大岳山
- GPS
- 06:27
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは奥多摩駅・古里駅にあります。 ・トイレは奥多摩駅、大岳山荘前、御嶽神社(山門わき)、ケーブル駅、丹三郎登山口、古里駅にあります。 ・マイカーは不向きです。電車利用の方が便利です。 ・水場は綾広の滝の上にあるようですが未確認です。御岳山周辺には自販機や売店があります。 ・整備された登山道です。標識も多く、また休日は結構人も歩いています。 [コースの状況] (奥多摩駅〜大岳山) ・奥多摩駅から昭和橋を渡ったすぐ右手が登山口になり、愛宕神社まで登りますが途中に急な石段、五重の塔の脇の土台のコンクリートが壊れて倒壊しそうなので通行時は注意が必要です。 ・鋸山までの鋸尾根は岩場になっている場所があります。またハシゴや簡単な鎖場もありますので注意してください。 ・一部登山道が錯綜ぎみな場所がありますが、基本的にはショートカットしているだけのようです。 ・鋸山からは岩場の急坂を下ると、わりあい安定したゆるやかな登りで大岳山直下まで続きます。 ・大岳山直下(まき道との分岐点)は岩場の急坂になり鎖場もあります。難しくはないので慎重に登れば大丈夫です。 ・海沢探勝路は通行止めになってしまった感じです。(障害物がおいてあります) (大岳山〜古里駅) ・大岳山荘までは岩場があります。山荘の先にもハシゴ(というか階段)や鎖があります。ここも難しいところではありません。 ・鍋割山・奥の院・大塚山にはまき道があります。 ・大塚山にはビジターセンターの横をケーブル駅ではなく上へとつづく道に進んで行きます。わりあい広く緩やかな道です。 ・丹三郎に下る道は比較的歩きやすい道を降りていきます。登山口には鹿除けの柵があります。鍵をあけて出入りします。(通過後は鍵をします) |
写真
感想
東京唯一の日本二百名山である大岳山に行ってきました。
最初天気予報ではそれほど悪くないような予報でしたが…曇りでガスが出ています。
立川からの直通奥多摩行きに途中から乗車します。あまり人は乗っていないようです。青梅駅あたりで余裕で座る事ができました。
でも奥多摩駅に出るとバスには結構人が乗っているようです。今日はバスは関係ないので歩いてキャンプ場の方へ向かいますがこっちはあまり人がいません。
登山口となる公園で今回は念入りにストレッチ(前回足を捻ってしまったので)をして歩き始めます。
5分ぐらい登ると広い場所に出てベンチやらあずま屋やら彫刻やらが出迎えてくれます…誰もいないのでちょっと寂しい・・
標識に従い神社方面に向かうといきなり階段が出てきます。急な階段です。よく作ったなあと感心してしまいます・・・各段の幅が狭いので歩きづらい…バランス崩したら転げ落ちます。
愛宕神社の五重の塔の脇に道が出てくるのですが、五重の塔の広場の土台のコンクリートが壊れてしまい、いつ崩壊してもおかしくない状態になっています。…急ぎ足で通過します。
神社で参拝をしてから、さぁて出発!と思いきや派手にクモの巣に引っかかります。先行き不安な出だしです。
鳥居の前に何台か駐車できそうなスペースがあります。でもここに止めて大岳山往復はちょっとイヤかな…。
だあれもいない登山道を登って行きます。途中で薄日が差したりするんですがすぐに雲の中に日が隠れてしまう。。そんなこんなで天狗さまが置かれているピーク(726?)に到着です。他の山は見えません。
ここあたりからしばらくはこの尾根の難所というか、岩場の道を進んで行きます。たいした道ではありませんがよろけると危険です。
ハシゴを越えて登っていくと道は二手に分かれます。鎖場とその巻き道です。この尾根で一番の鎖場だと思います。降りたことはありますけど登った事はないので登ってみる事にします。少し足がかりに苦労しますが乾徳山に比べたら余裕も余裕です。
