記録ID: 4849323
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
「太陽と緑の道」つなぎ歩き（コースNo.10,13,14,16一部）
2022年10月29日(土) [日帰り]
兵庫県
Ham⭐
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:35
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 858m
- 下り
- 862m
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| 天候 | 晴れ 時々 曇り 神戸の最高気温 19.9℃ 低山を歩くには良い気候 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰り：神鉄道場南口 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険な場所はありません。 道標は数多くあるものの、道標のない分岐も多いので地図は必携。 ヤマレコ楽ルートで計画すれば安心です。 但し楽ルートでの坊主岩の位置が間違ってるので惑わされないように。 ◆コースNo.16一部 成道寺 〜 肘曲り https://www.city.kobe.lg.jp/documents/4001/no16.pdf （コースNo.16の後半部分、肘曲り〜稚子ヶ墓山〜双坂池は歩かず） 柏尾台住宅からしばらくは舗装路。途中から石畳みの道、その後は石畳みが崩れた石ころの道、時の流れを感じさせる峠道です。 ◆コースNo.14 肘曲り 〜 中山大杣池 〜 天神橋 https://www.city.kobe.lg.jp/documents/5720/14_6.pdf 志久峠付近は昔の面影を残す良い道になったり荒れた道になったり。この状態が中山大杣池まで続きます。中山大杣池からしばらくは車道を歩きます。道が広いのと通行車が殆どないのでストレスはありません。 ◆コースNo.13 天神橋 〜 石峯寺（しゃくぶじ） 〜 中大沢（なかおおぞう） https://www.city.kobe.lg.jp/documents/779/no13.pdf 坊主岩周辺以外は舗装路。通行量が少ないのでストレスはありません。 坊主岩周辺は久し振りの地道となり、足元にも優しいです。 ◆コースNo.10 中大沢 〜 道場南口 https://www.city.kobe.lg.jp/documents/2716/no10.pdf 天狗岩と北神戸ゴルフ場周辺道以外は舗装路。太陽と緑の道を忠実に辿ると天狗岩へは行って来い（ピストン）となりますが、光山寺から天狗岩に通じる道があるので、そちらの方が楽しめそうです。実際、パトロール員が設置した道標はそちらへ付いていました。 フルーツフラワーパーク沿いの道は路側に「ひっつき虫」が繁殖しており要注意。 北神戸ゴルフ場周辺道は気持ち良く歩ける水平道。この日は草が刈られていましたが、ガイドマップによれば「夏場は草多し」の説明が伺われる道でした。 鹿の子台住宅地は楽ルートで設定されたルートに従いましたが、近道ありそうです。 |
| その他周辺情報 | ◆コースNo.10途中の「神戸フルーツフラワーパーク」 温泉もあるし、隣に道の駅もあるしで、太陽と緑の道完歩を目指さないのであればここを終点とするのも良いと思います。神鉄岡場駅からの便だけでなく三宮からもバス便が出てるようです。 |
写真
【コースNo.16】
神鉄箕谷駅から神戸市バスで谷寺口バス停へ
神鉄箕谷駅から神戸市バスで谷寺口バス停へ
公園を過ぎ、ここからが志久道？（志久道の石碑があるそうですが見逃しました）
太陽と緑の道＝近畿自然歩道。それにしても太陽と緑の道の文字が小さい
と思ったらその通りでした。かつては牛車が行き交っていたのでしょう。石畳が残ってる区間は僅か。あたゴロゴロ道を登り、
コース16,14接続点の肘曲りに到着。左に行くと稚児ヶ墓山。今回は直進
【コースNo.14】
花折山分岐。花折山方面のNo.15は現在休止中。復活を願いますよ→兵庫CCさま
花折山分岐。花折山方面のNo.15は現在休止中。復活を願いますよ→兵庫CCさま
荒れ果てた「志久ノ峠」。この峠をこよなく愛した多田繁次氏が見たらなんと思うのだろうか...
