燕岳

2022年10月14日(金) [日帰り]

• GPS: 13:22
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,573m
• 下り: 1,568m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:12
• 休憩: 2:09
• 合計: 13:21

5:34 有明荘
5:55 6:01 中房温泉登山口
6:49 6:50 第１ベンチ
7:27 7:27 第２ベンチ
8:08 8:15 第３ベンチ
8:48 9:08 富士見ベンチ
9:38 9:40 合戦小屋
10:02 10:02 合戦山
10:37 10:37 ベンチ
10:52 11:08 燕山荘
11:18 11:19 いるか岩
11:51 11:57 めがね岩
12:05 12:23 燕岳
12:34 12:35 めがね岩
12:51 12:52 いるか岩
13:34 13:56 燕山荘
14:07 14:11 ベンチ
14:41 14:47 合戦山
15:01 15:02 合戦小屋
15:41 15:48 富士見ベンチ
16:21 16:25 第３ベンチ
16:58 17:04 第２ベンチ
17:38 17:38 第１ベンチ
18:41 18:41 中房温泉登山口
18:55 18:55 有明荘
18:55 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安曇野インターチェンジから車で約1時間ほどで駐車場に着きます。宮城交差点からの道路は、駐車場に近づくほど狭くなるので注意が必要です。平日の金曜日の午前5時頃に着いたのですが、第3駐車場に駐めました。

コース状況／危険箇所等

三大急登と呼ばれていますが、登山道はわかりやすく、辛いのですが、脚力があれば登れるかと思います。ただ燕岳の山頂近くの登山道は、どの岩を登れば良いのか悩みましたが、山頂に人が見えたので目印になって助かりました。下山は私達の下りるスピードを見誤ったため、第1ベンチからヘッドライトを点けて下りました。

