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記録ID: 4885220
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ハイキング
奥多摩・高尾

賑やかな陣馬山/静かな枝尾根を上り下りして周回

2022年11月27日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.6km
登り
740m
下り
740m

コースタイム

出発6:50−大蔵里山南尾根取付き7:10−590m圏コブ8:15ー630m圏平坦地(支尾根合流)8:25〜9:05−大蔵里山(縦走路)9:55〜10:15−醍醐丸10:50〜11:00−醍醐峠11:15−昼食(支尾根770m圏)11:30〜12:30−醍醐林道12:45−和田峠12:50〜12:55−陣馬山13:30〜13:35−北西尾根分岐13:50−750m圏平坦地(支尾根分岐)14:05〜14:35−620m圏平坦地15:00−小さな鞍部(最終下降点)15:30−ゴール15:45
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR藤野駅近くで国道20号線から県道522号線に分かれる。さらに県道521号線(林道和田線)に入って和田峠へ向かう。和田集落の最終民家の直ぐ先にゲートがあり、50m程先で路肩に停められる。
コース状況/
危険箇所等
和田集落を起点に、大蔵里(ゾウリ)山、醍醐丸、和田峠、陣馬山を巡って起点に戻る。
大蔵里山へは、その頂上から南に伸びる枝尾根(大蔵里山南尾根と仮称)を詰める。踏跡はないが赤テープを散見できる。危険個所は無い。
陣馬山から南西に下る一の尾根の途中、790m圏から北西に伸び、和田集落の最終民家に達する枝尾根(陣馬山北西尾根と仮称)を下る。一の尾根から分かれた直後は藪や笹が酷いが、直ぐに快適な下りとなる。ただし尾根の最末端で標高差30mを降りるのに、ルートの採り方によっては厳しい下降を強いられる。
和田集落の最終民家の直ぐ先に大きなゲートがある。降雪時には閉じるとのこと。この50m先の路肩に駐車できる。標高450m圏
2022年11月27日 06:53撮影
11/27 6:53
和田集落の最終民家の直ぐ先に大きなゲートがある。降雪時には閉じるとのこと。この50m先の路肩に駐車できる。標高450m圏
集落の中の車道を距離800mほど戻り、生藤山・醍醐丸への道標で右折。さらに100mほど先、写真の道標の裏の土崖を攀じ登って南尾根に取付く。標高400m圏
2022年11月27日 07:09撮影
11/27 7:09
集落の中の車道を距離800mほど戻り、生藤山・醍醐丸への道標で右折。さらに100mほど先、写真の道標の裏の土崖を攀じ登って南尾根に取付く。標高400m圏
5mほど崖を上って急な尾根筋に出るとロープが下がっていた。ここを登る酔狂な輩もほどほどいるようだ
2022年11月27日 07:13撮影
11/27 7:13
5mほど崖を上って急な尾根筋に出るとロープが下がっていた。ここを登る酔狂な輩もほどほどいるようだ
尾根筋に踏跡は無いがどこでも歩ける。傾斜40度ほどの急登が続く
2022年11月27日 07:32撮影
11/27 7:32
尾根筋に踏跡は無いがどこでも歩ける。傾斜40度ほどの急登が続く
小さな露岩が現れたが左側から簡単に巻ける。露岩はここだけ
2022年11月27日 07:42撮影
11/27 7:42
小さな露岩が現れたが左側から簡単に巻ける。露岩はここだけ
630m圏で平坦地になると南東から支尾根が合流する。明るい気持ち良い台地に一休み
2022年11月27日 08:24撮影
11/27 8:24
630m圏で平坦地になると南東から支尾根が合流する。明るい気持ち良い台地に一休み
再び急登が続く
2022年11月27日 09:19撮影
11/27 9:19
再び急登が続く
大蔵里山の頂上直前で、縦走路の鞍部に向かって西側へ巻道が現れたが、これを無視して直登する。途端に藪漕ぎとなる
2022年11月27日 09:55撮影
11/27 9:55
大蔵里山の頂上直前で、縦走路の鞍部に向かって西側へ巻道が現れたが、これを無視して直登する。途端に藪漕ぎとなる
大蔵里山の頂上837mに着いた。小さな山名板が木に括り付けられている
2022年11月27日 09:56撮影
11/27 9:56
大蔵里山の頂上837mに着いた。小さな山名板が木に括り付けられている
ここは生藤山から陣馬山に繋がる縦走路。関東ふれあいの道になっているので、歩きやすい道が続く
2022年11月27日 09:56撮影
11/27 9:56
ここは生藤山から陣馬山に繋がる縦走路。関東ふれあいの道になっているので、歩きやすい道が続く
あちこちに道標が立ち、良く管理されている
2022年11月27日 10:25撮影
11/27 10:25
あちこちに道標が立ち、良く管理されている
醍醐丸の頂上867mに着いた。本日の最高地点。ベンチもあったが、杉林で陽は当たらない上、風が吹き抜けて寒いので、早々に出発する
2022年11月27日 11:01撮影
11/27 11:01
醍醐丸の頂上867mに着いた。本日の最高地点。ベンチもあったが、杉林で陽は当たらない上、風が吹き抜けて寒いので、早々に出発する
和田峠に向かって縦走路を進む
2022年11月27日 11:12撮影
11/27 11:12
和田峠に向かって縦走路を進む
この醍醐峠から南西に下りれば和田集落に戻れるが、ここは直進して陣馬山を目指す
2022年11月27日 11:16撮影
11/27 11:16
この醍醐峠から南西に下りれば和田集落に戻れるが、ここは直進して陣馬山を目指す
昼食をとるため、縦走路から逸れる。支尾根を少し下りた明るい場所で、日向ぼっこをしながら、のんびり1時間もコーヒーブレイク
2022年11月27日 11:31撮影
11/27 11:31
昼食をとるため、縦走路から逸れる。支尾根を少し下りた明るい場所で、日向ぼっこをしながら、のんびり1時間もコーヒーブレイク
縦走路に戻る
2022年11月27日 12:33撮影
11/27 12:33
縦走路に戻る
林道に降り立った。醍醐林道かしら。昔は一般車も通れたが、今は和田峠で車両止めになっている
2022年11月27日 12:49撮影
