岩殿山〜夏の低山は危険〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 509m
- 下り
- 571m
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
兜岩のトラバースや鎖場は慎重にいけば問題ないと思います。 やはり稚児落としからの下山ルートは岩屑だらけで滑ります。 |
写真
装備
備考 | 水は惜しむべからず。個人差はありますが最低でも2リットルは必要かと。 |
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感想
今回は塔ノ岳に続き、幼なじみとの登山です。
JR八王子駅に8時集合としたものの、線路に人立ち入りの影響で大幅に遅れて到着。。
でも今回は、山梨県の玄関口、大月市の岩殿山に設定していたので遅れても全然問題なし!!
電車に揺られること50分、大月駅に到着。
。。。ふぅ〜、すでに暑い。。。
不安がよぎります。。。
丸山公園への登りですでに直射日光を浴び続けるも、入口から10分程で「ふれあい館」です。
トイレはここですませましょう。
岩殿山頂上へは「ふれあい館」の脇の登山道をひたすら登り続けます。
やはり汗がとめどなく出てきました。
岩殿山頂上までは20分程で着きますが、景色を見る余裕もなく、東屋を見つけてすぐ休憩です。
ハイドレーションに水を2リットル用意しましたが、果たして足りるのでしょうか。。
でも、コースタイムは事前に調べていたので、急ぐこともなくゆっくり歩くことに決めました。
と言うよりは、ゆっくりでしかもう歩けません。(笑)
築坂峠を越えると、鎖場が連続して続きます。鎖場といっても慎重に登れば問題ないレベルなので、初心者の方には良いところかもしれません。
ほどなく兜岩のトラバースです。
事前に写真で見てると怖そうに見えていたのですが、実際はコース下にすぐ段差もあり、滑落しても助かりそうだと思ったら、その分恐怖感も無くなりました。
トラバースを渡り、鎖場を越えると、いったん下りに入ります。
思ったより下るので、次の天神山までこの高さを登るのかと思ったら、ここなら引き返せるし、また暑さに負けて気が滅入ってしまっていたので、念のため、相方に「どうする?」と聞きました。
「せっかくだから行くでしょ!稚児落としが気になるし!」
(マジか、お前。。。)
灼熱地獄の中、息も上がり、水分補給しつつ、ゆっくりゆっくり登ります。
何とか天神山に着いた頃には疲労のピークでした。
夏の低山、恐るべし!(1)
ただ、ここからはアップダウンも少なく、稚児落としからは下るだけです。
祠を過ぎ、稚児落としに到着すると、まさに絶景でした。
ぞっとするほどの恐怖感です。
戦国時代ではここから赤子が落とされていたのか。。。
あまり崖側に近寄らないほうが良いでしょう。
調子に乗ってるとマジで危険です。
稚児落としでお昼休憩にしました。
「あ、そうだ!」と念のため、ハイドレーションの残量を確認しました。
、、、もう500ミリもないじゃないか。。。
あんなに慎重に飲んでいたはずなのに。
夏の低山、恐るべし!(2)
でもまぁ、あとは下るだけなので。
下山ルートは浅利集落に向けてひたすら下ります。
岩屑だらけで本当に滑ります。
もう一人いれば自然にジェットストリームアタックが出来ていました。やったら死にますけど。(笑)
バス通りに出て15分程でバス停に着きます。
時刻表を見るとバスは1時間以上待たねばなりません。
バス停からは歩いて30分程で大月駅に着くらしいのですが、断然、待ちます!!
もう歩けません。(笑)
バス停の向かいには売店があり、中にアイスも売っていました。この夏一のうまさでした!!
バスに乗り大月駅まで戻ってきました。
大月駅前ロータリーには果物の直売所があり、桃を一箱買って帰りました。まだ、ぶどうはあまりなく、これから出てくるそうです。
帰りは高尾の日帰り温泉「ふろっぴぃ」に寄りました。
駅から無料送迎バスが出ています。
毎回、山を登るたびに教訓を得ますが、
今回得た教訓は、、、「夏の低山は登らない!」(笑)
やっぱり夏は標高の高い山に限るわ〜。
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