皇海山・庚申山・鋸山(銀山平からのオールドコース)
- GPS
- 11:44
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,900m
- 下り
- 1,898m
コースタイム
5:40 一の鳥居
6:30 庚申山荘
7:30 庚申山
9:35 鋸山
10:00 不動沢のコル
10:40 皇海山 11:00
11:25 不動沢のコル
12:00 鋸山
13:00 六林班峠
15:00 庚申山荘
15:40 一の鳥居
16:30 銀山平(無料駐車場)
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
庚申山までは注意は必要だが、比較的わかりやすい登山道。ただし鋸山までは1mを越す笹薮が 多く道がわかりにくい。 また庚申山、鋸山共に、くさり場とはしご利用の場所があり、ここはかなり体力を要する。 雨や雨上がりはスリップの危険性もあるため、非常に注意が必要である。 下山後の日帰り温泉は、「日光市温泉保養センターやしおの湯(510円)」 駐車場近くの国民宿舎かじか荘はボイラー故障で入浴できず。(事前確認したほうが良い) また、皇海山バッチは扱っていない。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
シート
膝サポータ
ストック
ライト
帽子
サングラス
救急道具 ビタミン含
ティッシュ
水1.0L
タオル
ゼリーエネルギー
スティックチョコ
カロリーメイト
おにぎり2個
フリース
ソフトアウター
手袋
万能工具
日焼け止め
リップ
ライター
iiphone+バッテリー
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感想
オールドコースの銀山平→庚申山→鋸山→皇海山を今回踏破してきたが、予想通り、かなりハードだった。
銀山平の無料駐車場に前夜2時に到着し、4:30起床。
駐車場出発は5:00。駐車場は20台程度置けるが、当日は私のみ。
前夜は小雨が降っており、最悪は撤退も想定したが、何とか晴れてくれて無事に出発することができた。
この後苦労するのだが。。
一の鳥居まで、地道をひたすら歩くことになるが、前夜の雨の影響でいたるところ川状態。
一の鳥居から庚申山荘までは旧猿田彦神社の参道として比較的整備された山道であり、歩きやすい登りが続く。
ここは庚申七滝、鏡岩、夫婦蛙岩といった渓流と巨岩があり、ハイキングには丁度いい場所かもしれない。
1時間弱で庚申山荘に着き、小休止。トイレ(バイオ)も水もある。
ここから山荘の裏山を庚申山まで登っていくが、とにかく、岩の上に登山道を無理やり刻んだ場所も多く、巨岩がオーバーハング状態で迫ってくる登山ルート。はしごとくさり場もあり、かなり恐怖心をあおられる。。
途中、見晴らしいい場所が何箇所かあり、ここからの眺めは袈裟丸山と雲海を見ることができた。
ここまで登ってきてよかったと思える瞬間だ。
秋に来ると最高の景色が見られそう。。
山荘からは、スリルを感じながら約1時間で庚申山に着いた。
が見晴らしは無く、林の中。
ただ、頂上先を少し進んだところに、これから向かう皇海山の全容が現れる。
なかなかアプローチの長い、山深い場所にある山であることがここで理解できた。
ここから鋸山までは、急な尾根の上り下りと1mを越す笹の群生の中の道なき道を進むことになる。
前夜の雨が笹に残っているため、もう靴の中は水でグチョグチョ状態。
尾根途中の薬師岳では、笹こぎの後の、鎖場と梯子連続で体力を相当消耗してしまう。
鋸山に庚申山から2時間を費やし到着。
やはりここからの皇海山の眺めが一番よい。
ここで小休止後、いざ皇海山。
ここまで、登山者にはまったく会っていなかったが、鋸山でやっと一名会うことができた。
いつもは人の多さに戸惑いぎみだったが、ここまで一人っきりで歩いてくると、実は内心ホッとした。
皇海山までは、鋸山から鎖場で降りて、不動沢のコルを過ぎて一気に登り、10:40に到着。
ここまで出発から5時間40分を要した。
ここからの帰路、ピストンルートも選択できたが、あの鋸山から先の庚申山尾根の険しさと庚申山荘
までの下りを考えると、時間はかかるが迂回ルートをとったほうが良さそうと判断し、六林班峠経由での
庚申山荘ルートを選択。
ただこのルートも険しさは無いが、笹こぎが激しく、倒木もあり体力的にはどっちもどっちのルートとなった。
道なき道にを塞ぐ、笹こぎを一時間以上続けると本当にクタクタになることがよーくわかった。
鋸山から六林班峠経由庚申山荘まで3時間をかけトラバース。
その後、一の鳥居を経て16:30に駐車場に到着。
ここまでトータル11時間30分。休憩を除いても11時間弱を歩いたことになる。
ある程度覚悟はしていたが、いやー今までの山行きで一番キツイ山旅であった。
しかし、過酷はまだこれで終わらなかった。。
グチョグチョの靴を脱ぎサンダルに履き替え、車ですぐ近くの国民宿舎かじか荘に
寄って、お風呂とバッチを購入する予定だったのだが。。
なんと! ボイラーが壊れていてお風呂が使えないとの看板(登山入浴のお客様へ、
とした結構年季が入っている看板。。)
しかも庚申山のバッチはあるが、皇海山のバッチは扱っていない。。
何でしょうねこの対応は。。お風呂もバッチもないダブルパンチにどっと疲れが。。
何とかお風呂は日光有料道路の入り口付近にある、日光市温泉保養センターやしおの湯
を探し、510円と非常にリーズナブルなつるつるお肌の温泉に入り、疲れを癒すことができた。
唯一心残りは皇海山バッチ! どこかで探さねば。。
全工程;22km(直線距離で)、所要時間;11時間30分
鋸山〜不動沢のコル間で、9時45分頃お会いした、ayamoekanoです。
わぁ〜、銀山平からの日帰り山行だったのですね!
ガイドブックでは1泊2日、累計標高差2478m、距離26.3km、コースタイム14時間10分、険しい稜線:鋸山十一峰(庚申〜鋸山)と載っています。
hitdeさん、凄いですねぇ♪
ちなみに、鋸山山頂で庚申山からの人と六林班峠からの人(庚申山荘泊(土))と会いました。
銀山平から歩かれる人はまずいないかと思っていたので、その2人が上がってきたのには驚きました。
hitdeさんとお話しすれば、良かったなぁと思います。
鋸山十一峰とか...。
コメントありがとうございます
庚申山からの尾根はアップダウンの連続と鎖場、笹漕ぎの二重苦三重苦で体力を消耗してしまいました。。
ただ唯一充実感だけがモチベーションの足しになった感じでした。
また何処の山でお会いできるといいですね。
登った日だけが唯一のお天気でしたよね
お互いスカイに登れて良かったですね。(^o^)/
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