熊倉沢右俣(右沢遡行・左沢下降)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 502m
- 下り
- 502m
コースタイム
天候 | 曇りたまに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
熊倉林道は閉鎖中。 熊倉林道起点の落合橋から200mほど手前のスペースに駐車、5台ほど駐車可能。 熊倉林道終点まで徒歩30分ほど。 林道終点から左岸のコンクリートブロックを歩いて降りられそうなところで入渓。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木がかなり多かったです。 【下山後の温泉】瀬音の湯 【下山後の食事】五日市駅周辺の寿庵忠左衛門 ちょっと高めですがウマい |
写真
感想
ついに念願かなって沢登りデビュー。
2年ほど前から沢登りをしたいと思うようになったものの、オモテ塾長からは「マルチピッチ講習を修了しないと沢登り講習はダメ」と言われるし肝心の講習は次々と雨で流れいまだクラック講習も始められないありさま。
このままでは順調にいっても来年までお預け。うーむ。
ならばとロープのいらない簡単な沢でも今年あたり行っちゃおうかな〜、なんて、信頼できるアドバイザーに相談してみたら「一人で沢に行っちゃいけません!このすっとこどっこい!」と一喝される始末。
これは今年もあきらめるか〜、と思っていたところに救いの手が!
なんとウラ塾長からの沢登りのお誘い!
ネタハンターの毒牙にかかる一抹の不安はあるもののこりゃ行くっきゃないでしょ。
幸い同じく沢登り初心者のcherroさんも参加されるというのでハンターの目はcherroさんに集中するに違いない、シメシメ。
こうして熊倉沢で沢登り初体験をさせていただきました。
思った通り、沢登りはめちゃめちゃ楽しい!
大人のフィールドアスレチック、浦安ねずみ遊園地なんかより100倍も楽しい!(注 感想には個人差があります)
今までの山行とは違った新鮮な魅力に溢れていました。
そして危険も多い。
今回遡行した熊倉沢は距離も短く難易度も高くない初級者向けですが、危ないと感じるシチュエーションが多々ありました。
4mCS滝はロープを出しましたが、内心「なしでも行けるな」と思ってたのですが見事フォール。
geraさんの提案で敗退の練習もかねて左沢を下降したときは沢を下る怖さを実感できました。
登りではなんでもなかった滝が下りでは「こんなところあったっけ?」と思うような難しさと怖さを感じるところが多々あり
下って見上げると大したところじゃない。
下りでは登りよりも難易度が数段上がるのだと実感できました。
初級者向けの沢でもこうですから後はおして知るべしです。
軽い気持ちで滝を登り始めて行き詰ったとき降りられないという状況は十分ありえて、そのとき十分な装備がなかったらどうなるか...
道迷い遭難で沢を下ってはいけないというセオリーもあらためて納得。
塾長やとある山岳指導員の方のおっしゃる意味もわかった気がしました。
自身も沢経験少ないのに2人の初心者を引率してくれたgeraさんはかなり大変だったと思います。
安全に配慮して的確な判断をされてとても安心感がありました。
あらためて感謝です。
そして、ひとこと多いのと、ドボンの手本が全然ダメダメだったこと以外は完璧なCLだったともちあげておきます。次回のために。
ちなみにドボンは私が完璧な手本を見せてあげました、キリッ!
