お手軽な3000m仙丈ケ岳の初雪〜快晴微風〜絶景

2022年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 08:03
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,151m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:28
• 休憩: 0:36
• 合計: 8:04

7:15 スタート地点
7:51 7:51 北沢峠・長衛小屋分岐
8:59 9:03 薮沢大滝ノ頭
10:20 10:21 小仙丈ヶ岳
11:04 11:04 仙丈小屋分岐
11:18 11:35 仙丈小屋
11:43 11:45 地蔵尾根合流
12:09 12:16 仙丈ヶ岳
12:32 12:33 仙丈小屋分岐
13:07 13:08 小仙丈ヶ岳
13:54 13:57 薮沢大滝ノ頭
14:46 14:46 北沢峠・長衛小屋分岐
15:15 15:15 北沢峠
15:18 15:18 北沢峠 こもれび山荘
15:19 ゴール地点

天候

快晴微風温暖

アクセス

行動時間　8時間
標高範囲　2000m〜3000m
気温　登山中はマイナス
山で会った人　200人
登山道様子　整備
展望　2600mから
ハイマツ　2600mから
紅葉　下の方
積雪の様子　3センチ
日帰り温泉　仙流荘
スマホカウント　24000歩
雰囲気　快晴雲上のトレック
満足度　90％
お勧め度　バスはあと2週

写真

10/29 5:49

バス乗り合い混雑といっても、7台分で200人程度

10/29 6:47

車窓からノコギリの朝焼け

10/29 7:03

スタート

10/29 7:18

日の出

10/29 9:24

ハイマツが出てきて、甲斐駒と記念写真

10/29 9:27

ここから展望、6合目とは2600mのこと

10/29 9:29

雲上トレック始まる

10/29 9:30

甲斐駒とはどこから見ても甲斐駒

10/29 9:31

ノコギリの向こうは八ヶ岳

10/29 9:40

抜かれた

10/29 9:50

右に出べその北岳と左に富士

10/29 9:55

双耳峰してるのが、乗鞍岳

10/29 9:56

またも抜かれ

10/29 10:12

小仙丈の巻き道

10/29 10:14

藪沢小屋は冬季通行禁止になっていた

10/29 10:15

積雪3センチサクサク

10/29 10:21

裏側からの頂上カール（小仙丈カール
南アの女王とはこの景色

10/29 10:23

甲斐駒と左八ヶ岳、右に奥秩父

10/29 10:27

ハイマツ仙丈カール

10/29 10:29

ここまで登ると北岳、間ノ岳の格好良くなる

10/29 10:57

小屋への分岐　小屋方面に

10/29 10:59

馬の背と雪ない向こう

10/29 11:00

3センチのサクサク

10/29 11:03

頂上人人

10/29 11:04

藪沢カール側

10/29 11:06

御嶽山　煙噴いてない

10/29 11:09

営業おしまいの小屋の日向ぼっこ

10/29 11:32

10/29 11:32

藪沢逆光

10/29 11:37

地蔵尾根へ下る

10/29 11:38

延々と下るその道　見るだけ

10/29 11:58

まもなく頂上

10/29 11:59

手前に塩見にかぶさる向こうに荒川、右に赤石岳辺り

10/29 12:03

仙丈ケ岳真っ青な頂上

10/29 12:05

遠い方への標識

10/29 12:08

そういたんです、直下のうずら

10/29 12:09

もう一枚ね

10/29 12:13

ブロッケンじゃないただの影

10/29 12:15

上から藪沢下の小屋

10/29 12:15

まだ人が残っていました。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

感想

sptaka

グレートサミッツ最終章　NO60
最も安易3000m仙丈ケ岳の初雪〜微風〜快晴〜豪快カール

　紅葉と初雪はいつも今の時期で。富士山が初雪だからと仙流荘に。今日はバス7台で200人程度入山というから、並み。駐車有料千円になっていた。
　6時にバスは出て、7時に北沢峠。降りた客もあっという間に左右にばらけて、仙丈の樹林帯へ。でもそこはシラビソ針葉樹林で、色気なし。紅葉は車窓のずっと下。
　2時間ちょいで、2600m過ぎる辺りからハイマツ、展望。快晴微風。雲上のトレックとはまさにこのことで、頂上を裏から見上げる小仙丈カールを見ると、それがまさに3000mの絶景である。ああそれは北海道の大雪か幌尻岳か、北アの黒部五郎か、思いつくままに国内の4大カールの一つでもある。
　少し先で小屋へのトラバースに入って、積雪3センチのザクザク踏みしめて少し下る。毎度に愛想のない小屋はすでに閉めて、日向ぼっこの朝飯数人。
　藪沢カールの上に頂上が見えるが、なんだか30分くらいかかる。右から登って、地蔵尾根の標識よく見て、ちょっと前に登ったぞ。ようやく頂上。
　向こうに塩見岳で、重なるように荒川岳。その右に赤石岳。頂上脇でライチョウ教えてもらったぞ。北岳は人工移植させたらしいが、ここは自然繁殖存在していたか。さっきホシガラズが飛んでいたのは見たけど。
　あとはまさか4時のバス乗り過ごさないようになんだか慌てて降りる。下りは甲斐駒がうるさいくらいに目の前に迫って、右に地蔵のオベリスクがずっとあり、アサヨ峰がでかくて、左にのこぎりもね。このバスはのこぎりの鹿風穴のことばっかり40年前から案内するけど、あんなとこ行ったことある人いるのかなあ。
　4時前のバスで戻る。42年前80年の開設という仙流荘からのバスなのだが、ここを上高地のようにするという計画も失敗し、ただの登山客の運搬バス。観光客はここまで来る人皆無とういのも、汚い山小屋があるだけで、喫茶の一軒もなし。ここへ来るたびに、失われた42年はすでに当時から始まっていて、その将来性のなさにいつも大笑いし、しかも地元長谷村は、黒人奴隷のように毎日懸命にバス運行やっているが、それが斜陽化するのは、登山客が存在しているとうだけの細い綱渡り。その当時からのことを知っているだけに、なんだかいつも、カタルシスに陥る。しょせんその程度でいいと言うなら、慰めにもなるが。