後方羊蹄山（比羅夫コース）

2022年10月13日(木) [日帰り]

• GPS: 05:13
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,614m
• 下り: 1,603m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:14
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:09

5:34 半月湖野営場
5:55 5:58 風穴
6:00 6:05 比羅夫コース2合目
6:15 6:15 比羅夫コース3合目
6:24 6:25 比羅夫コース4合目
6:38 6:39 比羅夫コース5合目
6:50 6:56 比羅夫コース6合目
7:10 7:14 比羅夫コース7合目
7:26 7:29 比羅夫コース8合目
7:37 7:38 比羅夫コース9合目
7:47 7:47 旧小屋跡分岐
7:51 7:51 火口中央道分岐
8:04 8:04 京極コース下山口
8:09 8:09 真狩岳
8:13 8:23 羊蹄山
8:25 8:25 喜茂別コース下山口
8:47 8:49 真狩コース下山口
8:56 8:56 真狩コース九合目
9:02 9:06 羊蹄山避難小屋
9:17 9:17 比羅夫コース9合目
9:22 9:22 比羅夫コース8合目
9:30 9:31 比羅夫コース7合目
9:40 9:44 比羅夫コース6合目
9:51 9:52 比羅夫コース5合目
10:01 10:02 比羅夫コース4合目
10:08 10:08 比羅夫コース3合目
10:16 10:17 比羅夫コース2合目
10:20 10:27 風穴
10:43 半月湖野営場

駒ヶ岳の颯爽とした尖峰は
胸の透くような眺めだが、
後方羊蹄山はドッシリと重く、
一種の圧迫を感じる。

山名の由来
アイヌ語では「マッカリ・ヌプリ＝川（真狩川）の上の山」の山名。
和名の正式名称は「後方羊蹄山（しりべしやま）」であったが現在では「羊蹄山
（ようていざん）」と略称で呼ばれている。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ニセコ、比羅夫、倶知安側。
半月湖野営場に駐車場あり

コース状況／危険箇所等

登山ポストあり。
危険個所：下を見て進むと木の枝が登山道に出ていて頭をぶつけます。ちなみに3回ぶつけて悶絶しました。

その他周辺情報

日帰り温泉はありますが、車が必要な場合が多いです。

写真

10/13 5:27

半月湖野営場に綺麗なトイレと水場はあります。
駐車場も50台くらいは止められそう。

10/13 5:27

野営場には1張テントがありました。気温は氷点下近かったと思います。

10/13 5:30

登山口にはポストがあります。

10/13 5:33

まだ朝早く薄暗い中全身開始。
森も中を進みますが、しっかりと道はついていたので迷うことはありません。

10/13 5:37

森の先に羊蹄山。鈴を鳴らしまくって前進します。

10/13 5:56

登りがきつくなってきました。
この急登からずっー−−−と登りが続きます。
さすが蝦夷富士と呼ばれるだけありました。

10/13 5:58

朝焼けのニセコ。

10/13 6:01

二合目。一合目は見逃した？

10/13 6:01

下界は雲海が広がってます。

10/13 6:08

朝焼けのニセコ2。

10/13 6:13

三合目。これからひたすらカウントして登っていきます。

10/13 6:21

四合目。

10/13 6:29

霜がついてましたが、写真ではよくわかりません。

10/13 6:36

五合目。

10/13 6:42

時々登りづらい箇所があります。

10/13 6:50

ニセコに影富士。
やっぱり朝は気持ちがいいです。

10/13 6:51

六合目。

10/13 7:00

霜がはっきりとわかるようになりました。

10/13 7:09

七合目。

10/13 7:21

植生が変わってハイマツがでてきました。

10/13 7:24

八合目。

10/13 7:35

九合目。
ここからお鉢巡りの起点になります。

10/13 7:40

森林限界を超え歩きやすくなりました。

10/13 7:48

ここは釜が2つあってこちらは母釜。

10/13 7:51

心配した雪はこれだけ。
初冠雪は記録して数日前に雨予報だったから山頂付近は雪を覚悟したけど、まったくでした。

10/13 7:55

お鉢巡り中。快適な稜線歩きです。

10/13 7:55

山頂方向。ここまでがんばってきたご褒美のように最高の景色と気持ちの良い稜線でした。

10/13 8:06

こちらが父釜。

10/13 8:11

山頂到着。

10/13 8:13

誰もいなかったので自撮りで。

10/13 8:16

洞爺湖もくっきり見えて感動的でした。

10/13 8:44

羊蹄山避難小屋まで結構さがるので行くか迷います。

10/13 8:59

行きました。が、閉まってました。
これから使用する方は2階から入れます。

10/13 10:20

行きには気づかなかったけど、一合目と二合目の間にあります。

10/13 10:23

行きに気がつかなかった一合目

10/13 11:33

道の駅　真狩フラワーセンターからの羊蹄山。
真狩村は細川たかしの出生地です。

10/13 11:41

下山後はまっかりの湯で疲れを癒します。
大人600円です。

10/13 11:40

まっかりの湯からの羊蹄山。
遮るものがなくてきれいに見えます。

10/13 14:40

お土産にはニセコの日本酒です。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX40 パナソニック

感想

ach-trip

羊蹄山は倶知安（比羅夫コース）、真狩コース、喜茂別（留産コース）、京極コースと4つの登山道がある。その中でしっかりと整備されて人気の比羅夫コースを選択。
今回は駐車場で車中泊をせず、朝5時頃、半月野営場に到着。まだ、辺りは暗く周囲が確認できるくらいになるまで車で待機する。気温は氷点下前後で北海道は冬が目の前という感じで今シーズンの登山は最後になりそう。
羊蹄山はすでに初冠雪を済ませており、3日前、2日前と現地は雨で山頂付近は雪が残っていることも覚悟した。前日は晴れだったが、風が25mを超えていたようだ。

明るくなってくると1人先を行く方がいた。
それに続き出発。
始めは森の中を進み草についた朝露はズボンを濡らす。
円錐の形をしているので行きは登り、帰りは下りしかないので一度登りが始まればあきらめて登るしかない。
ひたすら我慢して登るとお鉢はご褒美と言わんばかりの快適で気持ちの良い歩きができる。一角に岩場があり歩きにくいところはあるものの、景色は遮るものがなく、ニセコアンヌプリ，日本海、洞爺湖等々、衝撃を受けた。


「羊蹄に登らぬバカと、2度登るバカ」 などと北海道の登山愛好家に言われるのですが、意味がよくわかりません。 何度も何度も登る価値がある、素晴らしい山だと思います。 北海道の山にしては珍しく、有人の避難小屋があり、1泊してご来光を見る人も少なくありません。 周囲の山地と隔たりがあるためか、後方羊蹄山にはヒグマがいないというのが定説です。しかし、近年札幌の市街地にも熊は出没しています。