仙ヶ岳


- GPS
- 05:24
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 832m
- 下り
- 814m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:18
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
どこかの本に「鈴鹿の重鎮」と書いてあった仙ヶ岳に初登山。南尾根から登ろうかとも考えていたが今回は無理せず近くて登りやすそうな、小岐須渓谷キャンプ場から小社峠に出て仙ヶ岳〜仙鶏尾根をめぐる周回コースを歩くことにした。川沿に登る道は傾斜もゆるく時々現れる渡渉は変化があって楽しい。小社峠に出ると灌木の稜線歩きになる。時折木々が開けて覗く景色に癒されながら仙ヶ岳山頂へと向かう。山頂は見晴らしが良く伊勢湾や鈴鹿の山並みなど大パノラマが広がる。この山は双耳峰で東方向に相方の峰はあり、荒々しい南尾根稜線をしたがえている。その頂き近くに米粒ほどの仙ノ石がポツンと見えている。なんと言っても今日の山行目的は仙ノ石に逢うことと決めていた。早る気持ちを抑えながらも、眺めの良さそうな展望地に誘われて横道に迷い込むとヤマレコの警告受ける羽目に‥。道も緩やかになりやがてその石は忽然と現れた。仙ノ石はその大きさと卵を立たせたような何とも不思議なバランスで鎮座していた。広目の山頂で腰を下ろし、仙ノ石と抜群の景色を眺めながらのおにぎりタイムはこの上なく贅沢な時間だった。下山の仙鶏尾根はアップダウンが続き正に鶏のトサカを歩いているかのようでキツかったが仙鶏尾根口辺りでは至る所にロープが垂らしてあり急峻な岩場を下るようなコースで、これが「登りでなくて良かったぁ」と何度も思ったほどだった。無事に往路のルートに合流。時間もあったので気になっていた天然記念物の屏風岩にも立ち寄った。「屏風岩まで1分」と書いてあった道を下ると、谷を眺める吊り橋が岩壁の両岸に掛かっている。その岩壁は川底まで構造物の様に垂直に斬れ落ちていて、正に屏風の様。鈴鹿の奇岩はこんな所にもあったのだ。初めての仙ヶ岳は天気にも恵まれ実に充実した山行になったのでした。
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