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Yamareco

記録ID: 47697
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雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

鹿島槍ヶ岳 扇沢ピストン 日帰り

2009年06月26日(金) [日帰り]
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yama-chan その他1人

コースタイム

扇沢4:30-7:05種池山荘7:20-8:20爺ヶ岳8:30-9:25冷池山荘10:30-12:20鹿島槍ヶ岳13:50-14:50冷池山荘15:00-16:50種池山荘17:00-19:10扇沢
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
コース状況/
危険箇所等
柏原新道は歩きやすいです。
途中からは目標物の種池山荘を見ながら、歩けるので気合いが入ります。
種池山荘から鹿島槍ヶ岳までは、快適な稜線歩きを楽しめます。
日帰りで行くのが、もったいないルートです。
帰りの、冷池山荘から爺ヶ岳までの、登り返しは非常にしんどいものでした。

登山ポストは柏原新道登山口にあります。
駐車場も登山口付近にあります。
20台位は止めれるのでは。

下山後の温泉は、入る余裕が無かったのでわからないです。
柏原新道登山口
爺ヶ岳登山口って看板があります
2009年06月26日 19:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
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6/26 19:15
柏原新道登山口
爺ヶ岳登山口って看板があります
登山届を出してっと
2009年06月26日 04:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 4:30
登山届を出してっと
朝焼け景色
2009年06月26日 05:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
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6/26 5:02
朝焼け景色
明るくなってきた
振り返った所をパシャリしてもらいました
2009年06月26日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 6:25
明るくなってきた
振り返った所をパシャリしてもらいました
雪渓もありますが、小屋の方が道をを整備しているので安全です
2009年06月26日 06:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 6:37
雪渓もありますが、小屋の方が道をを整備しているので安全です
種池山荘まであと少し
青空だ
2009年06月26日 07:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
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6/26 7:07
種池山荘まであと少し
青空だ
剱岳ズームアップ
2009年06月26日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 7:29
剱岳ズームアップ
種池山荘とこれから向かう爺ヶ岳
2009年06月26日 07:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
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種池山荘とこれから向かう爺ヶ岳
残雪と鹿島槍ヶ岳
2009年06月26日 07:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 7:24
残雪と鹿島槍ヶ岳
鹿島槍ヶ岳をバックに
2009年06月26日 07:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 7:28
鹿島槍ヶ岳をバックに
爺ヶ岳 なかなか綺麗な形の山です
2009年06月26日 08:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 8:01
爺ヶ岳 なかなか綺麗な形の山です
爺ヶ岳到着
2009年06月26日 08:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 8:12
爺ヶ岳到着
冷池山荘
2009年06月26日 09:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 9:29
冷池山荘
残雪と布引岳と鹿島槍ヶ岳
2009年06月26日 10:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 10:35
残雪と布引岳と鹿島槍ヶ岳
布引岳ピークから鹿島槍ヶ岳
だいぶ近づいた
2009年06月26日 11:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 11:24
布引岳ピークから鹿島槍ヶ岳
だいぶ近づいた
鹿島槍ヶ岳に向かう後姿
青空に映えます
2009年06月26日 11:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 11:25
鹿島槍ヶ岳に向かう後姿
青空に映えます
あと少しあと少し
2009年06月26日 11:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 11:42
あと少しあと少し
鹿島槍ヶ岳到着!!!
北峰が向こうに見えます
2009年06月26日 12:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 12:20
鹿島槍ヶ岳到着!!!
北峰が向こうに見えます
撮ってもらいました
顔がだいぶ疲れてます
2009年06月26日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 12:24
撮ってもらいました
顔がだいぶ疲れてます
裏側から見ると槍ヶ岳の名前に納得
2009年06月26日 12:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 12:52
裏側から見ると槍ヶ岳の名前に納得
五竜岳
男っぽいゴツゴツ山ですなあ、いつか登りたい
2009年06月26日 12:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 12:23
五竜岳
男っぽいゴツゴツ山ですなあ、いつか登りたい
今から帰ります。
遠い遠すぎるっす
2009年06月26日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 700, Canon
6/26 13:53
今から帰ります。
遠い遠すぎるっす
鹿島槍ヶ岳を振り返って
2009年06月26日 16:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
6/26 16:30
鹿島槍ヶ岳を振り返って
無事下山
へろへろです
2009年06月26日 19:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 25 IS, Canon
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6/26 19:15
無事下山
へろへろです

感想

梅雨の中休みの好天気日を見つけて行ってきた今年初のクレイジー登山。
我が山の師匠と行った「鹿島槍ヶ岳」登山記です。
普段、新穂高をホームグランドにしている我々にとっては、完全アウェイなお山です。
予定行動時間は約15時間。通常は1泊2日ないし2泊3日で行く人が多いコースを日帰りにする理由は、休みがないのとお金がないからでしょうか・・・。
あとは基本Mだからかな。

当日は、朝1時30分起床。
朝というより、真夜中です。相変わらず趣味の為なら、早起きできます。師匠をお迎えにあがった後、一路、登山口である扇沢へ向かいます。
6月下旬は3時半過ぎると空が白んでくるから、こういった無茶な計画ができるんやろうなあと、明るくなった空を眺めながらふと思うのでした。
夜中で車も少なく走りやすいという事もあって、
4時過ぎ、扇沢到着。
準備をした後、長い長い1日のスタートです。
まだ薄暗い中、出発です。扇沢から最初の目的地、種池山荘までは樹林帯歩き。
途中、雪渓もあるけれど山荘の方が、整備をしてくれてるおかげで、ノーアイゼンでお構いなしです。
山荘まで、コースタイム4時間の所を2時間30分で、登れてしまったのでした。天気も上々、すこぶる順調です。