写真

10/14 5:36

第3駐車場です。

10/14 5:35

平日の金曜日の午後5時半頃の第3駐車場です。

10/14 5:49

第3駐車場からだと約15分ほど歩いて登山口に着きました。

10/14 5:51

「登りたい山」より「登れる山」を、と書いていますね。下山後心に響きました。

10/14 5:56

案内に従って登山口へ向かいます。

10/14 5:59

綺麗なトイレの横を通って登山口へ。

10/14 6:08

三大急登ですが、日本三大急登ではなく、北アルプス三大急登ですね。

10/14 6:13

この辺りはようやっと、少し色づき始めてきていますね。

10/14 6:46

第1ベンチです。

10/14 6:54

所々に急登があります。

10/14 7:00

この標高になってくると、色づいている木も多く見えてきます。

10/14 7:18

隙間から山々が見えてきます。

10/14 7:22

第2ベンチです。

10/14 7:32

赤く色づいているのが目立ちます。

10/14 7:40

山々も色づいています。「東餓鬼岳」でしょうかね。

10/14 7:54

手前の山の向こうの山は「東天井岳」でしょうか？

10/14 8:03

第3ベンチです。

10/14 8:12

暑くてカミさんはアウターを脱ぎました。

10/14 8:13

雲海の上にあれは「蓼科山」が見えているのでしょうか。

10/14 8:25

この辺りは青空も見えて、紅葉も映えていたんですが・・・

10/14 8:25

赤い葉っぱが目立って、きれいでした。

10/14 8:49

富士見ベンチです。

10/14 8:58

富士山です。雲が巻き込んで幻想的です。

10/14 9:00

すこし頭を出しているのは、「甲斐駒ヶ岳」と「北岳」ですかね。

10/14 9:01

「八ヶ岳」も見えます。

10/14 9:25

合戦小屋まで10分

10/14 9:31

合戦小屋までもうすぐ

10/14 9:36

合戦小屋に着きました。「おしるこ」やってますね。

10/14 9:40

ここから燕山荘へ向かいます。

10/14 9:55

振り向くと、町並みと山々が美しかったです。

10/14 10:01

燕岳まで2.3km。もうすぐですがここから意外と長く感じました。

10/14 10:02

本日は10時までが見頃だったようです。このあとガスが出てきて・・・左側の奥の山は「針ノ木岳」？

10/14 10:29

唯一の鎖場です。

10/14 11:01

燕山荘下ベンチからです。ちらっとガスが抜けたときに撮りました。

10/14 11:10

時々ガスが抜けるのですが、全体が見えず「なに山」か分からず。

10/14 11:10

それでも、ちらっと見せてくれる山々の紅葉がきれいでした。

10/14 11:12

紅葉をズームです。

10/14 11:19

槍ケ岳とツーショットは撮れず、単独のイルカ岩

10/14 11:23

うーん、わからない。何山なんだろう。

10/14 11:23

それにしても山々がでかい。

10/14 11:23

谷側の紅葉も美しく

10/14 11:27

左側の雲が少しかかっている山は「笠ヶ岳」かな。

10/14 11:27

やはり、全体が見渡せないとわからない。

10/14 11:45

「燕岳」方面です。

10/14 11:47

ガスが消えたり、あらわたり

10/14 11:50

白い花崗岩がガスの中でも目立ちます。

10/14 11:54

でかい北アルプスを見ながら山頂へ

10/14 11:59

案内に従って「燕岳」山頂へ

10/14 12:01

ここを矢印ように登っていって

10/14 12:05

ここを登りきれば

10/14 12:06

「燕岳」山頂です。

10/14 12:10

山頂からの紅葉です。

10/14 12:22

登った道で下山せず、回り込んで燕山荘へ向かいます。

10/14 12:29

山頂登り口付近です。

10/14 12:32

めがね岩です。

10/14 12:48

「ホシガラス」かと思います。

10/14 13:34

真ん中が「鷲羽岳」でしょうか。燕山荘のベンチより

10/14 13:34

半分だけ「燕岳」へ向かう稜線

10/14 13:38

皆さんが撮っている燕山荘の謎のオブジェ

10/14 13:39

燕山荘です。賑わっていました。ちなみにトイレは200円で使用できます。またザックを横の棚において、燕岳へ登れるみたいです。

10/14 13:54

少し名残惜しく、心残りながら下山します。

10/14 14:13

シラタマノキの実があちこちとなっていました。

10/14 14:37

オブジェのような木（ダケカンバですかね）

10/14 15:04

合戦小屋ちかくですが、このままでは明るいうちに下山できない・・・

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

装備

個人装備

メッシュの下着 長袖シャツ 防水透湿のアウター 中厚手のズボン 靴下 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 レジャーシート GPS 日焼け止め 携帯 時計 サングラス 手ぬぐい ツェルト 雨具 ゲイター ヘッドライト

感想

京極堂

憧れの「燕岳」登山は、ほろ苦い山行となりました。ほぼ週に1回低山も含めて山を登ってきたので、脚力は付いてきたと思い、カミさんと少し背伸びをして「燕岳」にチャレンジしてみました。

やはり、いくら平日といえども金曜日で晴れ予想だと、第1,2駐車場へは午前5時頃着いても満車でした。夏のシーズンを避けたのですが、今度は紅葉の季節で混んでいるのでしょうか。それとも「燕岳」の魅力のせいでしょうか。

登り始めは、晴れていて空気も澄んで、気温は9℃でしたが、暑くなって汗をかき、カミさんは途中でアウターを脱いで登りました。途中途中ベンチもあり、休憩を取りながら登れるので、さほど問題なく燕山荘に着きました。

ただ、やはり結構バテていたようで、少し体を落ち着かせてから、燕岳山頂へ向かいましたが、ガスっていて槍ケ岳や穂高連峰が見えず、美しい稜線も次回のお楽しみになってしまいました。

それでも時折ガスが消えて、目の前に見る一部分の北アルプスだけでも、その大きさに圧倒され、その美しさもなんて形容していいか分からず、北アルプスの魅力を少しでも垣間見えたので楽しい山行と思いましたが・・・

ガスを晴れるかも燕山荘に粘ったのが裏目に出て、自分たちの下山スピードを見誤り、第1ベンチからはヘッドライトを付ける羽目になってしまいました。特にヘッドライトを点けての下山は、時間がかかってしまって、1時間ほどになりました。

そこから駐車場までの夜道も、登山道と同様な漆黒な闇で、なんだか久しぶりの暗闇に遭遇して、小豆洗いでも出てきそうなオーラを感じました。

急登で、足場が荒れているというか、岩とか石が多い登山道の下山だとどうしてもコースタイムより時間がかかるのは、分かっていたのだから、登山計画をそれなりに考慮して立てるべきでした。

日没時間に登山口への計画は、今から思うと無謀でした。「登りたい山」より「登れる山」を肝に銘じて、その時の身の丈に合った登山を目指して、憧れの山を一つ一つ登りたいと思います。