kanosukeさん、cherroさんにご一緒いたただいて、熊倉沢右俣に沢登りに行ってきました。
お二人は初めての沢登りなので、易しい左沢を登ろうかなと思っていましたが、右沢に行きましょう!というkanosukeさんの力強い言葉に背中を押され、右沢を登って左沢を下降しました。
お二人とも沢登りは初めてですが、クライミングをやっているので、全く危なげなかったように思います。
kanosukeさんは特に歩きが速くて、倒木を物ともせずズンズン先を歩いて行きましたし、cherroさんは脚のリーチ的にちょっと厳しいかなと思ったCS滝も難なくフリーで突破し、安定したクライミング力に感心させられました。
(但し、一人で行かないでくださいネ)。
登りの右沢でロープを出したのは二ヶ所。4mCS滝とその後右に分岐したところにある10m滝。
10m滝は簡単で、ロープなしでも登れたと思いますが、高さがあるので安全のためロープを出してよかったと思います。
4mCS滝は、トポには残置スリングを掴んでA0と書いてありましたが、中間支点、終了点作りともに時間がかかってしまったものの、残置無視、フリーで全員登れました。
(若干一名滑って墜ちたような気もしますが、気のせいでしょう^^)。
抜け口でフリークライミングっぽいムーブを使う、なかなか面白い滝でした。
足が滑るので、ロープは必須だと思います(実際、自分も一瞬危なかった^^)。
滝の落ち口で終了点を作れなかったので、かなり先にある立木を支点にして、フォローが見えるように落ち口まで戻ってビレイしたのですが、先日習ったロープワークを早速実践できて、いい経験になりました(ロープを延長している分、墜ちたときのロープの伸びが大きいことも分かった)。
下りは、左沢を下降して入渓点へ。
沢を下ったのは初めてだったので、これもよい経験になりました。
高さのある二つの滝は懸垂下降で、それ以外の小さい滝はできるだけ巻かずにクライムダウンしましたが、予想通り下降は登るより難しかった。
やはり沢登りは一人で行くより、みんなで行った方が楽しいですね。
また行きましょう!ありがとうございました。
あっ、そうそう。
4mCS滝のビレイはcherroさんにお願いしたのですが、準備しているときに、一瞬目を疑う光景を目にしましたヨ♪
興味のある方は、ご本人に聞いてくださいませ^^。
※と思ったら、ご本人が書いてしまいました。
ちなみに、私は´ビレイループ´に8の字結んでくださいなんて言ってませんので念のため^^。
昔々、私がまだ学生だった頃、ミッションという映画を見ました。ストーリーは全然覚えていないのですが、最後に宣教師がイグアスの滝を登っていく姿がとても印象的で「滝って登れるんだー」とそのとき初めて知りました。
それから月日が矢のように流れ、ついに自分が滝を登る日が来ようとは夢にも思いませんでした。感動。
前置きはこれくらいで、沢足袋を買ったものの「いつ使うの?これ」と思っていたところ、geraさんとkanosukeさんが奥多摩に沢登りに行くという噂を聞きつけ混ぜてもらうことにしました。スーパー雨男のkanosukeさんが台風まで連れてきてしまい一時は決行が危ぶまれましたが、スーパー晴女の私のパワーで台風をとっとと追いやり決行。
まず入渓。沢足袋のなかに水が入るけどいいの?と聞いたら、geraさんから「そういうものなんです」。そうなんだ。さすが沢登り受講生。膝下くらいの沢をずんずん歩く。沢登りの本にはスススと歩くと書いてあったけど、倒木が多くてそんなことはできない。っていうか足が短い私には倒木を越えるのに結構苦労。倒木だらけでなんか楽しくない。と思っていたら小滝が出現。楽しい。
次に陸軍滝。これは「撒きます」とgera塾長。まあそうだよね。トポにはそう書いてあるし。
次にCS滝。これは一見するとそんなに難しくなさそう。でもホールドがあるかどうか見えないし、足が滑るかもしれない。ということでgera塾長が「ロープを出します」。そしてひよこ達にテキパキと指示。「kanosukeさん、何やってるんですか。ビレイはマルチ体験を2回も受けたcherroさんがやるので、末端をビレイループに八の字で着けてください。cherroさんのを見てください」と二人の視線が私に集まったところで、私もkanosukeさん同様、末端をATCに着けていた。さすがのgera塾長も青くなり「ぼ、僕はビレイされるの?」あー。そう言えばそうでした。とマルチピッチ体験を思い出してビレイ開始。大丈夫ですよ。ちゃんと思い出しましたから。gera塾長リード開始。カンカンカンカン。ハーケンがなかなか決まらないらしい。やっと決まって次はカムを決めている。そして見えなくなる。ロープがどんどん引かれると思ったら引かれなくなる。しばらく引かれない。あれ?どうしたんだろう。でもマルチピッチ体験のときにわからないときは解除しないと判断をしたことを思い出し、そのままビレイ。そのうちgeraさんが見えるところまで降りてきて登っていいよの合図。まずkanosukeさんがハーケンを回収しつつ登る。次に私。kanosukeさんがなかなか回収できず、私が位置的に滝を浴び続けることに。だんだん寒くなってきたのでマズいと思い先に登ろうと判断。と思ったらkanosukeさんが足を滑らせて道を譲ってくれた。押してませんよ。けっして!