山荘到着後は、いよいよ楽しみにしていた稜線歩きの始まりです。
昨年登った「剣岳」や目的地「鹿島槍ヶ岳」や最初の目的地「爺ヶ岳」など、様々なお山が見えます。
雲も無く、視界は非常にクリアです。いい景色を眺めながら、ひたすら歩きます。
そして、8時過ぎには最初の目的地、爺ヶ岳に到着したのでした。
俺は、すこぶる元気だけど師匠の様子が少し変です。なんでも、強風に体温を取られて「えらい」との事。
そんな事を聞いて、自分の蓄えた脂肪のありがたみに感謝しつつ、師匠を心配しつつ、歩かないことには何ともならないので、次の目的地、冷池山荘に向かいます。
冷池山荘までは、やや下りが続き、順調に進めます。(この道が、帰りは地獄の道になるのでした・・・)
ちなみに師匠は、ふらふらになっています。

そして、9時30分、冷池山荘到着。
俺は元気だけど、ヘロヘロの状態で辿り着いた師匠は一言「寝る」と言い残し、眠りに就いたのでした。
師匠が起きたのは、1時間後。という訳で、ここで思いもよらぬ大休止を取る事になったのでした。
起きた師匠は、若干回復した模様。
反対に、ここでリズムが狂った俺の体調が、ちょっとおかしくなった気がしたのでした
なにはともあれ、目的地まで向かうに他ないので、向かうこととします。
ちょっとした雪上歩きやガレ場歩きがありますが、黙々と歩き(急登というよりだらだら歩き)向かいます。
ターゲットはくっきりと見えるので、ただただ向かうのみです。

そして何とかお昼頃、12時20分、目的地である「鹿島槍ヶ岳」山頂へ到着したのでした。
ちょっと頭が痛いっす。軽い高山病かな。(最後まで、悩まされることになったのですが・・・)
しばし、山頂で感慨にふけります。
さてさて、やっとの思いで何とか鹿島槍ヶ岳山頂に到着したんだけど、この山は2つのピークを持つ双耳峰なんです。
着いた山頂は、実はその一つの南峰で、南峰の向こうには北峰があります。
コースタイムは25分なので、そんなに遠くはないのかなあと思ったんだけど、見た目かなり遠くにあるように見えます。
しかし、ここまで来たんだから両方行かねばと思い、当然向かいます。
だが、南峰から北峰への道は遥かに遠い道で、明らかにこんな距離、25分なんかで行けるわけがないと思ってしまったのでした・・・。
前を進む師匠との距離はどんどん、離れていきます。
ここで、自分の頭の中である思いが生じました。
(無理して北峰に向かって、たとえ到着しても、そっからまた南峰まで戻って、更には登山口まで果たして戻れるのだろうかと・・・。頭も痛いし、無理しなくてもいいんじゃねー。一応、高い方には登ったんやしーっと。)

行け行け言う自分と、戻ったんほうがいいんじゃねーっという自分との葛藤は当然のように楽な方の自分が勝ち、前を行く師匠に大声で「えらいんで、南峰戻って寝てます」
と、言い残し北峰にはなんの未練なく、南峰に戻って今度は、自分が小1時間程のお昼寝、大休止をすることになったのでした。北峰はいつの日か、再びチャレンジです。
師匠も戻って来て、自分も目覚めてやや回復したので、長い長い下山の道へ。地獄の下山のスタートです。
山頂から今から向かう道を眺めますが遠い、遠すぎます。

山頂から冷池山荘までは、下りオンリーなのですこぶる順調です。
コースタイム1時間30分のところを1時間で到着します。しかし、そこから先が地獄でした。
冷池山荘から爺ヶ岳までは、ひたすらだらだら登りが続きます。
この区間、行き楽だった分、帰りがツライです。疲れた時の登りがこんなに辛いものとは・・・
とりあえず、何も考えることもできず、ただひたすら歩いている歩数を数えるのみ
最初は100歩歩いて休憩
次は50歩歩いて休憩
その次は30歩歩いてっと・・・
いやー、全く足が動きません
更には、師匠の姿がどんどんどんどん小さくなっていきます。こういう区間はどうやら自分は、苦手みたいです。
だけど、歩かない事には帰れないので歩くしかないです。
おかげで、爺ヶ岳が大嫌いになりました。(爺ヶ岳は悪くないけど・・・)
そして、なんとか地獄の登り返しが終わり、あとはひたすら下るのみ。

必死の思いで、種池山荘到着。
ここまで来れば、ある程度、メドが付きます。
山荘のお姉さんに「クマが良く出るから気を付けてっ」
励ましとも警告ともわからない!?言葉をもらい、気合いを入れ直して、ひらすら樹林帯を下ります。
この区間は、自分の方が師匠より早い。得意区間がお互い、面白いように違うみたいです。

必死で下ること2時間。登山口である扇沢到着!!!
時刻は19時10分。
行動時間14時間40分、歩行距離22kmの長い長い1日のゴールなのでした。
と言いたいところなのですが、ここから高山まで戻らなくてはなりません。
高山病の影響で、頭痛いし気持も悪くてえらかったもんで、帰りは途中まで師匠に運転してもらい、途中から自分が運転し、何とか高山に帰ることができました。

いやー今回の山行は、体力・気力共にギリギリでした・・・
どMです
苦行ですなあ・・・
相変わらずのクレイジー登山っぷりなのでした


そして帰宅後、体重を計ってみたところ何と5キロも減っていたのでした。
登山ダイエット成功です。もっとも、その後のアルコール摂取により、元に戻りましたが・・・。

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