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記録ID: 48570
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

水引入道 静かなコガ沢の秋

2009年10月12日(月) [日帰り]
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kiyoshi その他2人
GPS
--:--
距離
9.7km
登り
861m
下り
892m

コースタイム

8:50 スキー場休憩所出発
10:40 コガ沢徒渉点
11:50 大日向
12:00 昼食
12:30 出発
12:40 水引入道山頂
13:00 大日向
14:40 神嶺林道
15:20 スキー場到着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
*今日は憧れのコガ沢から水引入道に登りました・・・が、なかなかでした^^;
*白石スキー場のちょっと上に「無料休憩所」があり、そこに登山ポストときれいな水洗トイレがあります。
*そこから左に行けば不忘山。右にゲレンデの右端を登るコースがコガ沢経由水引入道への道です。
*コガ沢徒渉点までの道は、沢の右岸を行くアップダウンの多い道。なかなか標高が稼げない。沢からの高度感もあり、気の抜けないところです。かなり長い。
*徒渉点直前から、太いロープが現れ、ロープがないと通れないところもあります。いよいよ、という感じがしてきます。沢に下りる場所で登山道が切れます。あとは細い岩の足場だけ。高さ3メートルくらいの急崖をまず横に2メートル、そこから下に3メートル下ります。落ちても死ぬことはないでしょうが・・・^^; 徒渉自体は、秋の水枯れの時期なので苦労なく飛び石で越えました。残雪期は怖いでしょうね。「岩登りあるって聞いてない〜」という新メンバーの声がしました^^
*コガ沢からの上がり口が見えません。というか沢に下りるところで対岸の崖にロープがあるので、あそこだろうなと思うけど、登山道じゃないんじゃない?^^; みたいな。
*沢からは、まずロープで5メートルほど真上に上がります。ここはロープなしでは、下りは無理じゃん^^;
*そしていよいいよ有名な急登です。ぐいぐいあがりますが、我々はノロノロと(笑)両手を使って登る場所が5箇所くらい。まあ、立ち止まり振り返るたびに風景が変わってきます(10mおきに止まってました^^)。背後に不忘山がぐんぐんせり上がってくるので、登りの実感が湧いてきます。
*1時間弱そういう登りが続き、あたりが潅木になってくると突然という感じで大日向に飛び出しました。
*しかし我々を迎えてくれたのは、激しい風。大日向の岩礫地帯は風の通り場でしょうね。急いで通過しようにも、足が上がらない。ほうほうの体でジャンボリーコースの茂みに^^;
*昼食後、風が弱まったのを見計らって、とりあえず水引入道の山頂へ。岩の道が続きます。山頂からは屏風岳の尾根が視界全体に。右手には後烏帽子岳のピラミダルな姿が見えます。屏風の肩に向かう登山者の姿が見えます。水引平までは今日は無理かな^^;
*下りのジャンボリーコースは、最初の方で、ロープ場が3箇所ほど。そこを過ぎるとあとは緩やかで長い長い道です。
*神嶺林道に出たら右折です。緩く登っていきます。途中でコガ沢を今度は橋で渡ります。
*下山後は、遠刈田温泉で、南蔵王を一望する露天風呂でゆっくりしました
*今日は若いメンバーが一人参加。登山は初めてなので、ちょっと厳しいコースでしたが、よく付いてきました。

