毛（木）のある毛無山

2022年10月01日(土) [日帰り]

• GPS: 10:02
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,334m
• 下り: 1,333m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:46
• 休憩: 0:13
• 合計: 9:59

5:37 毛無山駐車場
5:51 5:53 地蔵峠・毛無山分岐点
6:30 6:31 不動の滝見晴台
7:32 7:34 毛無山五合目
8:44 8:46 富士山展望台
8:56 8:56 地蔵峠・毛無山尾根道出合
9:14 9:16 毛無山（天子山地）
9:29 9:30 毛無山
9:40 9:41 大見岳
11:00 11:01 タカデッキ
11:39 11:39 雨ヶ岳
12:49 12:49 端足峠
13:17 13:18 石割峠・A沢貯水池分岐
15:26 15:26 麓 トイレ
15:34 15:34 毛無山駐車場
15:36 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

毛無山麓登山口駐車場に深夜到着。トイレは1キロほど離れています。出発まで誰も来ず。帰ってきたときは出口を少し塞ぐような駐車もあったので、満車だったのかもしれません。

コース状況／危険箇所等

毛無山への登山道は急登ですが、整備されています。毛無山から雨ヶ岳も時々道が笹に埋もれることがありますが問題ありません。雨ヶ岳から端足峠へは急傾斜ですが道は整備されています。端足峠からはあまり人が通らないようで、枝や倒木が多く歩きにくい場所が多いです。特に傾斜が緩くなったあと、倒木・枝に覆われていたり浮石の多い河原のような道だったりして、進行にてこずるところがありました。東海自然歩道も草に覆われていたり牧場の電柵が近かったりかなりワイルドでした。

写真

10/1 5:24

おはようございます！日の出もだいぶ遅くなりましたね。一番乗りです。

10/1 5:33

左の小箱に封筒とペンが入っていますので、車のナンバーを書き500円を入れて右側の口に押し込み駐車手続き完了。帰りにワイパーに封筒に領収印を押して挟んでもらえます。

