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Yamareco

記録ID: 4810289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

櫛形山、源氏山、富士見山を縦走

2022年10月18日(火) 〜 2022年10月20日(木)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
23:51
距離
54.0km
登り
3,531m
下り
3,464m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:34
休憩
0:20
合計
6:54
6:46
14
7:00
7:00
189
10:09
10:23
40
11:03
11:09
151
2日目
山行
8:25
休憩
1:36
合計
10:01
5:26
45
6:11
6:25
35
7:00
7:04
19
7:23
7:23
12
7:35
7:41
11
7:52
8:00
20
8:20
8:20
13
8:33
8:34
7
8:41
8:42
22
9:04
9:08
19
9:27
9:31
13
9:44
9:45
12
9:57
10:00
10
10:27
10:30
15
11:26
11:28
24
11:52
12:06
36
12:42
12:42
55
13:37
13:42
105
15:27
3日目
山行
6:25
休憩
0:24
合計
6:49
6:06
43
6:49
6:49
39
7:28
7:28
9
7:37
7:43
9
7:52
7:53
26
8:19
8:20
51
9:11
9:11
148
11:39
11:54
53
鉄塔入口
12:47
12:48
5
12:53
12:53
2
12:55
七面山登山口バス停
天候 一日目は曇り時々霧雨、二日目は晴れ時々曇り、三日目は快晴
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
下部温泉のリバーサイドパークに駐車し、行きは身延線を市川本町まで利用、帰りは七面山登山口から早川町営バスで下部温泉駅まで戻った。
コース状況/
危険箇所等
今回の目的は、御坂の山々と身延の山々をつなぐ事。長い車道歩きもあれば、大荒れのバリルートもありました。稜線上は南アルプスフロントトレイル区間ですが、その中では源氏山から十石峠までと、富士見山から大天上区間が難路で、しっかりしたルートファインディングが出来ないと迷いこむルートでした。特に気になった点は以下。
1.源氏山から足馴峠に直接行くトラバース道は、斜面が至る所で崩落し、大変危険。とても通れません。一旦大峠山分岐まで戻り、稜線を行くしかありません。
2.その稜線を辿ると、足馴峠に行くために尾根を跨ぐ必要があります。一旦大きく左に曲がり、斜面をトラバースし、谷間を横切るのですが、谷間に沿って明確な道があります。私を含め多くの人がこの道に騙され、しばらく下ってから気付く事になり、ここは要注意。
3.源氏山から十石峠までは殆ど踏み跡は無く、頼りになるのはフロントトレイルの黄色いテープのみ。赤いテープも沢山ありますが、これらは林業用のテープで道案内ではありません。黄色いテープが無くなったら迷ったと思うべきです。
4.十石峠から富士見山までは踏み跡が出てきます。しかし、それ以降は再び難路に戻ります。こちらはフロントトレイルのテープは少なく、一方赤テープが役に立ちました。
5.フロントトレイルは最後、桜平から薬袋に下りますが、こちらはつまらないという事なので割愛。ひたすら車道を下りました。
その他周辺情報 南アルプスプラザでバス待ちの間食事しました。
スタートは身延線市川本町。以前蛾ヶ岳からここに下りて来たので、今日はここから線をつなげます。
2022年10月18日 06:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 6:45
スタートは身延線市川本町。以前蛾ヶ岳からここに下りて来たので、今日はここから線をつなげます。
富士川大橋を渡ると八ヶ岳が綺麗に見えてました。
2022年10月18日 07:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 7:31
富士川大橋を渡ると八ヶ岳が綺麗に見えてました。
ここから長い階段を登り登山道に入ります。
2022年10月18日 10:48撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 10:48
ここから長い階段を登り登山道に入ります。
一日目のお宿はほこら小屋。
2022年10月18日 13:39撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 13:39
一日目のお宿はほこら小屋。
中はとてもきれい。水場もあり、こんな綺麗な小屋を貸し切りとは贅沢です。夜に雨が降りましたが、快適な夜を過ごせました。
2022年10月18日 13:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 13:41
中はとてもきれい。水場もあり、こんな綺麗な小屋を貸し切りとは贅沢です。夜に雨が降りましたが、快適な夜を過ごせました。
小屋の前の大木に長いサルオガセが絡んでました。
2022年10月18日 15:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 15:11
小屋の前の大木に長いサルオガセが絡んでました。
いつも同じような夕ご飯。
2022年10月18日 15:20撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/18 15:20
いつも同じような夕ご飯。
翌日は好天。先ずは裸山に。晴れてるようでも富士山も南アルプスの雲の中です。
2022年10月19日 06:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 6:21
翌日は好天。先ずは裸山に。晴れてるようでも富士山も南アルプスの雲の中です。
朝焼けの櫛形山方面。
2022年10月19日 06:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 6:22
朝焼けの櫛形山方面。
朝日で輝くサルオガセ。この辺の原生林は素晴らしいです。またゆっくり周回してみたい。
2022年10月19日 06:45撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 6:45
朝日で輝くサルオガセ。この辺の原生林は素晴らしいです。またゆっくり周回してみたい。
櫛形山山頂、半年ぶりかな。ここで前回の夜叉神峠からの足跡とつながりました。
2022年10月19日 07:00撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 7:00