茅葺きではないけど、立派なお家が沢山。このあと、コース14,13接続点の天神橋を通ります（写真無し）
【コースNo.13】
ココ注意箇所。うっかり直進してしまいそうななりましたがコースは道標に従い左斜上
ココ注意箇所。うっかり直進してしまいそうななりましたがコースは道標に従い左斜上
その後建てられた「近畿自然歩道」の道標。まだまだシッカリしてます
重文の三重の塔。神戸市にこんな由緒ある塔があることを初めて知りました
バス停大門の交差点で南方向に転回。バス停は廃止されたようです
実はここから出てくるのが以前のルート。採石のため通行禁止になったようです。その迂回路が三木市を通っていたという訳です
林道から左の草茂る細道へ。道標がなかったら間違って直進してしまったことでしょう
その道も手入れされていました。このコースのパトロール員はしっかり仕事してますね＾＾
そしてレコで見かけたエリンギではなく、坊主岩の登場。不思議な岩ですね
コース10,13接続点の中大沢に到着。時刻表を見ると、土日は便なし
【コースNo.10】美嚢川に架かる橋。「太陽と緑の橋」のガイドマップ及びヤマレコでは橋を渡らずに少し南から入るようなんですが...迷った挙げ句、ヤマレコ側へ
2
10/29 13:00
【コースNo.10】
美嚢川に架かる橋。「太陽と緑の橋」のガイドマップ及びヤマレコでは橋を渡らずに少し南から入るようなんですが...迷った挙げ句、ヤマレコ側へ
美嚢川に架かる橋。「太陽と緑の橋」のガイドマップ及びヤマレコでは橋を渡らずに少し南から入るようなんですが...迷った挙げ句、ヤマレコ側へ
そして、天狗岩分岐。道標には光山寺とあります。つまり天狗岩経由で光山寺につながる山道です
古い道標ですが、太陽と緑の道としても天狗岩〜光山寺ルートを推奨してたんですね
で、先ほどの道を進むとこの看板。一瞬、歩行者も通行禁止かと思いましたが、
天狗岩が現れました。高さ7〜8m程度。上に簡単に登れますが木に囲まれていて眺望はなし
昔は眺め良かったらしいのですが...出来れば伸びた樹木を伐採して欲しいですね
フルーツフラワーパーク手苗の街路樹にはへんちくりんな実が沢山なっていました
フルーツフラワーパーク。いつからか観覧車やジェットコースターも作られていたんですね
危険なヤツ。センダングサの仲間らしい。軽く触れただけで針状の種子が衣服にに突き刺さります。先日のシビレ山北東尾根ではひどい目に遭いました
1
10/29 14:06
危険なヤツ。センダングサの仲間らしい。軽く触れただけで針状の種子が衣服にに突き刺さります。先日のシビレ山北東尾根ではひどい目に遭いました
ゴルフ場フェンス沿いの道。雑草が茂りそうな道ですが最近草刈りされたようで快適な道でした。手作業ではなく機械による草刈りと思われます
2
10/29 14:19
ゴルフ場フェンス沿いの道。雑草が茂りそうな道ですが最近草刈りされたようで快適な道でした。手作業ではなく機械による草刈りと思われます
やがて視界が開けフラワータウンの街並みが望めました。奥には羽束山と大船山。これらの山を見るとなんだか嬉しくなります
ヌスビトハギにはやられましたが、センダングサ類の被害はありませんでした。電車に乗るのでここで払い落としておきました
随分遠くまで来た気がしましたが、出発点と同じ神戸市北区内。お釈迦さんの掌から抜け出てませんでした
今度は中国自動車道。北区は交通の要所でもあるんですね。バス便は不便ですが...
撮影機器：
感想
誕生50周年を迎えた「太陽と緑の道」。当時の資料を図書館で見つけ、ヤマレコ日記を書き始めたものの、よく考えたらあまりコースを歩いてないことに気付きました。
特に淡河や大沢地域は交通の便が悪いこともあって空白地帯となっていました。際だった山がないこれらの地域こそ、「太陽と緑の道」の神髄があるのかもしれない。「太陽の道を知らずして太陽の道を語るなかれ」という訳でまとめ歩きをすることにしました。
まとめ歩きにした理由としては、短期間でカバーしたいということ、そして公共交通機関が非常に脆弱なエリアに対し、神鉄沿線駅からスタートし、神鉄沿線駅で終了させるというメリットもあります。
今回の山行で、「太陽と緑の道」はピークを目指すものではない（not登山）、里道をつないで、のどかな農村風景や里山情景を自分の足で楽しむものだと感じました。
また神戸市の広さを実感すると共に、人があふれる都心部と、緑あふれる農村部のつながりをどう維持・発展させることが出来るのか...
そこに、「太陽と緑の道」の課題（発展 or 消滅）があると感じました。ちょっと大袈裟かな (^^ゞ
ちなみに道中、ハイカーには一度も会うことはありませんでした。
ともあれ、まだまだ太陽と緑の道を知る必要があります。自身好評につき、第二弾も計画しようと思います。
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