11/27 12:49
林道に降り立った。醍醐林道かしら。昔は一般車も通れたが、今は和田峠で車両止めになっている
和田峠に着いた。茶店が建ち、駐車場は車で溢れている。和田集落〜陣馬高原下の峠越えはマイカーが通れるので、ここは観光地だ
2022年11月27日 12:52撮影
11/27 12:52
和田峠に着いた。茶店が建ち、駐車場は車で溢れている。和田集落〜陣馬高原下の峠越えはマイカーが通れるので、ここは観光地だ
ここから山道は二手に分かれる。左の巻き道コースは楽そうだが1.1kmと長い。階段コースは0.7kmなので、ここを直上する
2022年11月27日 12:55撮影
11/27 12:55
ここから山道は二手に分かれる。左の巻き道コースは楽そうだが1.1kmと長い。階段コースは0.7kmなので、ここを直上する
長い階段が何ヶ所にもわたって延々と続く。いい加減、嫌になった
2022年11月27日 13:23撮影
11/27 13:23
長い階段が何ヶ所にもわたって延々と続く。いい加減、嫌になった
やっと頂上が近づいてきた
2022年11月27日 13:29撮影
11/27 13:29
やっと頂上が近づいてきた
先ほど通って来た醍醐丸が良く見える。今日は日曜日なので、どこの茶屋も人、人、人。頂上は喧騒にあふれている
2022年11月27日 13:30撮影
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11/27 13:30
先ほど通って来た醍醐丸が良く見える。今日は日曜日なので、どこの茶屋も人、人、人。頂上は喧騒にあふれている
陣馬山の頂上に建つ馬のモニュメント。標高が857mと刻まれているが地形図では855m
2022年11月27日 13:33撮影
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11/27 13:33
陣馬山の頂上に建つ馬のモニュメント。標高が857mと刻まれているが地形図では855m
さあ和田集落に向けて下山だ。途中まで一の尾根を降りる。こちらも延々と階段が続く
2022年11月27日 13:40撮影
11/27 13:40
さあ和田集落に向けて下山だ。途中まで一の尾根を降りる。こちらも延々と階段が続く
標高差50mほどを階段で一気に降りる。両脇はロープが張られ、「植生保護のため、登山道以外は通行禁止」の看板
2022年11月27日 13:49撮影
11/27 13:49
標高差50mほどを階段で一気に降りる。両脇はロープが張られ、「植生保護のため、登山道以外は通行禁止」の看板
規制ロープが終わった795m圏で、登山道は南西に急降下するが、狙っている枝尾根は北西に平坦に伸びている。後者に入る
2022年11月27日 13:49撮影
11/27 13:49
規制ロープが終わった795m圏で、登山道は南西に急降下するが、狙っている枝尾根は北西に平坦に伸びている。後者に入る
踏跡は無く、うるさい藪をかき分けながら緩やかに下る
2022年11月27日 13:52撮影
11/27 13:52
踏跡は無く、うるさい藪をかき分けながら緩やかに下る
やがて笹が現れる。踏跡は見当たらないので、腰高の笹を押し除けながら進む。先行きに不安を抱くが、50m程進むと笹は消えた。やれやれ
2022年11月27日 13:53撮影
11/27 13:53
やがて笹が現れる。踏跡は見当たらないので、腰高の笹を押し除けながら進む。先行きに不安を抱くが、50m程進むと笹は消えた。やれやれ
尾根筋は明瞭でどこでも歩けるようになったが、倒木が多い。赤テープが散見される
2022年11月27日 14:01撮影
11/27 14:01
尾根筋は明瞭でどこでも歩けるようになったが、倒木が多い。赤テープが散見される
750m圏で平坦になる。尾根筋は緩やかに北方向に直進しているが、ここで左折して支尾根を南西に下りる。要注意地点
2022年11月27日 14:34撮影
11/27 14:34
750m圏で平坦になる。尾根筋は緩やかに北方向に直進しているが、ここで左折して支尾根を南西に下りる。要注意地点
720m圏付近で北西に向きを変える。尾根筋が湾曲しているので、知らぬ間に徐々に向きが変わった
2022年11月27日 14:40撮影
11/27 14:40
720m圏付近で北西に向きを変える。尾根筋が湾曲しているので、知らぬ間に徐々に向きが変わった
620m圏まで降りると急降下は収まり、尾根は平坦になる
2022年11月27日 14:58撮影
11/27 14:58
620m圏まで降りると急降下は収まり、尾根は平坦になる
それも束の間、再び急下降
2022年11月27日 15:02撮影
11/27 15:02
それも束の間、再び急下降
東側直下を和田林道が通っているので車の排気音がうるさい。550m圏を切るとその舗装路が垣間見られ、やがて路肩に停めてある愛車も確認できた
2022年11月27日 15:20撮影
11/27 15:20
東側直下を和田林道が通っているので車の排気音がうるさい。550m圏を切るとその舗装路が垣間見られ、やがて路肩に停めてある愛車も確認できた
愛車を真横に見る480m圏の小さな鞍部まで降りてきた。ここから降りるルートを探したが、直進、西斜面は厳しく、東斜面を下ることにした
2022年11月27日 15:36撮影
11/27 15:36
愛車を真横に見る480m圏の小さな鞍部まで降りてきた。ここから降りるルートを探したが、直進、西斜面は厳しく、東斜面を下ることにした
40度超の急斜面。藪の薄い個所を求め、藪をかき分け、時には藪に掴まりながら降りていく
2022年11月27日 15:38撮影
11/27 15:38
40度超の急斜面。藪の薄い個所を求め、藪をかき分け、時には藪に掴まりながら降りていく
何とか密集した藪を抜け、車と同じ高さまで降りてきた。あと少しだ
2022年11月27日 15:42撮影
11/27 15:42
何とか密集した藪を抜け、車と同じ高さまで降りてきた。あと少しだ
小沢を渡れば愛車の脇に出てゴール。ここから降りてきた標高差30m程の藪斜面を振り仰ぐ。本日一番の難所だった
2022年11月27日 15:45撮影
11/27 15:45
小沢を渡れば愛車の脇に出てゴール。ここから降りてきた標高差30m程の藪斜面を振り仰ぐ。本日一番の難所だった

