立山室堂−千寿ヶ原(立山駅裏)から歩いて登る
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 114m
コースタイム
山行時間:10:17(室堂まで)
休憩時間:01:24
歩行時間:08:53
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
千寿ヶ原登山口:立山駅裏の従業員駐車場(上の駐車場からの方がわかりいいと思います) 【千寿ヶ原〜美女平】 前半は割と急登ですが登山道はしっかりしてます。ただ、トラロープが下がっているところから少し行ったところで大岩があり、そこは直登すれば良かったようですが右に巻いたため(こっちにも踏跡あり)一時登山道から外れました。ちょっと行くとどん詰まりの様相になったので、周りを見て登山道に戻ることができました。 【美女平〜室堂】 自然探索路なので室堂までは全線ほぼ木道が整備されておりルートはわかりやすいです。また、弥陀ヶ原までは車道の近い所を通っている個所が多いので迷ったら(迷わないとは思いますが)車道を歩けばいいと思いますが、気のついた注意点が数か所ありました。 (注意1) ぶな坂車道横断部から滝見台へ行く途中で木道が切れているところがあり、車道がすぐそばだったのでいったん車道に出て、しばらく歩いて林の中へ続く踏跡を追ったら木道に出ました。木道はもっと先から続いていたので、ルートロスした時に周りをよく探せばよかったかもしれないし、もっと早く木道に戻る場所があったのかもしれません。滝見台はバスで行く時にも通るスポットなので車道を歩いていけばたどりつくという安心感はありました。 (注意2) 八郎坂分岐を過ぎて車道に出たところが弘法です。ここを横断してバス停(広場があるのですぐわかります)方向に少し戻ったところに自然探索路の入口が車道際にあります。 (注意3) 弘法から追分に進んで行くと松尾峠と追分駐車場の分岐標識があるので、左折して駐車場へ出たら車道を横断して弥陀ヶ原の木道に出ます。私は直進して松尾峠周回路に入ってしまい、20分くらいしておかしいと思って引き返し、無事弥陀ヶ原方面へ戻ることが出来ました。 この他にも分岐点が何箇所かありますが、どの方向も木道等が整備されていてどれも正しい道に思えるので分岐では地図でのご確認を。 (注意4) 獅子ヶ鼻岩の少し手前(一の谷?)から木道が切れて普通の登山道になり、この時期雪渓渡りが1か所あります。結構な水音がするスノーブリッジになっているので雪の厚そうなところを選んでください。雪渓を渡りきると岩場になり、以後上に出るまで鎖場が続きます。 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
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写真
装備
個人装備 |
レインウェア 1
フリース 1
ツェルト 1
携帯トイレ 1
ファーストエイド 1
ヘッデン 1
ストック 1
ストーブ、コッヘル 1
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感想
5月下旬の「栂海新道を海から白鳥山へ」の山行に続く「下から登るシリーズ」第2弾(笑)
白鳥山の後に一度地元の里山へ根曲がり竹を取りに行ったきり、約1カ月ぶりの山行のため足がモツかなと心配しましたが何とか最後まで行けました。
室堂から上は何回か行っているので、これで下から上まで繋がりました。
でも、文明の利器を使えば1時間で行けるところを10時間かけて行くってのはどーよ?
「点の記」では富山駅から芦峅寺まで歩いてまたそこから、「加藤文太郎」は千垣駅(立山駅の3つ富山寄り)から千寿ヶ原まで歩いて材木坂に取りつき立山に登っているはず。時代とともに交通機関はだんだん山に近付いてきており、今では室堂までバスで行ける。そんな時代に何で下から?と思われるかもしれませんが、さしたる理由はなく、自分の足で登りたくなったからだけなのです。昔は木道もなく今よりはずっと困難だったと思うけど、先人達もこのルートを歩いたのかとちょっぴり感慨に浸りながら歩いてきました。
また、登山道も何もない平安時代に、藪や森林だけの中を歩いて立山を開山した16歳の佐伯有頼は決して良い子ではなく(良い子はこんなところに立ち入らない)、きっと悪ガキだったんだろうな、なんても思ったりしながら。。。
立山杉やブナ林には飽きることなく、弘法平では薬師岳を、弥陀ヶ原では大日岳を見続けながら、天狗平近くまで来れば立山が目の前に、左を見れば剱が頭を出しています。
弥陀ヶ原からは獅子ヶ鼻岩コース(こちらは修験道)ではなく、美松坂旧道のほうが早いと天狗平山荘のお姉さんが教えてくれました。岩場登りもなく歩くだけで良さそうです。
下から登るシリーズ第3弾は・・・・・・。
実は富士山の須山口1合目から登ろうと思っています。1合目と言っても御殿場口ルートの新五合目とほぼ同じ標高なので微妙な感じはしますが、1合目は1合目ということで下から登るということに(笑)
記録、拝見させていただきました。
同じ日に似たような事をしている方がいて驚きです(笑)
松尾峠の分岐、間違えますよね・・・・私も間違えたので・・・・
私は先日美松坂の方を歩いたので、そちらの道について、参考になりました!
こんばんは。コメントありがとうございました。
若い方は体力ありますねぇ、あの八郎坂を登って雄山まで行って戻られたんですね。時間制限があるのはあせりますよねぇ。称名滝のゲートは24時間開けとけばいいのにと思います。
千寿ヶ原からでも八郎坂からでも、弘法、弥陀ヶ原、天狗平と引き返し地点がいくつかあるので時間と足の具合を見ながら登れることと、車道に近いところに木道があるので安心して歩けますね。
獅子ヶ鼻の方へは車道からいったん離れ、一の谷を降りる辺りから登山道となり、岩の取り付きからは鎖が連続しますが、足を滑らさぬよう慎重に行けば問題はないと思います。
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