横山岳(白谷登山口から白谷本流→東尾根)

2022年10月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:39
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,005m
• 下り: 1,002m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:47
• 合計: 4:39

距離 8.8km 登り 1,006m 下り 1,005m

10:50 白谷登山口
11:21 11:25 太鼓橋（横山岳 白谷本流コース）
11:31 11:38 経ノ滝
12:01 12:17 五銚子の滝
13:17 13:35 横山岳
13:54 横山岳東峰
14:22 金居原コース/東尾根コース出合
15:01 15:03 東尾根コース登山口
15:29 白谷登山口

天候

しょっぱなから沢にドボンしてしまったシューズの濡れが、そのあと気にならない天気でした。100％の山日和。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

前日は武奈ヶ岳でしたので、湖西の高島市からスタート。
朝ごはんは豆腐。
上原豆腐店。
かばたの水で作る豆腐は、素にして上質の極み。そのうえ販売スタイルが味を唯一無二のものにしてくれました。

マキノのメタセコイア並木を通っていきました。
道路中央に立ちシンメトリーな構図で撮っていたら、地元のおっちゃんが教えてくれました。斜めから撮るのもいいよと。
なるほど！こう撮れました。

琵琶湖の最北にある道の駅「西浅井 道の駅 あぢかまの里」。こちで補給食を調達。
「あぢかま」とは塩津の地域をさす枕言葉で、びわ湖の水辺で冬を越す鴨に由来しています、とのこと。
ごぱん(お得な割引品をゲット♪)としじみご飯を購入。

網谷登山口に到着。この辺りの標高は260mで、横山岳は1131m。ガッツリ登る山です。
登山口に、トイレあり、自販機はなし。でも白谷コースを通るなら沢水に頼れます。

明るい沢筋をのぼって林道とクロスします。
ガードレールをまたいで『えっ、ここが正規ルート？』と思いますが、この整備されすぎてない感じが横山岳白谷コースの魅力だと言えます。

五銚子の滝。
「湖国百選 水編」のひとつ、だそうです。「湖国百選」、こんなのあるんですね。
細かくカテゴライズされていて、……えぇーと、
水編、街道(人)編、祭/踊編、木編、石/岩編、城編、庭編、社/寺編とあって、……うーん、湖国では石を投げたら、湖国百選にあたる、という感じです。

五銚子の滝を高巻くところは、一歩一歩気持ちひきしめていかないと本当に危険なところでした。
頭をぶつけてしまいそうな枝が多い。
上の視界をせばめるツバがひろい帽子は注意。
後方確認して周囲障害物を忘れる先頭リーダーも注意。

いい天気。
秋の山のよろこびは、この色あいに結晶されています。

振り返れば奥琵琶湖。余呉湖もみえます。

山頂のはらっぱに到着。
急登につぐ急登のおかげで「ついに登りきったー！」という満足感あり。
ハシゴで物置の屋根にあがりました。この物置が白山展望台だそうです。

展望のよい山頂広場でランチ休憩。
朝に買った「しめじご飯」。

下山は東尾根へ。
東峰では大パノラマが楽しめました。
ブナ林がえんえんと続く道。
近畿にこんなところがあったんですね。すばらしい。

林道に出合う手前は激くだり。
網谷林道へ。
さいごは2キロの林道歩き。
網谷林道途中に「カツラ谷」という標識あり。地図にはなかった谷筋かな？ととりあえず振り返って一枚撮影。

おせち料理のお重のように、山歩きの楽しさがみっちり贅沢に詰まった山、という印象を受けました。
とはいえ、滝を高巻く所のトラバースな道は、心胆寒からしめるもので、そう何回も通りたいとは思いません(笑)。

感想

piraru9

「横山岳はいい山だよ」とあちこちで見聞きしていたけど、今まで行ったことありませんでした。行ってみて納得。
昔から感じていたことですが、的確に簡潔に上手に書かれた山の紹介文って、そこを知らずに読んでも頭にはいってこないものですね。逆に行ったあとなら『そうそう、まったくもってそのとおり』と相槌うちながら読めます。
『百聞も一見しないとゼロ聞に同じ』
横山岳を良さをほめている文を、これからは楽しく読めそう。