記録ID: 4752366
全員に公開
アルパインクライミング
北陸
明星山南壁 フリースピリッツ
2022年10月01日(土) 〜
2022年10月02日(日)
harutaro2015
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:43
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 1,797m
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| 天候 | 10/1(土) 快晴 (現地まで移動＋偵察) 10/2(日) 快晴 (登攀＋帰宅) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス | 新幹線＋レンタカーで移動 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●駐車場 トイレも水道も使えました。 トポにある売店は営業してなかったです。 ● 取り付きまでのアプローチ わりと明瞭。でも暗いと怖いかな。 明るくなってから行動しました。 ●フリースピリッツ 5.9/15P?/NP&BP 4級上 トポは「改訂 日本の岩場 上」を参考にしています。 1P: 小垂壁を越えつつバンドを左上 草付きのトラバース。朝露に濡れてて怖い。 途中で錆びたリングボルトの終了点あり。 2P： 1P目の終了点から目の前の垂壁をひと登りしてトラバース。 3P： スラブから真上のフレーク 直上するだけ。 4P： クラックからスラブを下りトラバース 少し直上から、つるっとしたスラブの頭を右にトラバースして、ランぺに乗ったら更に右上する。 トラバースに入るところにはリングボルトが縦に並んでいるがそこを上に登らず右下へトラバースすると良い。 5P： 垂壁下のクラックを左上 梅干し岩の下まで左トラバース 6P： 梅干し岩を越え右に下りトラバース 梅干し岩の辺りを少しだけ登って右へトラバース。 最初の直上するとこにハーケンあり。 トラバースはプロプロテクションになり怖い。 特にトラバース出口でクライムダウンがなかなかしびれる。 7P： 垂壁からカンテを右に越えやさしいフェース カンテをのっこすところが何か気持ち悪かった。 8P： ハングの切れ目の凹角〜緩傾斜のフェース 草付きのフェースに入ってからは浮石多数かつプロテクション取りにくい。 9P： ハング帯を左のカンテ裏のクラックから越し、緩傾斜帯へ クラックがワイド気味で結構怖かった。 10P： ガレ場から一段上のテラスへ 中央バンドを歩いて通過。浮石と細かい砂利が堆積しており神経使う。 終了点は灌木で作った。 11P：右上ランぺ せっせと右上目指して上がっていく。 先行リードがいないと結構不鮮明かもしれない。 終了点はきれいなペツルのリング付き終了点。 12P：カンテ右の垂壁〜バンドを右上 真っすぐ登ると現れるペツルの終了点をスルーして、パノラマトラバース入り口まで登る。 13P：バンドをトラバース いわゆるパノラマトラバース 梅干し岩周りのトラバースの方が怖い。 14P： 凹状の垂壁から凹角を越え、緩傾斜帯へ 最初の垂壁は結構悪い&浮いた岩がが結構あるので要注意。 緩傾斜に入った後は灌木でプロテクションを取った。 どこまで行けばよく分からず、足場の良いとこで灌木使って終了点とした。 15＆16P： トポでは50m(�教�)となっているがよく分からず… 途中1回ピッチを切って、スカイラインを目指して登った。 運よく丁度西面下降路の入り口に着いた。 ●下降路 歩きだが傾斜が強く、ザレ、泥など悪い道。落石にも注意が必要。 Fixロープやピンクテープに導かれて降りれるが、途中テープがなくなってたりするので迷子になりやすい。というか迷った。 水道管で対岸に渡るのは気が引けたので橋まで歩きました。 ただ橋がちょっと傾いてて怖かった笑 |
写真
初日。明星山全景。
ヒスイ峡の駐車場へ向かう道で見えた。
手前が高浪の池キャンプ場。
ヒスイ峡の駐車場へ向かう道で見えた。
手前が高浪の池キャンプ場。
取り付きから壁を見上げる。明日は頑張るぞと。
引きあげて翌日に向けて早めの就寝。
引きあげて翌日に向けて早めの就寝。
1P目の終了点から取り付きを見下ろす。
次のパーティも取り付きで準備中。
今日はこの2組だけだったみたいです。
次のパーティも取り付きで準備中。
今日はこの2組だけだったみたいです。
またルートミス。まっすぐ登りすぎて脆いゾーンに入り込んでしまった。で、案の定ホールド壊れて盛大に大フォール。あほか。この失敗で1.5hも浪費してしまった。。。
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またルートミス。まっすぐ登りすぎて脆いゾーンに入り込んでしまった。で、案の定ホールド壊れて盛大に大フォール。あほか。
この失敗で1.5hも浪費してしまった。。。
この失敗で1.5hも浪費してしまった。。。
本当は写真左下のツルッとしたスラブのとこで右へトラバースだった。多分同様に迷いこんだ人が撃ち込んだであろうハーケンやら、残置スリングやら多数・・・懸垂で3p目の終了点まで降りてやり直し。