岩場を過ぎると植林帯の暗い道。曇りの日でガスが出ているとなおさら。なんとかなりませんか…
全然人とあっていません。対向してくる人はまだ早いとは思うのですが、登っている人と会いません。
と、思いきや向こうから降りてくる年輩の女性が。ええっ?と思い話をすると、「鋸山までは行ったんだけど雨降ってきそうだし、今日はトレーニングってことで戻ります」とのこと。
そうですね。山では無理は禁物です。その自分の状況に応じた判断が本当に大事だと思います。
その方とお別れし、先に進みますがパキパキと音がします。パキ、ドサッ。何かと調べてみるとドングリが落ちてきている音でした。
先ほどからリスもうろちょろしているようです。なるほどねぇ。もう秋は始まっているということですか。
鋸山につきました。いつも思う事ですがこの山頂暗すぎです。いつもここに長居をしたくない気分になってくるんです。おにぎりを口に放り込んで出発です。
ここから先はガスが濃くなっていきます。人はいません。静かな山…ドングリの落ちる音は絶えませんが(結構うるさいもんですね)
大岳直下でようやく対向の人に会います。やっと会ったなあと思うと続々来ます。岩場&鎖の場所を登ると少しゆるやかになり海沢に降りる道との分岐点に来ます。あれ?道に障害物があるなあ。れれ?標識も完璧に奥多摩方向と大岳方向だけになっちゃってない?行くなって事か…行かないけど。
ほどなく一登りで大岳山頂…いや〜今までの道程さみしいくらいだったのが嘘のように賑やかです。展望はありません。残りの少ないガス缶をつかってコーヒーを沸かします。あとどの位使えるのだろうか。ラーメンは作れないかな?と思いつつコーヒー分ぐらいの水は沸かすことができました。
大岳山頂は20分ほどでさようならです。やはり御岳からはたくさんの人が登ってきますね。上から見ただけですが大岳山荘はやっていないようでした。
今回も鍋割山・奥の院経由で御岳にいきます。途中から尾根伝いの道に入って行き(当然標識はあります)一つピークを越えていくと鍋焼うどんのない鍋割山に到着です。
奥の院山頂も誰もいませんでした。ここは日の出山が見えるのですが今日は見えません。
本道と合流して御岳につきます。結構賑やかじゃないですか。集落の中を歩いてビジターセンターあたりの道を大塚山の標識に従って登って行きます。ゆるいけどしんどい。
大塚山へは広い道幅でゆるやかな登り。ハイキングにはもってこいじゃないですか。でも歩いている人はほとんどいません。
でも大塚山につくと意外と人が多くて(団体っぽいですが)賑やかでした。
ここで少し休憩。ここで日が差し始めました。やっぱり山は日が差している方がいいっすねえ。
下山中に大塚山の休憩所のわきを通ります…何かでかすぎるような?雨はしのげるけど風はしのげそうにないしトイレもない?なんでこんなもの立てたのだろう…。不思議です。
下山はゆるい尾根を下っていきます。ある程度の場所から尾根から外れて行きますがドングリが攻撃してきます。当たると案外痛そうなんですが。。
しばらくすると植林帯にはいりそんな心配もなくなります。大きくジグザグした道をくだっていくと鉄格子…いや鹿除けの柵か…があります。手で回してロックする鍵が上と下に一箇所ずつ。開けてくぐり抜けたらまた閉めてロックします。
ここからは舗装道路。一応古里駅方面に標識があるので心配ないかと思います。車の通る道をひたすら駅方向に進み古里駅に。
座れるかなーと思って電車に乗ると結構席は埋まっていました…結局終点の青梅まで立ったまま。なんだか途中で眠くなるし…
とまあ、天気はイマイチでしたが雨にも降られずに着々と秋に向かっている山を歩けたのでヨシとしましょう。
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