感想

9月中旬から、我が家では気を抜けない重大な案件が2つも3つも重なり、とても山に出かけられる状況ではなかった。11月も末になってやっと落ち着いてきたので、2ヶ月半ぶりに山に登ることが出来た。

数十年ぶりに陣馬山に行くことにした。
いつものごとく、地形図を読んで、この尾根なら上れる、あるいは下れる、と選んだマイナーな枝尾根を使って周回ルートを設定した。詳しいルート案内はコース状況で述べた通りである。

大蔵里山南尾根は単純な構成なので、予想通り、ひたすら上るだけの平凡な尾根であった。下りに使った陣馬山北西尾根も似たようなものだった。ただ、下りなのでルート探索にはそれなりに気を遣う。特に750m圏では直進しないように注意しなければならないが、あとは比較的気楽だった。

しかしこの北西尾根の最末端では、わずか標高差30m程を下るのに随分梃子摺った。
朝方、車道を歩きながら末端の様子を下から観察したが、東斜面や尾根の最末端には適当なルートは見つからなかった。陣馬山からこの尾根を降りて来て、最後の最後、小さな鞍部から車道まで下るのに、尾根筋を直進するか、西斜面を降りるか、とルートを探したが、やはり適当な道は見つからない。仕方ない、厳しいとは承知しながら、愛車めがけて東側の藪斜面を強引に降りた。

結果的に、無事に降りられたから良いものの、かなり際どい下りであった。あまり後期高齢者がやることではなかった、と反省しているが・・・
どなたか、最後の小さな鞍部から車道までの標高差30mを降りるのに、適正なルートがあったら教えて下さい。

それにしても陣馬山は人気の山で、日曜日は人出で賑やかだった。頂上には茶店が何軒も建っているが、どこも満員。芝生の斜面もあちこちでグループが占領しているので、単独の私の居場所は無く、早々に下山した。
日曜日や休日には訪れない方が良いですね。

でも今回設定したルートでは、マイナーな枝尾根で人に会うことは無く、自然を独占しながら、道なき道を大いに楽しめました。
久しぶりだったので、充実した山行でした。

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