朝に見上げた南蔵王の稜線。嫌な雲ですね^^;
後が屏風岳の稜線。左が不忘、右が水引入道。間の谷がコガ沢です。
2009年10月12日 08:14撮影 by  FE180/X745, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 8:14
朝に見上げた南蔵王の稜線。嫌な雲ですね^^;
後が屏風岳の稜線。左が不忘、右が水引入道。間の谷がコガ沢です。
無料休憩所前。左が不忘山。我々は右手に。
2009年10月12日 08:44撮影 by  FE180/X745, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 8:44
無料休憩所前。左が不忘山。我々は右手に。
沢沿いのトラバースが多くアップダウンがきつい。
2009年10月12日 09:18撮影 by  FE180/X745, OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 9:18
沢沿いのトラバースが多くアップダウンがきつい。
ところどころで沢に下ります。
2009年10月12日 09:39撮影 by  814T, TOSHIBA
10/12 9:39
ところどころで沢に下ります。
沢の向かいの稜線が水引入道尾根コース(ジャンボリーコース)。
2009年10月12日 09:59撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 9:59
沢の向かいの稜線が水引入道尾根コース(ジャンボリーコース)。
いよいよ沢への降下です。私は実は高所恐怖症(笑)
2009年10月12日 10:45撮影 by  814T, TOSHIBA
10/12 10:45
いよいよ沢への降下です。私は実は高所恐怖症(笑)
この崖は70度くらい^^;足場は細いけどこの人は高いところが好き^^
2009年10月12日 10:46撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 10:46
この崖は70度くらい^^;足場は細いけどこの人は高いところが好き^^
コガ沢自体は水が少なく飛び石でOK。下流方向。
2009年10月12日 10:48撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 10:48
コガ沢自体は水が少なく飛び石でOK。下流方向。
新メンバーが最後に降ります^^肩のあたり左側に横向きのロープが見えます。まず横に2m、次に下へ3mですかね^^; 一般コースなんですけど…笑
2009年10月12日 10:48撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 10:48
新メンバーが最後に降ります^^肩のあたり左側に横向きのロープが見えます。まず横に2m、次に下へ3mですかね^^; 一般コースなんですけど…笑
明るい沢です。上流方面。水少なくてよかったなあ。落ちる人結構いるみたい^^;
2009年10月12日 10:54撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 10:54
明るい沢です。上流方面。水少なくてよかったなあ。落ちる人結構いるみたい^^;
急坂から顔をあげると、屏風の稜線が見えてきます
2009年10月12日 10:59撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 10:59
急坂から顔をあげると、屏風の稜線が見えてきます
大日向に飛び出しました。強風です。
2009年10月12日 11:57撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 11:57
大日向に飛び出しました。強風です。
もうすこしで急登終わりだよ〜^^
2009年10月12日 12:01撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:01
もうすこしで急登終わりだよ〜^^
高度感ありました。
2009年10月12日 12:01撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:01
高度感ありました。
昼のおやつは、わらび餅^^
2009年10月12日 12:19撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:19
昼のおやつは、わらび餅^^
大日向から見上げる水引入道の岩場。
2009年10月12日 12:20撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:20
大日向から見上げる水引入道の岩場。
視界全部が屏風の壁です。
2009年10月12日 12:26撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:26
視界全部が屏風の壁です。
水引入道から見る後烏帽子岳。
2009年10月12日 12:34撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:34
水引入道から見る後烏帽子岳。
右手が水引入道隣の馬の神岳。
2009年10月12日 12:38撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:38
右手が水引入道隣の馬の神岳。
頂上から大日向の岩場を見下ろしたら。
2009年10月12日 12:41撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 12:41
頂上から大日向の岩場を見下ろしたら。
長い長い下りが始まります。
2009年10月12日 13:31撮影 by  SH01A, DoCoMo
10/12 13:31
長い長い下りが始まります。
静かな蔵王の秋です。
2009年10月12日 13:37撮影 by  SH01A, DoCoMo
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10/12 13:37
静かな蔵王の秋です。

