上越・白毛門沢

2014年07月06日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.4km
• 登り: 1,035m
• 下り: 1,021m

コースタイム

/5　自宅 23:15-
/6　2:45 土合橋P(仮眠) 6:53-8:15 横向き5m滝上 8:30-9:50 20mナメ滝上 10:10-11:47 白毛門山 12:55-14:55 土合橋P　『風和の里』で入浴

天候

終日、ほぼ曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

久々の日曜登山、土合橋のPは結構混雑していた。
前日が開山祭ということもあったんでしょうか??

コース状況／危険箇所等

当たり前のように雪渓が残っていました。上流部は雪渓歩きの区間あり。
20mナメ滝から上の河原は、2月の大雪の影響か倒木だらけでした。この倒木は下流に流れないんだろうなぁ…
登山道はご存じの通りの急な道、倒木などの影響はありませんでした。
水切れはかなり上でした。
早めに下れましたが、湯テルメは混んでいるといやだったので、風和の里まで行きました。

写真

7/6 7:26

ハナゲの滝
なんでこんな名前なんだ???

7/6 7:27

全景はこんな感じ

7/6 7:36

滑床が始まります。

7/6 7:36

上越最高！

7/6 7:44

東黒沢の二俣
左が白毛門沢

7/6 8:45

イヤー出てきました。
くぐりました。

7/6 8:48

崩壊したブリッジ
人の背丈よりはるかにでかいです。

7/6 8:49

上流側から見ました。

7/6 8:52

上部が悪いと記録にある8m
右壁から登りました。
靴の性能で登らせてもらいました。

7/6 9:06

タラタラノセン

7/6 9:07

一段登るとこんな感じ

7/6 9:31

落口に大岩のある20mナメ
晴れていれば最高でした。

7/6 9:32

癒される流

7/6 9:51

倒木帯です。すごい量でした。
今年2月の雪の影響でしょうか?
以前はもっとスッキリ

7/6 10:21

もうこれは上を行くしかない。

7/6 10:27

これも上を歩きましたが、沢に戻るところから覗くと結構薄かった。

ジジ岩と雪渓
結構急です。草付きバイル持ってきて正解

7/6 11:10

もうこのスラブ帯を登れば頂上です。
ぐいぐいです。気持ちいぃー!!
この沢は藪なし、頂上にひょっこり出てくるのがいいんです。

7/6 11:11

下を振り返る。遥か下に土合駅が見えます。

7/6 11:54

頂上から一ノ倉方面
あっちは混んでるんだろうな。

7/6 11:55

もういっちょ一ノ倉

7/6 12:23

朝日だけ方面です。
行こうと思っていましたが、折れました。

7/6 12:40

これから下山です。
この下りがねぇ…

撮影機器：

AQUOS PHONE sv SH-10D docomo シャープ

感想

kakichoco

　今年は例年より沢への始動が早かったので、いつもなら奥秩父で沢トレしているところが、早くすっきりした沢に登りたいという欲求に勝てず、上越に来てしまった。
　残雪の影響が一番少ないのではと考え、白毛門沢を選択。ただここは下りが…朝日岳やこの周辺の沢には登りたい。しかしあの下りを考えてしまうと、つい敬遠してしまう。ただ考えすぎて『どこにもいかない』ということは避けたかったので、天気も持ちそうだし行ってみることにする。
　
　土合に着くと駅周辺で炎が見え隠れする。まさか炎上中!?と思っていると、土曜日が谷川岳開山祭だったそうで、こうやって夜中の3時近くでも盛り上げている感じがすごい。土合橋Pは結構車が停まっている。朝起きるとさらに車が増えていたが、おおよその人がロープウェー方面に歩いてゆく。
　白毛門沢は東黒沢左岸の踏み跡を進み、堰堤上から入渓。水量は多くない。すぐに残雪が出てくる。先が思いやられる。ハナゲノ滝を右岸がら水線通しで登る。この滝はいつ来ても素晴らしい。
　二俣を8:40に通過、小滝をこなしてゆくと樋状の先にある5m位の滝が越えられそうになく、右岸から巻こうと試みるものの意外に不安定そう。左岸へ水流をまたいで取り付き、巻き気味にクリア。この上で休憩する。

　出発後すぐにSB登場。手前は潜り、奥は崩壊していたので脇を進む。その後滑滝が続くと8mと思われる滝が出てくる。ステルスはすごい。左岸を直登。その後タラタラノセンに出る。巻き道の入口の黄色テープが巻いてある。高巻きに入らず、瀑水中の左上バンドに乗りたかったがシュリンゲがかかっているものの無理と判断。一段目を登り二段目の右岸ルンゼから登って、流れを2本トラバりタラタラ上に出る。

　20mナメ滝は晴れていれば最高。ナメの解放感がたまらない。落口に大岩が鎮座し、岩を通過すると河原状だが倒木で結構荒れていた。自然の猛威はすごい。ここで休んでいるときに遥か上部にSBが…一つ雪渓をくぐった後、次の長い急な雪渓は上を歩いてこなす。草付きバイル持ってきてよかった。雪渓周辺は『火サス』の死体発見シーンのごとくモウモウともやが出ていた。
　雪渓をドキドキしながらこなすと、ラストのスラブを残すのみとなった。ぐいぐい登れて気分は最高。すごい解放感、かなり上まで水があった。藪と言えないような藪を抜けると頂上だ。雲が多いものの一ノ倉が見える。湯檜曽本谷方面の支流は雪渓だらけだ。こちらを選択して正解か??

　頂上はかなり混んでいた。高齢者団体登山に物申すという感じだ。登山道ぐらい開けて休んで会話しろという感じだ。朝日岳まで行こうと思っていたが、気持ちが切れた。先々週下山が8時間だったので急な下り2時間は許容だと自分に言い聞かせ、曇っても来たので下山開始。この下山でもまるっきり道幅のないところで気分を害することが…
　防暑たれみたいなものをして歩いている人は、もう少し周囲を気にして歩くべきではないか?
　愚痴を言っても仕方ないが、土日に山に来た自分が悪いと言い聞かせるしかないか?　沢自体は最高だったのに…
　風呂は風和の里で済ませました。来週は台風増水で沢は無理かな??

コメント

Kagero

もの申す
ごめん
笠ヶ岳方面から下って来る人影なし
下から登って来る人なし。
我々の貸し切りだ〜
と思ったら、沢から登って来るとは??

リーダーを引っ張り出して下さいよ

kakichoco

Re: もの申す
リーダーはやる気がないようです…
誘っても断られるので、一人で行ってます
10月は関東沢〜大深沢行きたいです。

毎週行っててガソリン大変ではないですか!?

Kagero

Re[2]: もの申す
10月禁漁だね
紅葉も最高・楽しんで来て下さい。
と言いたいが、聞き捨てならぬ
おいらも行くぜよ　大深山荘

尾瀬・谷川行ったつもりの丹沢ですので
何とかもっています

kakichoco

Re[3]: もの申す
えっ 驚きの発言!!
ラストの藪なしルート発見ですよ!!
ぜひ行きましょう