和久土也山（孫黒檜）界隈を歩く

2022年10月08日(土) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 4.0km
• 登り: 375m
• 下り: 376m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:22

7:48 ヒカリゴケ駐車場
8:40 8:51 和久土也山
9:07 9:11 送電線鉄塔
9:30 9:30 林道終点
11:10 ヒカリゴケ駐車場

天候

曇りときどき晴れ　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヒカリゴケ駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

一部踏み跡らしきものはあるが完全バリです
巡視路も不明瞭な箇所あり

途中からスマホのGPSが不調で後半のログが飛んでます

写真

ヒカリゴケ駐車場　
黒檜山登山口あたりは朝から混雑していたけどここは車の気配もなく静かなもんです

駐車場の反対側、沢の左斜面を登ります

ひと登りで稜線　
コンデジが不具合でこの後しばらくシャッターきかず

で、いきなり和久土也山山頂　
山頂でカメラをいじっていたら復調しました

三等三角点　点名は二本楢　
和久土也山、鷹ノ巣山などとも呼ばれているようですが、孫黒檜は後付け名ではないかな

孫黒檜の標識の位置が変わってました　
和久土也山のプレートも取り付けられれます　
それなりに来る人はいるみたい

小休止して北に下ります

急斜面を下る相方　　
今日はヤブを覚悟してヤブ漕ぎ仕様のフル装備

北の肩に立つ大鉄塔　

お約束のアングル

鉄塔下から山頂を振り返る

西に続く送電線の先には昨年キノコに夢中になってルートミスした船ヶ鼻山

北東には特徴的な山容の皇海山

錫ヶ岳　
その後ろに日光白根が見えるはずだけど曇って見えません

谷川連峰も雲の中　
あの雲だと谷川岳は悪天候だろう

ここから巡視路を下ります

岩を這うように伸びている木

巡視路は落ち葉に隠れたりして不明瞭な場所が多い

ミズナラに飲み込まれようとしている標識

ここから巡視路は尾根を外れて東に下って行きます　
2年前に来たときは尾根を直進しました

こちらは2年前に下った方向　

こちらは巡視路　
おそらく地形図にある林道に通じているはず

巡視路に間違いないようです

こんなイワイワした場所もある

何か、向こうが明るくなってきたぞ

予想通り林道終点に出ました

テン場に良さそうな広場になってます

クリの大木にペンキマーク　
ほー　と読めるけど何だろう？

こちらにもあります　
ほー　ではなく、ほ1　のようです　

クリの木が多くて林道上はクリの実のトゲトゲだらけ　
今年はクマさんも喜ぶ大豊作のようです　

車の気配のない林道を淡々と歩く

正面に和久土也山ピーク

カーブミラーで自撮りしてみました

植林されたカラマツが色づき始めてますね　　　
この辺から右手の山に入ります

作業道跡があったのでこれを南に辿ります　
奥に見えてる低くなったところがヒカリゴケ駐車場との鞍部になるはず

植林帯と自然林との境界　
植林帯はヤブ気味なので下草の少ない自然林の中を登ります

いい感じの自然林

カリガネソウがまだ咲いてました　
最後の一輪です

踏み跡にも見えるけどケモノ道だな

登り切って鞍部に出ました

あとは小尾根を下って行きます

この窪み方は古い道の跡っぽい

【閲覧注意】
クマさんのものかと思ったが、コロコロした感じはイノシシの落とし物のようです　
まだホカホカ状態だったので近くにいると思います

こちらはクマさんの仕業か？　モミの木の樹液が垂れてますね
クマは針葉樹の樹皮をはいで樹液を舐めることがあるそうな

クマさんの爪痕っぽい

そのまま尾根を下る

道路が見えたぞ〜

振り返って山に一礼　

今日も怪我無く無事帰還(^O^)

で、しっかりキノコレコも実施しましたが、全般的にキノコの出は良くありませんでした　
これはジコボウ（ハナイグチ）

アカモミタケ

どでかいマスタケ　
もう固くなっててパス

オシロイシメジはどこでも見かける

クリフウセンタケはもう傷みはじめてました

サンゴハリタケも傷んでました

本日いちばんの発見はヤマブシタケ　
なかなか出会えません

最後はベストな形のヤマブシタケ　
図鑑に載せてもいいような色形ですな

下から撮ってみました　
たくさんの白い針の感じがいいね

感想

こたっきー

和久土也山（孫黒檜）はマイナーな山だが好きな場所で、黒檜山からヤブ漕ぎ縦走したりして何度か訪れている。
最近はヤマレコほかネット上でも山行記録をポチポチ見かけるようになり、少ないながらも訪れる人はそれなりにいて、そのレコを見ると標識の位置が変わったり新たに付けられたりしているようです。
そこでまた行ってみる気になったのだが、この山の北の肩に立っている大鉄塔から巡視路を少し辿ったことがあり、その巡視路が予想した場所に繋がっているかも気になっていたので、この確認も合わせて出かけてきました。もちろんこの時期必須のキノコレコも欠かせないところです。

で、山頂は標識の位置が少し変わっただけで静かな雰囲気はそのまま。ここの山名を巡っては色々あるようだけど、山名なんか関係なしに相変わらず自分的には落ち着く場所でした。
巡視路も予想していた林道にしっかり繋がっていて、こういうのも自分にとってはバリ山行の楽しみのひとつです。
キノコのほうは不作じゃないかと思うくらい出ていなくて、あっても数本がポツポツ程度。カメラ不調もあって写真は少ないですが、そんな中でレアキノコのヤマブシタケに出会えたのはラッキー。本日いちばんの収穫で、もちろん頂いて帰りました。

午前中だけのショートバリ山行でしたが、なかなか面白く歩けました。
途中でスマホのGPS機能が不調で頼りにならず、あとは地形図コンパス頼み。近年はバリでもGPSなどのハイテク依存になりがちでしたが、地図読みの基本は大切だとあらためて感じた次第であります。

コメント

clear-sky

kotakkyさん、こんばんは☆
孫黒檜の和久土也山、知らなかったです。
赤城界隈も、これから樹々の色づきが進んでいくのが楽しみですね〜♪
そしてそして、ヤマブシタケ！
初めて見ましたが、こんなきのこもあるのですね！
山でヤマブシタケを見つけることができたら、
めちゃめちゃ観察しちゃうだろうなー笑
とても綺麗で面白いきのこ、やっぱりきのこは奥が深い。。。
玉原のレコも拝見させていただきました(´ー｀)
きのこの興味は尽きませんが、やはりきのこは難しいです。
こたっきーさんのレコで、これからも楽しませていただきます♪

こたっきー

クリスカさん　おはようございます。
足を痛めてたんですね。無事回復されているようで何よりです。

この時期の山歩きは紅葉よりキノコがメインなんですが、この日はそのキノコがほとんど出てなくて意気消沈気味で歩いていたところ、ヤマブシタケが救ってくれました。
ヤマブシタケは年に一度出会えるかどうかのレアキノコで、それが３個体も見つかりホントにラッキーでした。あの白い姿がとてもきれいで好きなキノコのひとつです。食べても天ぷら、煮物、汁物など何でも合い美味しいです。

キノコは長年付き合ってもわからないことだらけで、本当に奥が深いです。のめり込むとどんどん深みにはまっていってしまいますね。
私ももういい年なので、怪我をしないようほどほどにキノコ探索を続けて行こうと思っているところです。

コメントありがとうございました。
ではまた〜(^o^)