感想

*紅葉第4弾は、南蔵王の水引入道へ。ここは、「分県ガイド」では危険度3の難関コース(但し一般道で)です。1500m以上の高い山はこれが最後と思い、出かけました。
*天気はいいはずなのに、白石から見る蔵王には濃い笠雲がかかっており、強風が予想されました。思ったとおりの天気でしたね。
*今回は若い新メンバーが加わっております(笑)体力があるはずだったが、やはりはじめての山だから、コガ沢はハードルが高かったみたい。「当分行かなくてもいいかも」という感想でした^^;
*デジカメが最初の5枚くらいで電池切れ^^;あとは携帯で撮っていますので、写真は期待しないでくださいね^^;
*体力があれば、屏風、不忘と周回も考えましたが、コガ沢からの標高差400mをまっすぐ上に上がる県内でも屈指の急登コース(どなたかのブログにあったが、同感)でバテが来て、大日向に上がった瞬間の超強風で戦意喪失ということでした。時間も昼になりましたので、風下で昼食休憩を取り、風の合間に水引の頂上だけを踏んできました。
*スライドしたのは、キノコ採りの二組と、大日向直前で単独の年輩の方。「上は風が強いですよ」というアドバイスをいただきました。下りは休み休みだったので、4組くらいに追い越されました。駐車場には20台くらいあって、戻ってきたときは7台くらい。ほとんどの方は不忘に向かわれたようです(ほぼ一緒にスタートした方4組は不忘に)
*紅葉は中腹ですね。スキー場あたりはあと1週間。上は終わっています。上から見下ろすときれいなタペストリーです。
*ヤマレコの皆さんはどちらにいかれたのかな。今日はとにかく寒い一日でした。ほとんど汗をかかず、水もほとんど飲んでいません。風邪ひきそう(笑)みなさんは暖かい格好で登ってくださいね。

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コメント

こんにちは kiyoshiさん
 蔵王もだんだんと冬山に近づき始めてるんですね。写真や、記録からそのように感じました。携帯の写真 でも十分綺麗に撮れていますよ。
 山行記録、楽しく見させていただきました。

 kajyuki
2009/10/12 23:20
こんばんは
蔵王の主のkajyukiさんに無断で、ちょっと荒らしてしまったかしらん^^ 6月に屏風と不忘から見た水引入道が忘れられなくて、登ってしまいました。かなりの急登でしたが、ぐいぐい登るので気持いいくらいでしたよ。徒渉は怖かったですけどね。上は体感温度5度くらいか。かなり寒かったし、屏風から降りてきた方と山頂でお話をしたら、上は寒くて展望もなかったとのこと。今年は冬が早そうですね^^;
まだ体調はいまひとつでしょうか。どうぞご自愛なさってくださいね。山は逃げませんから^^ ラブ可愛いじゃないですか。私も黒のラブを20年ほど前に飼っていました。最高体重は40キロまでに^^;(笑)では、おやすみなさい。
2009/10/12 23:35
お疲れ様でした。おやすみなさい。
早速の返信ありがとうございます。
山の疲れを十分癒して下さい。
それでは、おやすみなさい。
2009/10/12 23:41
険しい所もあって良い山でしたね。
私は今週、屏風〜烏帽子に行く予定ですので、参考にさせていただきました。
山は寒いのですね。
  心して行かないと…。
それにしても、秋はあと少しで終わってしまいますね。
 冬は登れないから、カナピィ…ね。(;−;)”
2009/10/13 23:31
寒さ対策は十分に
なさってくださいね。屏風〜後烏帽子だと1800〜1600超ですから、どうしても今の時期はね。稜線を歩くのならなおさらです。烏帽子から屏風の道は結構な急坂です。足元注意で行ってくださいよ^^私はもう年なので、今年は高い山は諦めました、すごく寒がりなので(笑)でも週末毎に天気がよければ登ります。それぞれの季節、それぞれの山の表情を見てみたい気がします。いつまた忙しくなって登れなくなるか分からないから、今年はもう少し歩いてみたいなぁ、と^^
2009/10/14 20:34
県内でも屈指の急登コースだったんですかw(゜o゜)w
kiyoshiさん、こんばんは♪

県内でも屈指の急登コースだったんですね・・・
それを我らは下ったんですね。。。
私のレベルでは無謀であったかもしれません。
kiyoshiさんのこのレポートを読んでいたらジャンボリーコースに行っていたこと間違いなしです(・・;)

何せ、出発前日に山を決めたものですので、私はろくにコースをチェックもせず、すべて夫に任せてしまったので反省です。

ま、いい経験でした♪
2011/6/13 20:19
hana_solaさん♫
こんなところにコメント書いちゃダメでしょう
コガ沢は登るも地獄、下るも地獄です〜でも明けない夜はないように、終わらない急登はないですからね。
よく歩きましたね、本当にお疲れさまでした
2011/6/13 20:58
プロフィール画像
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