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記録ID: 4729984
全員に公開
沢登り
飯豊山

飯豊・白川枯松沢

2022年09月28日(水) [日帰り]
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braski01 その他4人
GPS
--:--
距離
9.7km
登り
1,134m
下り
1,108m

コースタイム

日帰り
山行
10:00
休憩
1:40
合計
11:40
6:20
40
7:00
7:10
20
西滝沢出合
7:30
7:30
30
神滝
8:00
8:00
20
枯松沢・四つ森沢二又
8:20
9:10
60
8m2条滝
10:10
10:10
90
910m枝沢
11:40
11:50
160
12m滝
14:30
14:30
20
源頭部草原
14:50
15:10
60
登山道
16:10
16:20
100
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大日杉小屋まで舗装道路。避難小屋で素泊まりのみ。管理人不在時も宿泊可能(1泊1500円)。1階ピロティーは通年開放。トイレ、水道(沢水)あり。
その他周辺情報 白川温泉で日帰り入浴。ネットでは18時までとあったが、19時でも入れました。
大日杉小屋。1階ピロティーは無料で使えます。
2022年09月27日 11:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/27 11:59
大日杉小屋。1階ピロティーは無料で使えます。
五段山コースの吊り橋はワイヤーが残っているだけです。沢登りなので関係ありませんが
2022年09月28日 06:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 6:28
五段山コースの吊り橋はワイヤーが残っているだけです。沢登りなので関係ありませんが
白川の名前の通り白い花崗岩が特徴です
2022年09月28日 06:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 6:28
白川の名前の通り白い花崗岩が特徴です
左岸の杉林の中を進みます。登山道と分かれ左岸沿いの踏み跡をたどり、二つ目の小沢から本流に下りました
2022年09月28日 06:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 6:32
左岸の杉林の中を進みます。登山道と分かれ左岸沿いの踏み跡をたどり、二つ目の小沢から本流に下りました
2022年09月28日 07:00撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 7:00
こぐら沢を過ぎるとゴルジュの奥に神滝が現れます。この上に蔭滝、鳴滝が続く3連瀑らしいが左岸高巻いたので見えませんでした
2022年09月28日 07:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 7:27
こぐら沢を過ぎるとゴルジュの奥に神滝が現れます。この上に蔭滝、鳴滝が続く3連瀑らしいが左岸高巻いたので見えませんでした
2022年09月28日 07:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 7:51
枯松沢出合いの本流に7m滝。四角い巨岩が城壁のように聳えています
2022年09月28日 08:06撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 8:06
枯松沢出合いの本流に7m滝。四角い巨岩が城壁のように聳えています
8m2条滝。左側は水はなかったが右は激しい流れ。結局、直登を諦めて右岸を高巻きました
2022年09月28日 08:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 8:14
8m2条滝。左側は水はなかったが右は激しい流れ。結局、直登を諦めて右岸を高巻きました
2022年09月28日 09:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:24
2022年09月28日 09:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:29
右岸に葦の台地
2022年09月28日 09:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:31
右岸に葦の台地
左岸に葦の台地
2022年09月28日 09:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:43
左岸に葦の台地
2022年09月28日 09:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:44
白い谷が真っ直ぐ続きます。上部に見えるのは910m分岐の枝沢。本流は左へ曲がる
2022年09月28日 09:55撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:55
白い谷が真っ直ぐ続きます。上部に見えるのは910m分岐の枝沢。本流は左へ曲がる
3mCs滝
2022年09月28日 09:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 9:59
3mCs滝
910m左岸の枝沢
2022年09月28日 10:08撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 10:08
910m左岸の枝沢
本流は左に曲がるが、こちらも真っすぐ伸びています
2022年09月28日 10:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 10:23
本流は左に曲がるが、こちらも真っすぐ伸びています
7m滝は登りやすい
2022年09月28日 10:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 10:36
7m滝は登りやすい
2022年09月28日 10:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 10:44
2022年09月28日 10:56撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 10:56
どんどん高度を上げる
2022年09月28日 11:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 11:02
どんどん高度を上げる
最近と思われる崩壊がありました
2022年09月28日 11:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 11:23
最近と思われる崩壊がありました
トリカブトも少し
2022年09月28日 11:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 11:31
トリカブトも少し
2022年09月28日 11:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 11:40
12m滝。右手の崩壊ルンゼを登って高巻きします
2022年09月28日 11:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 11:47
12m滝。右手の崩壊ルンゼを登って高巻きします
2022年09月28日 11:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 11:48
高巻きしていくと自然に本流の上に出ました
2022年09月28日 12:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 12:26
高巻きしていくと自然に本流の上に出ました
2022年09月28日 12:42撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 12:42
2022年09月28日 12:42撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 12:42
2022年09月28日 12:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 12:45
2022年09月28日 12:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 12:54
水がなくなった後は泥ルンゼとなります。チェーンアイゼン必携
2022年09月28日 12:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 12:59
水がなくなった後は泥ルンゼとなります。チェーンアイゼン必携
いやー草原だ、うれしい。と思ったのでしたが…
2022年09月28日 14:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 14:35
いやー草原だ、うれしい。と思ったのでしたが…
登山道まで50mやぶ漕ぎ
2022年09月28日 14:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 14:47
登山道まで50mやぶ漕ぎ
飯豊本山が見えました
2022年09月28日 14:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 14:47
飯豊本山が見えました
あとは登山道をえっちら歩いて、地蔵岳を回って大日杉へ
2022年09月28日 15:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
9/28 15:13
あとは登山道をえっちら歩いて、地蔵岳を回って大日杉へ
撮影機器:

