妙義山(大の字〜奥の院〜相馬岳〜タルワキ沢)

2022年10月20日(木) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 8.1km
• 登り: 1,178m
• 下り: 1,099m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:28
• 休憩: 1:01
• 合計: 5:29

距離 8.1km 登り 1,203m 下り 1,102m

7:37 登山者専用駐車場
7:45 道の駅みょうぎ
7:56 7:57 妙義神社
8:19 8:38 大の字
9:20 9:32 見晴
9:49 9:54 大のぞき
10:16 10:21 天狗岳
10:37 10:44 妙義山
10:59 11:01 天狗岳
11:37 11:38 タルワキ沢分岐
11:46 本読みの僧
12:02 12:07 四阿
12:20 12:22 大人場
12:30 12:32 金鶏橋
13:01 13:04 妙義神社
13:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅 みょうぎ
登山者用駐車場

コース状況／危険箇所等

神社〜大の字
樹林帯の急傾斜

大の字〜奥の院〜天狗岳
難易度の高い鎖場あり
大の字の鎖場で難儀するようなら
以降の鎖場は無理なので
タルワキ沢ルートで相馬岳を
往復することをお勧めします

天狗岳〜相馬岳〜タルワキ沢コース
急傾斜はあるが一般的な登山道

その他周辺情報

道の駅みょうぎから車で2分
妙義温泉 もみじの湯
定休日 月曜日 10時から
520円 サウナ 露天風呂あり

http://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/FureaiP-Momiji-no-yu.html

写真

10/20 7:37

道の駅妙義下段の
登山者用駐車場からスタート
この日馬鹿正直に
ここに駐車しているのは私だけだった
平日なら道の駅の駐車場でも
問題なさそう

10/20 7:40

道の駅みょうぎ から見上げる

どこに登山道があるのか
見当もつかない
大の字が白く光っている

妙義神社参道から
肉眼では目立つ大の字も
写真では分かりにくい

10/20 7:49

朱塗りの妙義神社総門
白雲山石塔寺の仁王門だったもの

10/20 7:56

妙義神社本殿
精巧な意匠が施されており
見ていて飽きない

下山後は社殿を2周してしまった

10/20 8:10

神社右手から登山道に入る
大岩の間を縫いながら
樹林帯の急登を登る

10/20 8:22

ここから樹林帯を抜け
岩壁に取り付く
鎖が掛けられているが
まだ傾斜は緩やか

10/20 8:28

大の字
下でヘルメットを装着し
大岩の鎖をよじのぼる
下から見上げると小さいが
実際には5m四方くらいある

10/20 8:37

大の字裏手の祠から
絶壁を見上げる
まだまだ 先は長い

10/20 8:57

奥の院
岩窟の隙間から
太陽の光が差し込み
神秘的な雰囲気を感じられる

10/20 8:55

奥の院
急な石階段と鉄梯子を登り
猫の額ほどのスペースに
石仏が数体鎮座している
上に登って気がついたが
急傾斜の鉄梯子は固定されておらず
立て掛けられているだけだった
降りは手が震えた

10/20 8:59

奥の院横の鎖場
下から見上げると
え？これをどうやって登るの？
という印象だったが
途中の小さな岩棚で休みながらも
なんとか登り切った
平坦地に着地したら
膝がガクガク震えていた
個人的には
ここが一番怖くてキツかった

10/20 9:13

さっきのに比べたら全然マシ

10/20 9:18

リンドウに癒される
この辺りの陽当たりの良い
場所にチラホラ咲いていた

10/20 9:22

見晴 まで上がると視界が開ける
浅間山までクッキリ見える

10/20 9:22

見晴から 榛名山 赤城山

10/20 9:30

ビビリ岩を登り切った
大岩を斜めに上がる
足元は断崖絶壁
上から見るとスタート地点が見えない
ここが2番目に怖かった

10/20 9:43

今まさに下から見上げた
あのギザギザのてっぺんを歩いている

10/20 9:50

大覗き
直後に長い長い鎖場の降りがある

10/20 9:52

大覗き下の鎖場を上から見下ろす
下端は確認できないくらい長い
ただ体を持ち上げる必要がないので
個人的には楽だった
逆回りだとここが最難関になりそう
今回のコースでは
本格的な鎖場はここで最後だった

10/20 10:14

天狗岳の看板は違う場所に
建っていたが
ヤマレコの天狗岳は
こちらの岩山のピークになっていた
岩壁の突端部になるので見晴らしがいい
相馬岳が正面に見える

10/20 10:26

タルワキ沢1022mまで
一気にくだってきた
相馬岳までまた急坂を登り返す

10/20 10:38

相馬岳 1103m
眺望は南西方向のみ

10/20 10:38

相馬岳から
浅間山がよく見えた

10/20 10:38

今日はもうお腹いっぱい
金洞山は見るだけ

10/20 10:47

相馬岳手前から見る
天狗岳の岩山

10/20 11:02

タルワキ沢コース
傾斜は急だけど難しい所はない
浮石が多いので注意するくらい

10/20 11:18

コースが不明瞭な場所は
白や黄色のペンキで
矢印や○や×で
正しい方向を知らせてくる
ありがたい

10/20 11:20

沢筋をずっと降りてきて
沢から外れるポイントには
こんな感じで
こっちじゃないよ と
マーキングされている

10/20 11:37

タルワキ沢から中間道を
妙義神社方面に帰る道は
いまだ通行止め

10/20 12:23

大人場
ベンチあり トイレなし

10/20 12:31

車道まで降りてきた
登山道入口には
看板が設置されている

10/20 12:33

登山口から30m程
神社方面に歩いた所に
駐車場有り 10台以上停められそう
ただし入口の段差が大きいので
車高の低い車は注意
タルワキ沢コースで
ピークハントするなら
ここに駐車すれば最短距離なる

10/20 13:03

無事下山し
妙義神社に御礼の参拝

他の参拝者はスルーしていたけど
本殿裏には天狗社がある
諸願成就のご利益があるとか

10/24 13:15

妙義神社 御朱印
御朱印は本社のみで
奥の院の登拝印は
授与されていなかった

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

koxjin

榛名山 赤城山と共に上毛三山に
数えられる妙義山
7月に他の2山は登拝したが
妙義山は雨に降られて断念していた
いや〜 強行しなくて正解だった
雨に濡れた鎖と岩壁は絶対無理だ

今回 鎖場を通過することで
大袈裟かもしれないが
日常では感じることが出来ない
死を目の前に想像することになった
普段の生活では無意識にセーブしている
力をフルに発揮しないと乗り切れなかった
ただ 震える手足に鞭をうち
岩壁を乗り越えた先には
新しく生まれ変わった自分がいる
修験道の一端を感じられる山行だった