった。
 そこから下ってみたのだが、尾根がほぼ南を向いているし、左右にも小さな細い尾根が
 放射状に派生している。間に始まる沢の方向も南過ぎる。
 ここでよぉーく頭を整理。
 「もしかしたら通り過ぎたのかもしれんなぁ。もしそうなら、この現実もつじつまが合う」
 で、結局登り返して、割としっかり見えた南西に向かう尾根へ。
 少し南西尾根を下ると木に赤テープもあるし、踏み跡も薄いながら続いていた。
 あとは地形図通り、車を置いた用木沢出合にダイレクトに下りることができた。
 この尾根の読図解読核心部は標高1000m地点で間違わず南西尾根に乗ることだった。
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図 [pdf]

写真

用木沢出合
平日だってのに結構満車だったりする
2014年07月02日 08:52撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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用木沢出合
平日だってのに結構満車だったりする
2
あーこんな橋あったよなぁ
ここ歩くのも5年振り
2014年07月02日 08:55撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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あーこんな橋あったよなぁ
ここ歩くのも5年振り
木橋は3回渡る
2014年07月02日 09:01撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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木橋は3回渡る
源太ワナバ沢の15m滝
2014年07月02日 09:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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源太ワナバ沢の15m滝
1
一ノ沢出合
2014年07月02日 09:12撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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一ノ沢出合
1
豊かな緑の河原を行く
2014年07月02日 09:14撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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豊かな緑の河原を行く
スローパーなんだよねぇ
2014年07月02日 09:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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スローパーなんだよねぇ
2
左沢から界尾根に乗って巻く
2014年07月02日 09:43撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左沢から界尾根に乗って巻く
結局ラペル(懸垂)
2014年07月02日 10:06撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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結局ラペル(懸垂)
2
前衛の2m滝と10m大滝
2014年07月02日 10:26撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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前衛の2m滝と10m大滝
2
10m大滝
左から登った
2014年07月02日 10:27撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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10m大滝
左から登った
2
大滝落ち口から
2014年07月02日 10:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大滝落ち口から
1
その上はナメ小滝
2014年07月02日 10:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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その上はナメ小滝
2
緑苔2段2条4m
2014年07月02日 11:38撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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緑苔2段2条4m
1
苔の水はありがてぇ〜
2014年07月02日 11:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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苔の水はありがてぇ〜
2
沢状もすっかり浅くなる詰め
2014年07月02日 12:35撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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沢状もすっかり浅くなる詰め
2
詰めの様子
2014年07月02日 12:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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詰めの様子
2
鹿道で尾根へ
2014年07月02日 12:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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鹿道で尾根へ
2
東海自然歩道出た
2014年07月02日 13:14撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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東海自然歩道出た
2
手沢・一ノ沢の界尾根下降開始
2014年07月02日 13:37撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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手沢・一ノ沢の界尾根下降開始
2
何となく踏み跡もあり
2014年07月02日 13:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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何となく踏み跡もあり
2
正規の尾根へ
2014年07月02日 14:48撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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正規の尾根へ
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所々赤テープ
2014年07月02日 14:50撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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所々赤テープ
1
砂ザレの下降
2014年07月02日 15:00撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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砂ザレの下降
1
何というキノコだろ?
怪しきに近づかず、だね
2014年07月02日 15:03撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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何というキノコだろ?
怪しきに近づかず、だね
ここのところ右膝裏の筋が痛いんだよぉ。
最後は力入らずビッコ状態で下りる羽目に。
2014年07月02日 15:42撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ここのところ右膝裏の筋が痛いんだよぉ。
最後は力入らずビッコ状態で下りる羽目に。
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これは芸術だ!
2014年07月02日 15:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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これは芸術だ!
3
用木沢出合にダイレクトに下りた
2014年07月02日 15:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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用木沢出合にダイレクトに下りた
2

感想/記録
by kamog

またまた沢名が紐解く資料によって異なる沢へ行ってきた。
「一ノ沢」?「源太ワナバ(罠場)沢」?どちらを今回は採用するか・・・
昭文社のエアリアは一ノ沢としているし一般市販されているのでこちらを採択する。

下山は犬越路経由で素直に下れば問題ないのだが
目立った尾根は踏査しなければ気が済まないので
手沢と一ノ沢の界尾根(手沢左岸尾根or一ノ沢右岸尾根)を使わせていただいた。
手沢を以前登ったときは手沢右岸尾根を下降したが、こちらは上部で時期柄小アブの大群に苛まれ
下降出だしも迷いやすかった記憶と記録があったので、手沢左岸尾根もどうかなぁ〜と危惧。
下降出だしは難なくスタートできたし、途中派生する支尾根は間違うこともなく
「こいつは楽勝かぁ〜」と思っていたのだが、
標高1000mの南西尾根に乗り換えるポイントを「まだ先だよな」とやり過ごしてしまった。
地形図の等高線が丸みを帯びていたのにすっかり騙された。
下降すると尾根のサイズも方向も間で始まる沢の方向も何かおかしい。
おまけに急過ぎるし、今まで何となくあった人や鹿の痕跡が途端に薄くなった。
左の尾根も変だ。
冷静になって今までのプロセスを振り返ってみる。
「もしかしたら過ぎてしまった箇所かもね。
 そうならツジツマが何となく合うじゃないかな」
かったるいけど登り返して明瞭は南西尾根を探れば、間の沢の方向も尾根の方向も納得できた。
おまけに少し下れば邪魔者でもあり、心の拠り所でもある「赤テープ」。
あとは地形図読んで用木沢出合にちゃんと下りた。

最近は右足膝外側の筋が痛い。
職業病といえばそうだけど、今日は特にひどくって
久々に足を引きずりながらのバリエーションルート下山。
砂ザレのフリクション下降は突っ張るのが大変なんだよ。
訪問者数:808人
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