巻機山 米子沢
- GPS
- 08:38
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,337m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
快晴が約束された日曜日は巻機山米子沢。
沢登りは7月の赤木沢で負傷敗退して以来2か月ぶりとなる。
米子沢はスキーで行った以来の半年ぶり。沢の時期ははじめて。
巻機山は1年中楽しめる素晴らしい山だと思う。
想定どおり水量も少なめ。
入渓点付近の堰堤は林道で簡単に巻ける。
下部は滝が連続するが多段大滝以外は登れる滝が多い。水をかぶる所もほとんどない。
上部は明るいナメ沢が広がり楽しく歩ける。
ツメも薮にならず、そのまま避難小屋の水場ルートに出て終わるので楽チンだ。
確かにこれでは人気の沢になる訳だと納得した。
また雪が降ったら戻って来ようと思った。
バックカントリーをする者としては、是非行ってみたいと思っていた米子沢。
冬もまだ行っていないので、今回は冬の偵察も兼ねて行きました。
山頂に着いた頃に膝に違和感が出て、下山中にどんどん痛くなって行き、終盤では激痛になってぎりぎりで下山できた感じ。
あと1時間歩くようだったらやばかったかもしれません。
ぶつけたり捻ったりしたわけでは無いので筋力不足の可能性大。
普段のトレーニングの必要を感じました。
米子沢の感想としては、沢登りというより岩登りな感じ。
(水量や時期によって条件は変わると思いますので、あくまで今回の条件での感想)
そこそこの大きさの石が敷き詰められた川を歩く場面が多いのですが、スネから膝の高さ位の位置を乗り上げたり降りたりを繰り返すので結構疲れます。
今にして思えば、これが膝に負担をかけた一番の要因だったと思います。
滝はどれも難易度は高く無く、自分のように沢登り数回の初心者でもロープなしで登れました。
水に濡れずに登れるルートを選べば、滝では本当に全く濡れません。(水量にもよるとは思いますが)
今回滝を越えるのに肩から濡れたのは1ヶ所だけで、そこも滝を避けるルートをとれば全く濡れずに行けます。
もちろんどの滝も流れている所にがっつり入っていくルートを取れば難易度はかなり高くなると思います。
大滝だけは一瞬見ただけで登れる気がしないレベルでしたので、右岸からガッツリ高巻きましたが、懸垂が必要とかいう事はなく沢に復帰しました。
高巻きは急な斜面をトラバース気味に進む感じでしたが、木が多いので落ちる心配はほとんど無く、踏み跡もしっかりついていました。
スラブでぬめっている所は多いので、そこはもちろん注意が必要で、滑ったらかなりの距離落ちてしまいそうな場所も多々あります。
しかしそういう場所でも危険な所は避けて通れる部分がしっかりあるので、滑ったらまずい所に安易に近づかなければ全く問題はないです。
ツメは噂通りほとんどなく、あっさり登山道に出られました。
せっかくなので巻機山までピークハントしてから下山。
脱渓したあたりで膝に軽い違和感を感じたのですが、下山して行くに従って痛みが大きくなっていき、中盤ではかなりの痛さに。
体重をかけた状態で膝を曲げると激痛なので、膝を曲げる動作は無事な左足だけで行い、右足は棒状にして地面に突っ張って降りるようにして進みました。
仲間のストックを借りたりして進み、終盤では荷物をもってもらって、なんとか下山できました。
ぶつけたり捻ったりした訳では無いので、膝の関節を支える筋肉が限界を超えたのかもしれません。
回復したら筋力アップをしないとだなと思いました。
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