感想

 大日杉小屋を基点とした白川上流の沢は、飯豊の中では登りやすそうなのに全く人気がありません。記録が余りなく、ネットでは「四方沢の旅」が唯一で大変参考になります。入門編の西滝沢は過去にトレース済みなので、第2ステップとして枯松沢に行くことにしました。本来なら本流の四つ森沢に1泊で挑戦したかったのですが、こちらは上部の雪渓など若干不安要素があり先送りしました。
 朝6時20分に大日杉小屋を出発し、五段山コースを進みます。右岸の登山道から川沿いの踏み跡に入り、二つ目の小沢から本流に下りました。西滝沢、東滝沢、こぐら沢を過ぎると狭いゴルジュの奥に神滝6mです。左岸の岩壁を5mほど登り(容易)その上の急斜面を高巻いて上流に下りました。神滝に続く蔭滝、鳴滝も一気に巻きました。その後、正面に枯松沢が現れ、本流は左へ曲がります。出合いの本流は城壁のような四角い巨岩に塞がれ、隙間を落差7mの直瀑。この先入る者を拒む、といった威圧感です。
 枯松沢は白い花崗岩のゴーロが真っすぐ続きます。出合いから10分ほどで8m2条滝。左の流れは水がほとんどなく、右手は激しい流れです。真ん中の岩壁を登ろうと1段上がったものの、その上が難しくて断念。少し戻って右岸を高巻きました。右岸に葦の台地、さらに左岸に葦の台地が現れ、5mCs滝を越えると910mの屈曲点です。正面に真っすぐ直上するのは枝沢で、本流は左へ曲がります。大石のゴーロを積み上げてどんどん高度を稼いでいきます。
 7m滝で念のためロープ(容易)。3m、4mの滝や大岩の数々をぐんぐん越えて行くと、1240m付近で流れは左に曲がり黒い12m滝が立ちふさがります。直登は無理と思い、記録に従って右手の崩壊ルンゼから高巻きます。土砂が崩れやすくて登りずらい。トラバースできないままルンゼをかなり登って不安になりましたが、自然と左手の乗越しに導かれ、隣の細い沢に移り、少し登ると本流1300mに戻れました。
 その後は流れを辿って、水が枯れた後はツルツルの細いルンゼ滝が2か所。最後の5m壁は滑って滑ってどうしても登れないメンバーがいて、四苦八苦しました。チェーンアイゼン必携です。薄い藪の斜面を登って行くと広い草原に出ました。素晴らしい風景に心躍らせ、「やった!」と思ったのもつかの間、最後に登山道との間に50mほど手ごわい笹薮が待っていました。何とかかき分けて14時50分、1580m付近の登山道に出ました。地蔵岳を回って最後はヘッデン行動となり、18時に大日杉に下山しました。
 なお「四方沢」の執筆者は一昨年秋、飯豊の沢で亡くなったそうでご冥福をお祈りするとともに、貴重な沢の記録の公開維持に感謝いたします。
 

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