花の沢旅//釜川右俣

2014年07月22日(火) 〜 2014年07月23日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 17.3km
• 登り: 876m
• 下り: 877m

コースタイム

23日　6:00取水堰堤-6:50本流と右俣分岐-10:10三ツ釜大滝（ヤド沢出合）-13:50清水沢出合-16:00三ノ沢橋
24日　6:30三ノ沢橋-8:10横沢二股-10:15二段50m滝上-11:10登山道-11:30小松原避難小屋-14:55林道ゲート　　

天候

23日　曇り　ほんの時々晴れ
24日　曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大場集落先の林道ゲート前

コース状況／危険箇所等

☆　林道ゲート前は上手に駐車すれば5〜6台可能か、林道通行車両に支障となる時は、通行止の看板はあるが、沢方面に50m進むと(車高必要)更に両側にスペース有り。
☆　登山ポストなし、事前に所属山の会に提出及びフロントガラス付近に掲出(詳細は見えない)
☆　釜川右俣/横沢右俣の遡行記録は様々な捉え方をしているので、その季節や水量に応じた遡行が必要です。
☆　横沢右股に入りさらに1430mの二股を右に行くが、白山書房編「関東周辺の沢」の遡行図には無い、二段50m滝が出てきます。
☆　小松原湿原ルートは、木道が至る所で朽ち果てているので、泥濘が多い。

写真

山アジサイ
ブルーがとても綺麗でした
ゲートを出発

取水堰堤
初めての川で、水量が多いか少ないか不明。朝食を川原で摂ります

遡行開始
大石がゴロゴロしていて、乗り越えるのに苦労します。釣り人道らしきも有るそうです

20mトロ
これかな〜なんて言いながら上流に進みます

両手も動員
とにかく石が大きい!　一泊装備では飛び石は無理(≧◇≦)

本流と右俣出合
足にくる〜。
出合で休憩です

紹介します
リーダーのkenさんです。
こいつの　いやこのお方の歩く通りに付いて行けば、沢では問題なし・釣りはkazikaの方が上手(^^♪

ここから右俣
ぬめりが凄いです。ロープ有り

行く手を塞ぐ釜

泳ぎ
泳いだ方が早いは、実は歩けたりします

迷うが・・・
弱点見つけるの早いです。その分休憩に回してくれます

二人の思い
CLどうするか?
kazika綺麗・花も咲いてる

コバギボウシ
この防水デジカメ、色彩駄目かな?

泳ぎ
ロープ離さないでよ

まだ余裕
泳いでも荷が重たくなるが、寒くはない

余裕ない
リーダー先が見えていませんよ!

スラブ〜(^^♪

スラブです
壮大なスラブ、奥利根や谷川も凄かったが、この場も壮大

三ツ釜
これが噂の三ツ釜
ヤド沢が左岸から入る

登はん
左岸のリッジを軽々と
そして上部は慎重に

お釜

クガイソウ
CLは先に登って行った。
花は撮る約束・ここはじっくりと・・・

サワヒヨドリ
まだこれから開花です

コオニユリ
遠くに清水沢

シモツケソウ
感激です花達

ナメ
遡行する千倉沢
ナメが遥かに続きます

ヤド沢
渡って撮る

釜
おおっ！さっきの場所が遥か彼方

出合
手前ヤド沢、先千倉沢
CLが小さい

遥かに続くナメ

ウチョウラン
ちょっと待った!
蘭ですよ!　来た甲斐があった

キンコウカ
このような構図が欲しかった

ミヤマカラマツ

慎重に
落ち口までトラバース

水が綺麗です
ここでCLが登りきる間に
右首を何かに刺された

で落ちたので
ついでに水中撮影(^^♪

ツレサギソウ
沢っていいなぁ〜

行きましょう

どんどん行きましょう

先が見えず
綺麗なトロ

うわぁ〜

清水沢出合
左岸を高巻くと出会えない

シラネアオイ
辛かったことを忘れさせてくれます

雪渓
崩れた雪渓が僅かに残る

現実に戻されたぁ〜(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
水流強く最初に飛ばされそう
次も逆らって勝てるかな?
もう、くたくた(-_-)zzz

