コマクサ、ワタスゲ 本白根山 ヒメシャジン
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 146m
- 下り
- 256m
コースタイム
- 山行
- 1:48
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:03
天候 | 晴れのち曇り、山行終了近くに雷(の音) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9時〜16時 それ以外は閉まっている。 トイレは、レストハウスの鍵が開いているのでそちらを使う。 草津白根山湯釜火口の状況により、8:30〜16:30まで国道は通行止め。ぎりぎりに長い列を作っていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖やロープはなし、安全に気持ちよく歩くことができる道である。 |
写真
感想
連続山行3日目である。明日は別の趣味の用事があるので、午後には出発し神奈川に戻りたい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-488004.html
(モナリザの微笑 日光白根山 標高を上げて見上げる)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-488283.html
(個人的には修行の山 至仏山 眺望と花で極楽浄土へ)
特に至仏山では、結構気を遣い、体力もそうだが気力を使い果たしてしまった。2日で帰ろうか、せっかく来たのでもう一日頑張ろうか迷いながら過ごした晩だった。
至仏山を登った後草津入りし、温泉に入ったところで雷雨に逢った。「明日は山は大丈夫かな」と思いながら眠りについたのである。朝の時点で雨が降っていたらやめて神奈川に帰ろうと・・・。
実はこのエリアに来るのは2回目である。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-436454.html
(【過去の記録】 草津白根山 なぜに半そで短パン)
私は、一介の旅人であった。日本百名山の草津白根山は湯釜を見下ろすところだとばかり思い込んでおり、気温が低かったが無理をして登った。そして湯釜を見て、草津白根山の山頂標識を写真に収め満足して帰ったのです。昨年ヤマレコを知ってから、過去の記録の整理をはじめ、この記録を載せたところ、日光白根山の記録としてはカウントされなかったのである。そこで私は「本白根山」のことを知ったのである。
湯釜を中心とする大地の息吹をまざまざと感じさせるエリアと、核の噴火口がたくさんあり高山植物を楽しむエリア、草津白根山は何という奥深い山だと思った。
で、湯釜エリアは来たことがあるので、私は手短なハイキングとして、今日この疲れている心を癒しに来たのである。
朝は早くに目覚めるが何度も寝なおす。ロープウェーは9時からである。それまでにたどり着いておけばよいのだ。コンビニエンスストアにてカレーを求め駐車場で食べ、ロープウェーの駐車場でまた眠る。2日間の疲れがたまっている。日差しがまぶしかったのでいつしか助手席にあったタオルを顔に載せ、手持ち無沙汰な手を胸の前に組んで寝てしまっていたろうだ・・・。起きて「どう見ても今の寝姿は○△×だよなあ」と自己嫌悪に陥る。近くを見てもトイレはなさそうだ、しかしレストハウスがあるので近くに行ってみると鍵がかかっていない、ロープウェーを待つ人たちのトイレとして使ってよいようだ。
トイレを済ませ、自動販売機で飲み物を買い足し、いよいよ15分前に切符を求める。あまり足を使いたくないので、山頂駅からさらに高度を上げることができるコマクサリフトの切符を一緒に買い求める、そうすると200円安くなるようだ。コマクサリフトの横の登山道を登ってもよいのだが、いかんせん今日は足を使いたくないという気持ちが先に来てしまったのである。
ロープウェー、コマクサリフトと乗り継ぐ。湯釜に向かって登る国道には車があふれている。さすが晴れの土曜日だ。
コマクサリフト頂上では湯釜を感じることができる。もちろん外輪山のみであるが・・・。壮大である。準備をしてから平らな道を歩き始める。昨日の蛇紋岩に比べると非常に歩きやすく思わず鼻歌が出てしまいそうになる。鼻歌を聞かせてしまうのも恥ずかしいので心の中で歌う。昨日の尾瀬であれば「夏が来れば思い出す〜♪」なのだが、草津白根山というと「草津良いとこ一度はおいで〜♪」なのだろうか・・・。今となっては思い出せない。
そんな中視界が開け前には巨大な火口、そして道のわきには、コマクサである。高山植物である。厳しい環境の中命を落とさずに無事に咲くことができた植物の色である。これには敬意を表しなければならない。
人口園ではなく、自然の中に咲くコマクサをはじめとする高山植物、ああ。そんな中分岐にたどり着く。左に行くと展望台、右に行くと草津白根山遊歩道最高地点である。結構みんな展望台の方に向かっているが私は最高地点を目指すことにする。まあ、ゆるゆるである。
あっという間に最高地点にたどり着く、そこから先は許可なく入ることはできないのだそうだ、入っている人はいるのだが、私は法を犯してまで山頂を踏みたい、三角点の写真を撮りたいとは思わないので、ピークの写真のみを納め、おにぎりを食べて去る。
あとは、展望台(追悼盤が設置されていたが写真は撮らなかった)で榛名山や赤城山の写真を撮り下山する、下山も楽である。難なく午前中にロープウェー山頂駅に付き、笹エキスが入ったソフトクリームを食べる。
山頂駅ではこれから向かおうというベテランさんと話をする。大阪方面から来ているのでできれば登りたいが雷がゴロゴロなっているのでどうしようか迷っていたそうだ。(結局どうしたかは知らない)、コースや自分のコースタイムを話し、今後の予定の話などを聞いた、明日は八方に向かって写真をたくさん撮りたいらしいなど、私が今まで行ったことがないところの話を聞くことができた。
私は下山してからは一路自宅を目指し車を走らせる。高速道路代がもったいないのでできるだけ下道を走り、高速道路は青梅ー海老名のみであった。
短いながらもいろいろ楽しめたし、何せ湯釜を見ただけで草津白根山に行ったと思い込んでいた自分の認識を変えることができた登山であったと思う。次は、土曜日1日、お盆明けから1週間の休みを頂いている、この夏の間にステップアップとしてしておきたいことを探したいと思っている。
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