東大巓(姥湯温泉〜明月荘泊周回)
- GPS
- 10:47
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
天候 | 1日目:雨一時晴 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
姥湯温泉〜明月荘:笹が煩いのでレインパンツやゲイター推奨 |
その他周辺情報 | 姥湯温泉桝形屋@600円 露天風呂のみ、洗い場無し、源泉掛け流し |
写真
感想
今回は山の会のメンバーさんとの山行。
CLとして避難小屋泊を計画し、幾つか候補を挙げてもらった中から明月荘(弥兵衛平小屋)泊に決まった。
紅葉はもう既に終わっているだろうと思っていたが、姥湯温泉に向かう途中の車内から綺麗な紅葉を見ることができた。しかし、それと同時に雨がポツポツと…。
姥湯温泉近くの駐車場に到着しレインウエアを着込みテンション低めでスタートする。
吊り橋から姥湯温泉の湯けむりが見え、今日は温泉泊にしようかと冗談も飛び交う。
吊り橋を渡った直ぐに登山口の梯子があり登り始める。樹林帯に入るとあまり雨があたらずに済み、更に進むと雨が上がった。
時々下界が見えると明るく陽が差しており、このまま晴れるのかなと思いきや再び雨に打たれ、それが小屋まで続くのであった。
直前のレコで水場の金明水はチョロチョロという情報であったため、安全のため途中の沢で給水する事としていた。
1つ目の沢に着いたが、硫黄臭がしていて水に手を入れると温かったので次の沢へと進んだ。
潜滝に着き、大きい滝を想像していたが、実際は可愛い滝であった。
ここの水は冷たかったので、とりあえず各々ここで給水をした。
再び登り続けると木道にシャーベット状の雪が見受けられた。
木道に渡してある滑り止めの横木が劣化で所々脱落しており、斜度がある箇所は滑り易く慎重に進んだ。
金明水に着くと雨のお陰か水がチョロチョロと出ていたので、メンバーは沢の水から汲みなおした。
ようやく明月荘に到着する。晩秋の日曜日とあり今晩の宿泊者は我々だけであった。
メンバーは着替えて身体を暖める人、濡れたウェアを着たまま着込んでウェア類を乾かせる人とそれぞれだった。
一段落してOチーフシェフの夕食が始まった。きのこ汁で身体を温めて、牛焼肉でお酒を流し込む。いや〜堪らない。
他にもベーコン、切り干し大根の煮物とさっぱり漬等など、デザートにはリンゴもあり主食が要らない程だった。
翌朝外に出ると辺りはうっすらと雪化粧していた。空は真っ青に晴れ上がっていて最高の天気。昨日頑張って上がって来た甲斐があるというものだ。
食事を済ませて出発の準備をしているとメンバーの一人がズボンが見当たらないと言う。
皆で探したが見当たらず、本人はとりあえずレインパンツで歩くとの事で出発した。
薄らと積もった雪と青い空、澄んだ空気で気持ちが良い歩きが出来そうだ。
東大巓までは緩い登りで、遠くに見える山をあれはあの山か、あっちはあの山かと話しながら進んだ。
視界の全体が開けて下りにかかった。
おかしいなと思ったら東大巓を通り過ぎていた…気を付けていたはずが見落としてしまった様だ。
休憩時にOさんが調べると山頂表示が分かり辛い様だった。
この行程の最高地点は呆気なく通り過ぎてしまっていた笑
その後昭元山を過ぎ、大きい岩場の登りを終えて烏帽子山に到着すると谷地平湿原やその奥に湖が見えた。谷地平湿原の草紅葉が綺麗で訪れてみたいと思った。
ニセ烏帽子山はあまり眺望が無く兵子分岐まで降りて、兵子山へ登る。
山頂手前の岩場が少し険しく嫌な感じだったが、雪が無かったお陰で無事登れた。
頂上の岩峰群からはとても眺めが良く吾妻連峰が見渡せた。
行程は終盤に入る。
地図によっては波線ルートとなっており、険しさも想定された。
序盤は整備されており歩き易い下りだった。
途中の降り辛い箇所も鎖があり安心だったが、その後崩落気味の斜面や段差の大きい岩場、スリッピーな斜面などもありゆっくり慎重に進んだ。
なるほど波線だったルートと言うのも頷けた。
その後も順調に高度を落として最後に梯子を降りて車道に出て旅は終了した。
そしてお楽しみの温泉。
駐車場から今日イチの急登を上がって露天風呂に至る。
乳白色の源泉が流れ込む露天風呂は硫黄臭も漂っていてこれぞ温泉!!
疲れも吹っ飛び気持ちもリフレッシュして帰葉となった。
今回は慣れないCLであったがメンバーさんの協力のもと無事山行を終える事ができた。
吾妻連峰の山容からして歩き易く、また道中も良い景色が望めると思っていたが、今回のルートはそこそこハードでかなり渋めのコース。
誰かが口にしていたがもうこのコースは歩きたいとは思わないとは、皆の総意かも知れない笑
しかし、美味しい山ご飯に2日目の晴天の中の山歩き、そしてメンバーさんの楽しい会話にとても楽しい山行となり改めて感謝したのでした。
あ、そうそう。
消えたズボンですが、帰宅後にご本人のシュラフの中から出てきたというのがオチでした。チャンチャン😆
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