利尻山(鴛泊コース)


- GPS
- 11:30
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,647m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 3:25
- 合計
- 11:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・九合目〜山頂間は崩れやすく歩きにくい道です。 |
写真
感想
利尻山は学生時代の北海道旅行で計画していた山でした。
しかし、稚内に入った日、運悪く台風が北海道に上陸し、フェリーも運休し足止めを食らってしまった結果、
稚内の旅館に泊まるという予定外の出費もあり、登ることを断念したのです。
それ以来、30年振りの利尻島でした。
前回のこともあり、予備日を設けて今回の登山を計画。
でもラッキーなことにその日は晴れていました。
登山口から利尻岳の頂が見えましたが、次は長官山までお預けです。
徐々に勾配を増し、長官山にあえぎながら到着すると、
利尻岳の端整な姿がドーンと目に飛び込んできます。
ここから9合目まではほぼ順調に足を運べましたが、
9合目から山頂までが標識にもある通り正念場となりました。
足を取られ、前になかなか進めないこの道は正に「365歩のマーチ」。
頭の中で水前寺清子があざ笑うかのように歌っていました。
苦労して山頂に着くと、ここがまた暑い!
とても北の最果ての山頂とは思えず、絶句!
しかしながら晴れているのであれば、贅沢な悩みです。
礼文島や鴛泊港も見渡せ、霞んでいましたが稚内方面まで望むことができました。
そして山頂で1時間ほど昼寝をして体力回復を試みましたが、結局無理だったようです。
あとは下るだけ、と高を括っていましたが、まず9合目までの下りで体力を消耗。
長官山からがまた長かったこと。
水も全て飲み干し、脱水症状になりかけ、集中力がなくなった結果、
それほど難しい道でもないのに道端に転がっている石に乗り上げ何度もこけたり、と散々です。
下りでこれほど呼吸を荒げたのは初めてでした。
頭の中で唯一考えていたのは、「甘露泉の水を浴びるように飲みたい!」
何とかたどり着いた日本百名水の北限・甘露泉で 多分3ℓは飲んだと思います。
ここを夏場の晴れた日に登るときは、多少重くなっても飲料水を多めに持っていかれることをお勧めします。
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