櫛形山山頂、半年ぶりかな。ここで前回の夜叉神峠からの足跡とつながりました。
南アルプス展望台ですが、雲が掛かって見えません。
2022年10月19日 07:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 7:37
南アルプス展望台ですが、雲が掛かって見えません。
池ノ茶屋の小屋に出ました。ここから源氏山登山口まで暫く林道を歩きます。
2022年10月19日 07:54撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 7:54
池ノ茶屋の小屋に出ました。ここから源氏山登山口まで暫く林道を歩きます。
源氏山に行く前に大峠山にも寄ります。展望はありません。
2022年10月19日 09:44撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 9:44
源氏山に行く前に大峠山にも寄ります。展望はありません。
続いて源氏山。こちらも展望はありませんでした。
2022年10月19日 10:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 10:27
続いて源氏山。こちらも展望はありませんでした。
大峠山分岐から足馴峠付近の注意区間。大峠分岐と源氏の中間点の北に下りると水がありました。ここから足馴峠へのトラバース道(破線)は廃道で超危険。足馴峠の左の尾根から足跡が盲腸の様に出ているのが迷いやすい所。過去にも複数の人が迷ってます。
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大峠山分岐から足馴峠付近の注意区間。大峠分岐と源氏の中間点の北に下りると水がありました。ここから足馴峠へのトラバース道(破線)は廃道で超危険。足馴峠の左の尾根から足跡が盲腸の様に出ているのが迷いやすい所。過去にも複数の人が迷ってます。
一旦大峠山分岐まで戻って、右側正面の斜面を登って行きます。
2022年10月19日 11:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 11:27
一旦大峠山分岐まで戻って、右側正面の斜面を登って行きます。
足馴峠手前の迷いポイント。谷沿いに右に下って行く道におびき寄せられます。
2022年10月19日 12:03撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 12:03
足馴峠手前の迷いポイント。谷沿いに右に下って行く道におびき寄せられます。
倉尾山。小さなピークが沢山あります。この辺りトレースは殆ど無く、GPSとフロントトレイルの黄色いテープを辿って歩きます。赤テープは林業用で案内ではないです。
2022年10月19日 13:37撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 13:37
倉尾山。小さなピークが沢山あります。この辺りトレースは殆ど無く、GPSとフロントトレイルの黄色いテープを辿って歩きます。赤テープは林業用で案内ではないです。
ここからの下りが恐ろしく急でした。ずっとロープがあって有難い。ロープが無かったら道も分からないし、滑って危ないです。
2022年10月19日 13:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 13:53
ここからの下りが恐ろしく急でした。ずっとロープがあって有難い。ロープが無かったら道も分からないし、滑って危ないです。
午後になって初めて富士山が顔を出しました。
2022年10月19日 14:34撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 14:34
午後になって初めて富士山が顔を出しました。
二日目の夜は十石峠でテント。静かな夜でした。
2022年10月19日 20:30撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/19 20:30
二日目の夜は十石峠でテント。静かな夜でした。
十石峠。ここから富士見山までは薄いながらもトレースがありました。
2022年10月20日 06:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 6:05
十石峠。ここから富士見山までは薄いながらもトレースがありました。
御殿山から見事な富士。ただ、逆光なんですね。
2022年10月20日 07:39撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 7:39
御殿山から見事な富士。ただ、逆光なんですね。
次に富士見山展望台。
2022年10月20日 07:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 7:53
次に富士見山展望台。
そしてやっと富士見山。反対側には木の間から南アルプスが見えてました。
2022年10月20日 08:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 8:13
そしてやっと富士見山。反対側には木の間から南アルプスが見えてました。
その後も原生林をひたすら歩きます。トレースは殆どありませんし、黄色のテープも無くなりますが、この区間は赤テープが役に立ちました。
2022年10月20日 08:52撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 8:52
その後も原生林をひたすら歩きます。トレースは殆どありませんし、黄色のテープも無くなりますが、この区間は赤テープが役に立ちました。
林道をひたすら下りました。正面に七面山がドーンと迫ります。
2022年10月20日 12:34撮影 by  iPhone 8, Apple
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10/20 12:34
林道をひたすら下りました。正面に七面山がドーンと迫ります。
最後はここでゴール。これで身延や笊ヶ岳への足跡とつながりました。
2022年10月20日 12:59撮影 by  iPhone 8, Apple
7
10/20 12:59
最後はここでゴール。これで身延や笊ヶ岳への足跡とつながりました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ テント シェラフ

感想

今までの山歩きで足跡の繋がっていなかった山域を一気につなげる縦走、静かで渋い山域なので、櫛形山山頂付近で一人とすれ違った以外、全く誰にも会いませんでした。静かな原生林をひたすら歩く山旅、命の洗濯になりました。

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