霧雨
パラパラと雨が降り始め
三ノ沢橋、今日はここで終了
上は草ぼうぼうの林道

二日目
曇りです。頑張ります

CL
快調です

困難
突破は困難ですか?
左岸ですか、右岸でも行けた

左俣出合

マルバタケブキ
群生は高所、ニッコウキスゲも高い場所

出たぁ〜
2ピッチでぎりだった

湿原に向けて
ナメが多かった
藪も

ユキザサ
まだ残っていてくれた

キヌガサソウ
沢に一輪
林道出合に2輪

ゴゼンタチバナ
最終章

小松原避難小屋
水場が近い

ジンバイソウ

イワイチョウ

トンボソウ

ワタスゲ街道

キンコウカ街道

晴れていれば
でも風情があって良いかな

トキソウ
群生場所もありました

サワラン
数が少なかった

小尾瀬
そう呼ばれている小松原湿原
春訪れたことがあった

林道歩き
ウツボグサ咲く単調な林道の下り

7/24 21:56

ここからkenswiftカメラです。
取水堰堤から少し入ったトロ場上。
kazika仙人余裕！

7/23 7:13

釣り師用の残置も利用。

7/23 8:08

仙人は泳ぐの大好き？？？

7/23 9:57

三ツ釜の規模は行った人にしか分からないかも！

7/23 10:11

ヤド沢を駆け抜ける？

7/24 21:58

ヤド沢を横断。

7/23 14:29

雪の塊も一か所だけ残ってました。

7/24 5:28

三ノ沢橋下の幕場。仙人の土木工事により、最高のねぐらとなりました。
ただし、増水にはアウト、さらに薪なし(T_T)

7/24 21:59

三段20m滝は三段目を左の草付きから高巻いてから落口のすぐ上に20mの懸垂で降り立つ。

7/24 22:00

二段50m滝は、「関東周辺の沢」遡行図には記載なし。一段目は問題なし。二段目は50mロープを二つ折りにして2ピッチぎりぎりで届きました。

7/24 12:19

池塘、ワタスゲ、kazika仙人・・・
今回はイワナなし、花の写真多数あり！！

感想

kenswift

ずーと暖めていた憧れの沢にkazika仙人に一緒に行っていただきました。

泳ぎ、ルーファイ苦手の自分ですが、仙人の的確なアドバイスで難所を越えられました！
他にも、へつり、高巻き、登攀など上信越の4級の沢はやはり甘くはありませんでした。

湯沢で買った「魚沼」は美味かったなぁ(^_^.)

Kagero

清津川　釜川右俣
4級の沢らしい、奥利根が5級だけど規模が違いますね。
滝の取り付きとか、巻きとかの詳細は省きました。

CLが以前から行きたかった沢、自分は　もう　きつい沢登りはいいや
と逃げていたところ、単独では行けないので是非にと。
話だけ聞こうか！　なに「小松原湿原」に登りつめる?
行くよ・行く。実は小松原湿原に以前春先に訪れたが、早過ぎた感があったので
7月の湿原に咲く蘭を見たいと思っていたのでした。
二人の行きたい場所が重なり、4級の沢とも知らずに入ってしまった。
CLがリードしてくれるので、自分は安心して登って行けます。
ビレー箇所も頻繁に現れる沢ではなかったので、老体にムチ打ち
場所によっては、爪までも総動員して何とか遡行出来ました。
沢沿いに咲く花、欄素晴らしかった。
辛い気持ちをシラネアオイの美しさが救ってくれました。
湿原に咲く蘭も生憎の雨でしたが目の保養になりました。
雨が激しさを増して来るので、落ち着いて撮影は出来ませんでしたが
木道脇に咲く目立った花は撮ることが出来ました。
最後の林道も4級でしたね(^^♪
沢靴履いたままのため、どんどんつま先が痛くなって、耐えられなくなる前に到着しました。
CLありがとうございました。厳しい沢はこれで最後ですからね。
頼むよ(^O^)

最後に花名については、PCや「山に咲く花」などで調べて
勝手に判断した花名ですので、誤っていたらご勘弁下さい。

コメント

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厳しい沢と4級の林道
でも楽しげなレコ、ベテラン二人の余裕の沢旅だったでしょうか。
kazikaさんはラン好きですね 小松原湿原の記録ありましたね。夏はこういうところなのですね。
「厳しい沢」、お疲れさまでした

Kagero

Re: 厳しい沢と4級の林道
cheezeさん
湿原　 どうしてこんなにも引き付けられるのでしょう
湿原があるから頑張れたのでした。
ヤマレコ旧友の方も「小松原湿原」行きたいと言っていました
ありがとうございました

beeline

お疲れさまでした。
さすが、お見事でございます。
仙人は土木工事まで請け負うのですね
何ともすんばらすぃっす！
でも薪なしって

心行くまで楽しまれたようで良かったです

やっぱお二人は凄いっすね

Kagero

Re: お疲れさまでした。
ありがとうございます。
川原ですので整地＝快適な睡眠＝明日への活力
土木工事お引き受け致します
釣りが出来なかったので、今日は渓流釣り行って来ました。
爆笑・爆釣でクタクタになって帰りました

kenswift

Re: お疲れさまでした。
先輩、ご無沙汰してます。

憧れの沢に行ってきました。
４級の沢でしょっぱかったですけど、仙人がいたので
心強かったです。

先輩のいつも笑顔あふれる山登り、仙人の花の山旅、
おいらの３Ｋ沢登り・・・いろいろな登山がありますが、
みんな山が好きなんですね！