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本当は写真左下のツルッとしたスラブのとこで右へトラバースだった。多分同様に迷いこんだ人が撃ち込んだであろうハーケンやら、残置スリングやら多数・・・懸垂で3p目の終了点まで降りてやり直し。
やっと対岸の道と同じか少し低いくらいの高さまで登ってきた。観光客が道路からこっちを見て何か叫んでたけど聞き取れなかった。
6P目。梅干し岩あたりを左へ巻き気味に少し上に登ってから右トラバース＋ちょいクライムダウン。結構怖かった。
7p目は終了点目の前の垂壁からカンテを超えてスラブへ。
カンテに出るとこがやらしかった。
カンテに出るとこがやらしかった。
8P目は写真撮り忘れて…9P目。
ワイド気味のクラックが少し難しい。
青いロープの流れがワイドクラックへのルート。
ワイド気味のクラックが少し難しい。
青いロープの流れがワイドクラックへのルート。
10P目は中央バンドを渡って一段上のちょいザレたテラスへ。ほぼ歩きだけどスタカットで前進。この時点で12時回ってしまった。序盤の失態が悔やまれる・・・
10P目は中央バンドを渡って一段上のちょいザレたテラスへ。
ほぼ歩きだけどスタカットで前進。この時点で12時回ってしまった。序盤の失態が悔やまれる・・・
ほぼ歩きだけどスタカットで前進。この時点で12時回ってしまった。序盤の失態が悔やまれる・・・
11P目。ランペを右上してペツルの終了点へ。
プロテクションの間隔が広くフォローでも結構緊張した。
プロテクションの間隔が広くフォローでも結構緊張した。
12P目。直上からほんのり左上して、途中のペツルの終了点はスルーしてもう一段上のパノラマトラバース入口まで。
14P目。真っ直ぐ登って潅木地帯まで。最初の垂壁の中に浮いたホールド多数あるので注意。
フォールラインにビレイヤが位置することになるので慎重に。
終了点見つけられず木でビレイ。
14P目。真っ直ぐ登って潅木地帯まで。
最初の垂壁の中に浮いたホールド多数あるので注意。
フォールラインにビレイヤが位置することになるので慎重に。
終了点見つけられず木でビレイ。
最初の垂壁の中に浮いたホールド多数あるので注意。
フォールラインにビレイヤが位置することになるので慎重に。
終了点見つけられず木でビレイ。
16P目。ほぼ歩きのような感じでスカイラインまで登る。
念の為最後までスタカット。
念の為最後までスタカット。
適当に登ったら運良く下降路への入口手前に到着！
これでクライミングは終了！
ここから西面に回り込んで下降路へ。
これでクライミングは終了！
ここから西面に回り込んで下降路へ。
西面に回り込んだら少しトラバースして下降していく。トラバースの終わり辺りでギアとロープは撤収。少し下降したとこにある、ピンクテープのついた松の木が下降路の目印。
西面に回り込んだら少しトラバースして下降していく。トラバースの終わり辺りでギアとロープは撤収。少し下降したとこにある、ピンクテープのついた松の木が下降路の目印。
歩いて降りれるが結構な急斜面＆ザレてたり泥だったりで神経使う。そして不明瞭…fixロープ辿ったり、ピンクテープを頑張って探すしかない。
駐車場まで歩きながらずっと南壁眺めてた。
アスファルトの道は遠回りなので川沿いの遊歩道歩くと楽です。
アスファルトの道は遠回りなので川沿いの遊歩道歩くと楽です。
装備
| 共同装備 |
ダブルロープ 60m
ヌンチャクx8
アルヌンx8
カム#0.3〜#3
スリングいっぱい。
|
|---|
感想
以前から行きたかった明星山のクラシックルート。
序盤にやらかし倒してかなり時間を食ってしまい、駐車場着が日没ぎりぎりになってしまった。
もう少し冷静に行動できたらよかったな。。。
やらかし��
「1P目と2P目つないで登りますね！」と言いつつ、1P目の終了点で切ってしまった。
途中に終了点らしきものが1つあって、勘違いしちゃった。
やらかし��
3P目で直上するべきところで、右側に見えた残置ハーケンに誘われて右へ・・・
実際には真っすぐ登ればすぐにハーケン複数あった。
やらかし��
4P目で右へトラバースすべきところでそのまま直上。
見るからに脆いゾーンに入ってしまった。
やらかし��
上述の脆いゾーンであるが、残置ハーケンやスリングがあり、ルートあってると誤認。
しかし、さらに登ると明らかに様子がおかしい。
と思ってる間に、持ってたホールドが壊れてフォール。
テイスティングしてたけど脆いものは脆い。
手でたたくのと体重がかかるのではやはり違うか・・・そらそうだ。
無傷で済んだが、メンタルダメージ絶大。軽くトラウマ。
これらのミス連発で4P目の終了点に辿り着いたときには3時間以上かかっていた。
後続のパーティにも迷惑をかけてしまい、、、心は反省と敗北感でいっぱいでした。
それでも相棒に鼓舞されつつトップアウトして、無事に降りてこれた。
序盤心が折れそうになってた割に、降りてきた後の写真はニコニコしてた。
我ながら簡単なやつだなぁ。。。次回はもう少しうまくやれるように頑張ろう。
以上
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