湯ノ又沢〜赤湯又沢〜虎毛沢
- GPS
- 18:18
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 1,598m
- 下り
- 1,584m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:03
天候 | 1日目 曇り 2日目 曇り時々晴れ、14時ごろから小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大曲駅のレンタカー屋は閉店時間が早いので要注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
虎毛山登山口〜虎毛山のルートはよく整備されているが、今回通ったそれ以外の登山道は破線ルートに近い状態。特に脱渓地点から虎毛山高松山分岐までの間は笹ヤブがひどく、時間がかかる。 |
その他周辺情報 | 前泊:快活CLUB横手店。最終新幹線で来たメンバは大曲駅から横手に電車移動した。 後泊:旅館小町荘。横堀駅前。とにかく安くてありがたい。 夕食:焼き鳥居酒屋 もみじ。ローカル駅の居酒屋なのに、メニューが気が利いていて美味しい。日本酒も5種類ほどから選べる。 寄り道:道の駅十文字。野菜や果物がものすごく豊富。横手焼きそば、餅、お惣菜なども。 |
写真
感想
長期山行がとことん潰れる今年、今回も怪しそうな天気予報だったものの、3日間を2日間日程に短縮して、ウワサのオンドルとトラ模様を楽しむことができました。
当初は高松山登山口付近に車を停めてワルイ沢遡行し、虎毛山避難小屋で2泊目という予定。月曜日が悪天予報ということでワルイ沢をカットし、更に虎毛沢を途中エスケープすることで時間短縮。このルートを見つけてくれたKaguさんに感謝。
三連休前夜、レンタカー屋が19時に閉まるということで午後休を取って秋田新幹線で移動。大曲駅から横手に移動、前泊の快活CLUBに入る前に横手焼きそばを食べるつもりが、狙ってた店が無念の貸し切り営業で断念。スーパーの半額弁当に。。
翌日、メンバー全員が揃って登山口に移動。虎毛山の登山口は幹線沿いにあるんだと思い込んでたら、細かい道に入ってからしばらく行った場所だった。下調べ不足失礼しました。そこからしばらくは車道歩き、途中に栗の木が沢山あって、みんなで大きめのを見繕って拾う。あとで茹でて食べたらちゃんと美味しかった!登山口からはしばらく登山道なのだけど、全般的に虎毛山登山口〜虎毛山山頂までの往復以外は、この山域はかなり道が荒れていて歩きにくい。稜線からは目印に従って下降開始。基本的に危険個所はあまりなかったものの、一か所だけ悪い場所があって、スリングを手掛かりに降りたのだけど、思った以上に悪くて一瞬ぶら下がる状態になった(私だけでなくtoomyちゃんも)ので、補助ロープを使って降りたほうが良かったかもしれない。ビバーク地点は、下調べしていたとおりに湯気が立ち上っていて見逃しようがない!足跡があったので先行者がいるとは思っていたけど、大人数の先行者がすでに宴会中。とても広いビバーク地点だったので、ごめんなさいして隣に張らせていただいた。ちなみにそのパーティーには薪を分けていただいたり、朝の着火済みの薪をいただいたりと大変お世話になりました。お楽しみの温泉、本当に適温!(私にはちょっと熱すぎたけどw) 担いできたビールで乾杯。そのあとは温泉でゆで卵をつくったり、栗をゆでたりと、天然温泉を満喫。しかも、秋も深まっているのに地熱で床暖房状態。世の中にはこんな素晴らしいビバーク地点もあったもんだなと感動。
翌日は長時間行程になるので4時15分起床、6時出発。虎毛沢に入ってからは明らかに水温が下がって寒くなる。温泉の威力はすごい。そしてハイライトの区間。葛根田のお函のようだと称される区間、そしてアスファルトを歩いているかのようなナメ。そして噂のトラ模様。虎というよりは、メロンパンっぽかったけど(笑) ハイライト区間が終わってからは枝沢を遡行して脱渓。途中からは斜度もあって生きている木を使って木登り状態。ピタリとコルに詰め上げたけど、そこから先がまた悪い。登山道なハズなのに、ヤブ漕ぎがひどくて道をロストしてのたのか正規の道だったのかも謎。虎毛沢の登山道に合流するところにはトラロープが張られていて、あ、一般人が立ち入る道としては扱われてないんだな、と。虎毛山の登山道は急だったものの、それまでとは全然比べ物にならないくらい整備されていてありがたい。暗くなる前には下山し、旅館近くにあった居酒屋で乾杯!翌日が山行でないと飲みすぎて良くないけど、悔いなし!
短縮日程にはなりましたが、やっとこのメンバで狙ったルートに入れて感無量!また来年もよろしくお願いしますー!
【備忘録】
・温泉に食べ物を入れた結果。卵⇒うっかり20分茹でてしまい、固ゆで卵に。林道を歩いている途中で拾った山栗⇒2時間近く茹でた。ホクホクで美味しい。結局卵は何分が正解なのか調べたが、湯温によって全然違うらしく、これといった正解がないらしい。茹でるための網は必須だった。
・ビバーク地点は床暖房状態だと聞いていたのでポリゴネスト+フリース+ペラペラパーカー+フラッドラッシュの組み合わせとしたが、床に当たっていない部分が寒くて何回か目覚めてしまった。メインのビバーク地点は3組が限界、下段の温泉近くの地点も1組が限界なので、寒いところに泊まらなければならない場合を考慮するともうちょっと防寒着が必要だったかも。
・行動中に着ていたもの。ラピッドラッシュも一応持ち込んだが、1日目はフラッドラッシュのみ、2日目はフラッドラッシュ+ペラペラパーカーで行動。2日目は正直寒かったので、レインを着ても良かった(洗うの面倒で、つい我慢してしまった)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する