釜滝の水量見てビビってカナビキ尾根に転進


- GPS
- 11:25
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,616m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 11:24
天候 | 曇り時々晴れのち曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
それに対して村役場駐車場は登山者のためと思われる立派なトイレも有り、道の駅よりは照明も少なめで車の出入りも少ないので今回はこちらを利用させてもらった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
双門コースのレポで時々見る、行けるかどうかは釜滝の水量で決めるという話。 今回自分は水量多めで沢靴など持たない登山靴だけでは相当苦戦するかと判断し、単独であることや狭く慣れない車中泊で睡眠不足であることも鑑みて入らないことにしたが、実際この水量はどんなものなのか知りたいところ。 |
写真
2〜3時間ウトウトしてもうこれ以上寝れないと5時過ぎに起き、おにぎり食べて6時過ぎには久しぶりの熊渡に移動。
先着の車が1台だけ。
白川八丁、伏流地帯が終わって流れが現れても結構どこでも歩けるような話だったが、幾つかある徒渉点らしきところも登山靴では簡単には渡れないくらい水が流れてる。
そしてこの先を右に曲がれば釜滝というあたりでもうすでにゴウゴウと滝音が。
双門コースは後半河原歩きになった時に水量多いと登山靴では流れの中滑る岩の上を飛び移るしかなくなって徒渉困難で危険になるとのことだったし、実際これが水量多い状態なのかどうかもよくは分からないが、初めてで一人であること、寝不足の上に登山靴であること、いくつか拝見した成功レポでの釜滝写真より水量多く思われ、不安を感じてしまったこと等理由に断念。
実際これは水量としてどうなのか、少なくはないと思うが、例えば沢靴ならいけるが登山靴では初めてならやめた方がいいのか、詳しい方に教わりたいところ。
ここら辺の岩はまだ滑るもの滑らないものあると思うが、それでも登山靴でそう簡単に飛ぶ気にはなれない。
その上水の透明度が高すぎ、浅いと思って飛んでみたら実は足首くらい深さがあって靴少し浸水。
もう一台熊渡に車駐めておられた方が後から来られてすれ違い、話したら釜滝の写真を撮りに来られたとのこと。
しっかり膝下までの長靴を履いておられた。
これはカナビキ尾根までの林道終点登山道取り付き。
倒木が何本かあって座って休憩するにはいいところなのでいつも通りここで飯。
この時点では時々晴れ間もあって少し紅葉が始まったらしきブナの疎林が美しい。
下からは車が湯又まで入れないから無理なので行くとすればここから。
以前雪の中このへんでお会いした方にそんな話をしたら胸までのラッセルではと恐ろしい事を。
iPhoneのカメラが勝手に補正するせいか結構クッキリ見えるがもっと白っぽく煙る中、あとは一気に熊渡まで駆け下りるためにまた倒木に腰掛けて最後の休憩。
この道はそもそもは陽の短い積雪期、川合からよりだいぶ距離短く出来るので使われ出した冬道という話を見たことがあり、実際自分もスノーシューで尾根通しに少しジグザグ付けて上り下りしたこともあるが、夏道まで付けられてるのは今では通年よく使われるようになった証拠だろうか。
写真では補正かかってまだ明るく見えるが、このあたりではもうだいぶ暗く、植林帯の中では陽が沈んでいく西以外の方向向いてる時はもう足下がよく見えず、木の根の高さが分からず引っかかりそうで危ないので何度もヘッ電出そうか考えたが、もう後少しと分かっているので出す時間も惜しんで飛ばした。
あとはこの明るさが残っているうちに車まで戻ろうとまだ急ぐ中、下り方向から見た崩落現場が思った以上に上から全面的だったのがよく分かってびっくり。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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---|
感想
ずっと行きたかった弥山川双門コース。
台風などで天気が不安定だった今年、やっと晴れ間が数日続いたのでこれはきっと水量減って登山靴でも行けるかと、狭い車で慣れず眠れない車中泊までして行ってみればなんか思ってたのと様子が違う。
白川八丁では伏流が終わって水が流れ出してすぐ、このあたりもテープ見つけて幾つかの徒渉も難なくこなせる場所なのかと思ってたらさにあらず、結構水深あって登山靴では距離や傾斜のあるよく滑ると書かれている石の上飛ぶしかなく、徒渉点探しに右往左往させられ、おまけに水の透明度高くてあそこは浅そうと飛んでみれば足首越える水の中に着水。
こんな事でコース後半の河原歩き地帯での徒渉出来るのか不安になりながら進んでいくとなんかゴーゴーと滝音が。
左岸に赤矢印のある大岩を回り込むとよく成功レポでの写真で見ていた釜滝とはちょっと違う光景が。
まず釜滝はその後ろにもう一段相当落差のある滝があり、そこから大量の水が降ってゴーゴーと音がし、下の釜滝そもののも水量少ないと説明されてる写真で見たより少なくとも倍以上流れてる。
ここ数日降っていないと思い込んで来たので理由が分からず行けるのかどうか混乱した。
もしかしたらこれは少々多い程度で、沢靴であれば余裕で行けたりしたのかもしれないが、初めてで登山靴ではどうなのか、幾つかのレポで釜滝の水量見て決めるとあったのも思いだし、やはりこれは睡眠不足で一人で行っては危ないかと、いったん水量多いと思ってしまってからはもう不安が大きくなってしまい、今回はやめることに。
その後はせっかく来たのでカナビキ尾根からの一般的周回コースに転進。
昼から急に天気が崩れ、山は雲に覆われ周りは白くなり、小雨もパラついてきたのを見て、もし行ってたら足の遅い自分ではまだまだ谷の中だったと思うとやはり今回は諦めてよかったと思った。
しかしもう陽も短くなってきたので今年自分が安心して行けるチャンスはあるのかどうか。
そしてまた沢靴買おうかどうか悩むことに。
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