そんなこんなでCS滝を突破。ここが本日のメインディッシュだった。
次は快適な滝。ロープはなくても登れそうだったけど念のため出した。gera塾長から「ロープ畳がスムーズにできるかどうかで時間短縮ができるんですよ(キリッ)」と言われ、なるほど確かにねー。練習しておきます。
ということで、無事沢デビュー。とても楽しく、そして勉強になりました。gera塾長ありがとうございました。そしてkanosukeさん一緒に頑張りましょう!まずはクラック。ビッグロック日吉、おつきあいしますよー。
コメント
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ジェラ裏塾長さま、お疲れ様でした
これぞ沢登りといった楽しくかつ厳しいものでしたね。
2人のひよこを連れての沢登りは、それは神経をすり減らしたことでしょう・・・
ボクがお願いするのも妙に変ですが、
今回に懲りずに、よろしくお願いします。
チェロさん、はじめまして。
寒い思いをさせられたり、
セクハラとか、受けなかったですか?
でも、沢登りを堪能されたようで、なによりです。
スーパー晴女だそうで、ぜひ今度ご一緒させてもらいたいものです。
カノスケどん、まいど!
沢登りの楽しさを味わってもらって、ボクまで妙にうれしいです。
これぞ、裏塾長のリードのたまものですよね!
でも、女性に寒い思いをさせ続けるなんて、最低ですよ。
次回は泳ぎの沢も体験してみてください。
そのあとで、渓中泊ですね。
焚き火でイワナが食べれます。
いつか、黒部上ノ廊下を目指してください。
南アルプスの黄蓮谷(おうれんだに)も最高です。
あの黒戸尾根と並行して甲斐駒を詰めます。
ぜひぜひ
クマ
渓中泊。イワナ。ワクワクしますねー。まだまだひよこですが、きちんとロープワークを学んでいつかリードしたいです。
geraさんのセクハラは全然大丈夫ですよ。底が浅いですから。
自分もシロートに毛が生えた程度なので、どこまで役に立ったか分かりませんが、ともあれ無事に帰れました。
今回の沢は倒木だらけで、お世辞にも美しいとは言えなかったのですが、それすら楽しんでいるkanosukeさんを見て、やはり藪こぎ好きの変態なのだなと感心しました。
単独の沢登りは危ないので、いやでもお二人にはまた付きあっていただくつもりです。
クマさん!ついに沢登りデビューしましたよ!
ちゃんといいつけ守って独りで行きませんでしたよ!
geraさんが仏様のように思えました。ホンの一瞬ですけど。
沢登りは本当に楽しいです。
新鮮な体験でした。
でも疲れますね〜。
短い距離でしたが翌日の疲労感がハンパなかったです。
今回は泳ぐような場所はありませんでしたが泳ぎの沢も経験してみたいです。
そして焚き火でイワナ!あこがれますが、私はたぶん釣りのセンスがないので、
geraさんかcherroさんに釣りを覚えてもらっておこぼれに預かろうと思います
上ノ廊下も黄蓮谷も行ってみたいですが、それはまだずっと先の話ですね。
でも夢は膨らみます
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