10/1 5:34

車はここまで。

10/1 5:35

すぐ先に麓宮というお社。

10/1 5:36

こじんまりとしています。

10/1 5:37

そのすぐ脇に「金山跡」とな。

10/1 5:37

破砕機とのことですが、江戸時代とかではなさそう。近年まで採掘していたんでしょうかね。

10/1 5:40

少し林道歩きがあります。

10/1 5:43

沢がすぐ脇を流れています。

10/1 5:43

稜線がモルゲンロート！？

10/1 5:44

さて、ここから本格的な登山道。ちょうど良い足慣らしでした。

10/1 5:45

沢の徒渉が一応ありますが、水の色からすると雨のあとだけ流れるのでしょうかね。コケが生えてません。

10/1 5:47

ここからどんどん標高を稼いでいきます。

10/1 5:49

地蔵峠方面との分かれ道。

10/1 5:52

木の間越しにやっと富士山が見えてきました。力が出る！

10/1 6:01

一合目標識。九合目まで真面目にあります。

10/1 6:06

ここからはまだ日の出になりません。

10/1 6:07

はさみ岩とな。

10/1 6:08

確かに岩に挟まれます。

10/1 6:13

ちょうど富士山が見えるところでご来光！今日一日よろしく！

10/1 6:16

麓のキャンプ場。大盛況です。

10/1 6:18

このあたりナラ枯れが激しいです。カシノナガキクイムシの食い跡。

10/1 6:08

上を見上げると枯れてます。大きなミズナラはほぼ全滅か。悲しいです。

10/1 6:19

稜線がきれいに見えてきました。毛無山のくせに木がふさふさじゃん。

10/1 6:26

不動滝が見えます。見える部分で2段に分かれ結構な高さ。

10/1 6:27

間の滝壺。

10/1 6:46

結構こういう小さな岩登りがあります。

10/1 7:07

ミズナラのまだ青い実が落ちています。ナラ枯れのせいでしょうか。そういえば御岳山あたりでも沢山若い実が落ちていたな。

10/1 7:08

途中のヘリポートで一休み。

10/1 7:24

妙に小ぶりなトリカブトの仲間

10/1 7:30

五合目とうちゃこ

10/1 7:31

時代を感じさせる看板。

10/1 7:34

これは正常な落果でしょうか。

10/1 8:16

すこし立派なトリカブト。

10/1 8:18

これは何の花でしょう。キク科ですよね・・

10/1 8:37

高度が上がると葉もだいぶ色づいてきます。

10/1 8:39

ご褒美の展望台。きれいに見渡せます。

10/1 8:40

駿河湾と伊豆半島。

10/1 8:50

稜線に到着しました。頂上まではあと一踏ん張り。

10/1 8:53

ドウダンツツジの仲間は早くも紅葉見頃！

10/1 8:55

ほんのり紅葉ですね。

10/1 8:57

ツツジは早い。

10/1 9:01

イノシシのヌタバですかね。稜線上に何カ所かありました。

10/1 9:04

毛無山頂上とうちゃこ！

10/1 9:06

毛(木)が一杯生えてますね。

10/1 9:14

でも東側は見晴らせる場所があります。

10/1 9:16

南方向。初秋のたたずまい。

10/1 9:19

南南西方向。奥三河の山地でしょうか。

10/1 9:23

北へ向かいます。緩やかなアップダウン。

10/1 9:27

この山地最高地点付近。この岩が最高点かなあ。森の中です。

10/1 9:39

ダケカンバとナナカマドがきれい！

10/1 10:34

富士山にちょびっと雲が出てきました。

10/1 10:41

タカデッキの手前でやっと西側が望めました。

10/1 10:42

少し位置を変えると南アルプスが何とか全部望めます。

10/1 10:42

北岳！

10/1 10:42

間ノ岳と農鳥岳。

10/1 10:43

塩見岳と仲間たち。

10/1 10:43

赤石・荒川。

10/1 10:43

聖岳ちらり

10/1 10:48

タカデッキから毛無山を望む。

10/1 10:56

富士市と伊豆半島。

10/1 11:20

このあたりからブナが目立ちます。

10/1 11:34

いい感じの雲が出てきました。

10/1 11:37

雨ヶ岳とうちゃこ。

10/1 11:44

西湖がちらり。

10/1 12:02

ブナの純林ですね。美しい斜面です。

10/1 12:03

力強い枝。

10/1 12:06

本栖湖の青が強烈です。でも見渡せる場所はありません。

10/1 12:09

ブナも紅葉が始まりました。盛期はきれいだろうなあ。

10/1 12:28

竜ヶ岳が見えてきました。だいぶ低いんですね。

10/1 12:38

やっと八ヶ岳が見えました。

10/1 12:40

先週行った金峰山。

10/1 12:46

端足峠の分岐です。富士山もちらり。ここから先下る方向はあまり行く人が少ないようで荒れ気味です。

10/1 12:48

このあたりはクマザサががんばってます。

10/1 12:56

少し下ると植林地帯。

10/1 13:14

東海自然歩道まで降りてきました。ここからは道も整備されているんだろうな、と思いきや・・

10/1 13:18

すごいことになっています。台風14号のせいですかね。申し訳ありませんが、まだ先が長いのでこれを除去する余力はありません・・

10/1 13:24

ほとんど河原のような道。浮き石一杯で歩きづらい。

10/1 13:22

ちいさな徒渉があります。

10/1 13:35

下界に降りてきました。富士山には雲が。

10/1 13:36

道、見えないんですけど・・

10/1 13:38

ススキをかき分けて進みます。

10/1 13:44

忽然ときれいな公衆トイレ。

10/1 13:45

貯水池の角を右に進みます。日差しが眩しい。

10/1 13:51

アオバトの羽根でしょうか。きれいだなあ。

10/1 14:26

ダイコン畑の脇を通ったりします。

10/1 14:30

整備していただいているのでしょうが、ちょっと歩きにくい。

10/1 14:34

このあたりは大雨の時は水没するようです。どこが道やら・・

10/1 14:38

湿地帯を抜けました。

10/1 14:46

キャンプ場。確かに富士山を眺めながらのキャンプは気持ちいいでしょうね。立派なテントが沢山。

10/1 14:51

牧場の脇を抜けていきます。電柵がすぐ脇なのでちょっと気を遣います。雨で濡れていたりしたらストックで通電するだろうなあ。

10/1 14:56

パラグライダーが沢山気持ちよさげに飛んでいます。

10/1 14:59

一部森の中を通過します。

10/1 15:07

あそこを登ったんだなあ・・

10/1 15:10

牛もおやつの時間か

10/1 15:17

ふもとっぱらのキャンプ場。超満員。密なキャンプ場になっております。ここから駐車場はすぐです。本日もお疲れ様でした。

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III Premium Kit ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

非常食 地図（地形図） コンパス 笛 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ツェルト

感想

rinchoku

　まだ紅葉には早いので、見晴らしの良いところに行こう、ということでここに決めました。名前から想像するに頂上付近は木が少なく見晴らしが良いのだろうと勝手に決めていたのですが、西や北側の眺望はあまり得られませんでした。しかし、富士山は昼頃まではご機嫌が麗しく、美しい姿を見せてくれました。

　タカデッキあたりで引き返すことも考えたのですが、同じところを戻るのもつまらないので端足峠経由で周回することにしました。端足峠から先はあまり通る人もいないのか（実際誰にも会わなかった）道は荒れ気味で通行止めとなっているところもありました。まあ、でも静かな野道をのんびり歩けたので良しとしましょう。

　しかしナラ枯れは深刻ですね。毛無山南東斜面の大きめのミズナラ・クリにはほとんどキクイムシが入っているようでした。100％枯れるわけでは無いそうですが、だいぶ風景が変わりそうです。