温泉ヶ岳・根名草山

2022年10月30日(日) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 9.8km
• 登り: 864m
• 下り: 852m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:47

6:17 金精山登山口駐車場
6:47 6:50 金精峠
7:41 7:41 温泉ヶ岳分岐
7:50 7:58 温泉ヶ岳
8:08 8:09 温泉ヶ岳分岐
8:50 8:50 旧念仏平避難小屋跡（水場）
9:03 9:06 念仏平避難小屋
9:53 9:55 根名草山
11:27 11:28 念仏平避難小屋
11:35 11:35 旧念仏平避難小屋跡（水場）
12:13 12:13 温泉ヶ岳分岐
12:44 12:44 金精峠
13:04 金精山登山口駐車場

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

下山後温泉は金精峠を群馬側にくだった白根温泉加羅倉館によりました。こちらは旅館ながら立ち寄り入浴を朝から受け付けていてこれまで入浴不可だった記憶がありません。空いていることが多いのも良いです。加水掛け流し。シャンプー・ボディソープ・ドライヤーあり。
訪問レポです。
https://yu.hashigoyu.com/gunma/1977/

写真

金精峠登山口からスタートです。駐車スペースは6時頃の到着でまだ数台の空きがありました。

というのも到着時、画像左側の列には一台も駐車されてなく、停められると知らず諦めて別の場所に行く車が数台いました。

登山口からなかなかの急登を上がって金精峠に到着しました。ここから日光白根と逆方向へ進みます。(ここまでで疲れました-o-;)

この時の気温−5℃。栃木県と群馬県の境の山って寒いんですね(;'∀')土の部分には霜柱、笹は霜で白くなっていました。

温泉ヶ岳少し手前(金精峠寄り)。平坦で広い笹に覆われた針葉樹の森が広がっていました。この場所は動物の痕跡多めです。平坦だから動物も活動しやすいのかな？

鹿の皮剥ぎ。ゴリゴリした歯形がクッキリ。おいしいのかな？

これは？？

温泉ヶ岳への分岐です。もちろん温泉ヶ岳にも寄ります。

ここからなかなかの急登でした。(距離は短いけれどキツかったです)

温泉ヶ岳に着きました。それほど広い山頂ではないものの、周囲の展望がとても良かったです。温泉ヶ岳の読み方が「おんせん」じゃなかった(-o-;)

温泉ヶ岳から再び分岐へ戻ってお次は根名草山に向かいます。陽当りのいい笹の道が心地よいです。ただ足元が滑りやすかったです。

景色の良い場所がありました。男体山の裾に広がるグラデーションの黄葉が浮世絵のように綺麗でした。男体山の左横の特徴的な山が気になります。安達太良の別名のような形の(^^;)

さっきまでいた温泉ヶ岳が見えました。

水場です。ギンギンに冷たい水でした。周囲は薄氷がはっていました。

避難小屋です。横に庭のようなスペースがあり、丸太の椅子も置かれて陽当たりもとても良く雰囲気のいい場所でした。

小屋内も清潔で、ふんだんに木材を使用してとてもいい感じでした。小屋内は木のいい香りに満ちて癒されます。

避難小屋〜根名草山の日陰の部分には雪が残り、地面もカチカチに固まってました。融けたら融けたでドロドロになりそう。

いつ降ったのか雪が残っていました。まだ「滑りどめ」が必要とか、そういう感じではなかったですが、アッという間にその季節に移行しそうです。

苔の美しい登山道でした。

こんなに美しい森の道なのに、どうしてこんなに歩く人が少ないんだろう？

根名草山山頂に近づくと眺めがとても良かったです。どこまでも連なる深い山々。この見える範囲内に熊は何頭いるんでしょうか。

根名草山山頂です。この後は来た道を戻りました。

静かないい山でした！

感想

wasakaji

秋晴れの日曜日は栃木県と群馬県の県境に位置する「温泉ヶ岳・根名草山」に行って来ました。以前から名前だけは知っていて気になっていた山です。

金精峠登山口から金精峠まで登ると、ここから日光白根山とは逆の方向へ向かいます。温泉ヶ岳・根名草山方面へ向かう人はごくごく少数でした。

歩く人は少ない登山道と思いますが、丁寧な刈り払いもされ歩きやすく管理されていました。途中で立ち寄った避難小屋も清潔で、外の丸太の椅子が置かれた庭も雰囲気よかったです。

広葉樹の紅葉を近くで楽しむタイプの山ではないですが、静かな針葉樹の深い森は苔が美しく、時折バーンと広がる大展望が見事でした。休憩中に見えた悠々と山の上を飛ぶ大きな猛禽の番も印象的でした。(何という鳥だったのかな？)

【動画】温泉ヶ岳から念仏平避難小屋へ行く途中の水場です。(21秒)