西鐘釣山（トロッコで行く黒部峡谷の山）

2014年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:37
• 距離: 4.7km
• 登り: 889m
• 下り: 882m

コースタイム

8:30鐘釣駅-9:15西鐘釣山9:40-10:00第2鉄塔-10:15第3鉄塔11:30-11:40第2鉄塔11:50-12:40河原露天風呂13:00-13:10鐘釣駅〜トロッコ〜13:45黒薙駅-14:00黒薙温泉15:00-15:15黒薙駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

宇奈月駅駐車場900円。
（トロッコ）宇奈月-鐘釣1210円、鐘釣-黒薙650円、黒薙-宇奈月570円。
（温泉）鐘釣河原露天風呂　無料、黒薙温泉650円。

コース状況／危険箇所等

西鐘釣山は、鐘釣駅から直ぐのスノーシェードを抜けた所から送電線巡視路を利用して登ります。登り口にはハシゴが設置されています。
尾根に出るまではすごく急ですが、ハシゴやロープが多く設置されているので慎重に登れば行けます。ただし、道は荒れ気味で草が茂っていたり、階段状の所は土が流れプラスチックの土止めだけが残っていたりで歩きにくいです。
第1鉄塔から西鐘釣山までは距離は短いですが踏み跡程度となります。端まで行くと展望の良い岩場に出ます。
巡視路を使うと928mの第3鉄塔まで行けます。

※峡谷ということでログが不正確です。鐘釣温泉へは左岸の遊歩道を往復しています。

写真

トロッコの待ち時間に駅周辺をブラブラ。やまびこ展望台はお勧めです。

トロッコで鐘釣駅に向かいます。
トンネルが多いので朝は寒いです。長袖が必要です。

鐘釣駅からスノーシェードを抜けて直ぐに左の斜面を登ります。

取り付き部分には、ハシゴがあります。

急な斜面にハシゴやロープが多く設置されています。

西鐘釣山の岩肌が見えてきました。

階段だったのでしょうか？土が流れてプラスチックの板だけが残っているので歩きにくいです。

途中で岸壁が大きく望めます。

1つ目の鉄塔に着きました。

鉄塔から西鐘釣山までは踏み跡程度の道となります。

端まで行くと眺めの良い岩の上に出ます。

剱岳と坊主山。

剱岳をアップで。

サンナビキ山方面。

面白い筋の入った岩がありました。

巡視路を利用して928mの鉄塔を目指します。
ここは、2つ目の鉄塔です。

2つ目の鉄塔から見た東鐘釣山と西鐘釣山。

928m地点にある3つ目の鉄塔が見えてきました。

瘤杉山、突坂山方面。

不帰岳方面。

名剣山方面。

岩小屋沢岳、鳴沢岳方面。

剱岳は、山頂が隠れてしまいました。

1時間程すると雲が取れてきました。

剱岳。また会えました。

岩小屋沢岳、坊主山、剱岳。
電線が邪魔ですが、登れるのは巡視路のお陰です。

第2鉄塔に戻ると雲がすっきり取れていました。

これで見おさめ。

西鐘釣山。右の方の岩場が最初に登った所です。

東鐘釣山。手前の鉄塔は1つ目の鉄塔です。

西鐘釣山の岸壁。帰りも見入ってしまいます。

谷底に向かって急降下です。

草が茂った登山道。草の中に岩、木の枝、登山道整備のプラスチック板が隠れているので危ないです。

下りた後は鐘釣温泉へ。
入浴シーンは見苦しいのでカットです。

鐘釣からトロッコで黒薙へ。ホームの向かい側が黒薙温泉へのコースです。

少し上ると後曳橋が綺麗に見えます。

黒薙温泉です。他の人に迷惑なので撮影禁止。
先客が出た後に撮りました。旅館にネット掲載の許可もいただきました。

後曳橋を渡るトロッコ。黒薙駅のホームからです。

感想

makomo

前から気になっていた黒部峡谷の西鐘釣山へ行ってきました。
簡単に登れるようですが記録は少なく、ネットでもH17年の記録が1件だけでした。最近の状況がわかりませんが、鉄塔の巡視路なので廃道になっていることはないだろうと思って出かけました。

登山にかかる時間は短いので鐘釣温泉と黒薙温泉にも入ってくる計画で始発のトロッコを利用しました。シーズン中は始発も混雑しますが、今はガラガラでゆったり乗ることができました。

西鐘釣山の登山道は、尾根に出るまでは急な道の連続です。暑いのと急登でいっぺんにバテました。草が茂った所では何が隠れているか分からないので歩きにくかったです。特に下りは危険です。草のない時期の登山がお勧めです。

鐘釣温泉と黒薙温泉は、どちらも河原の露天風呂。鐘釣温泉は脱衣所が無いですが日中は無料です。まだ人が少ない時期だったのでセルフタイマーで記念撮影してきました。

なかなか良い山でしたがあまり登られないのは、お金がかかるからでしょうか？
駐車料金、トロッコ料金、温泉代で合計3,980円でした。