以東岳、寒江山、大朝日岳 (泡滝ダム〜朝日鉱泉)
- GPS
- 52:01
- 距離
- 35.3km
- 登り
- 2,829m
- 下り
- 2,794m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:05
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 3:15
- 合計
- 9:55
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:46
天候 | 8/13 晴れ 8/14 曇り→晴れ 8/15 曇り→晴れ→曇り→雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:朝日鉱泉14:30(送迎バス)15:50左沢16:16(JR左沢線)17:00山形18:38(JR)19:30米沢[泊]5:57(JR米坂線)8:10坂町8:14(いなほ)8:52新潟9:04(新幹線)10:19大宮10:57(JR湘南新宿ライン)11:28新宿12:50(あさぎり)14:32御殿場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日連峰の代表的な縦走路で、歩きやすい道でした。 バスの時間に追われていたこともあるが、大朝日岳から朝日鉱泉への下りが思ったより時間がかかり大変に感じました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テント
シェラフ
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感想
今夏は南アルプス「茶臼岳」から深南部の北の入口「池口岳」への縦走を計画して、お盆休みを心待ちにしていました。
しかし台風11号が去っても天気は回復せず週間予報は雨続き・・・。
とりあえず出発を1日見送って様子見するも好転せず・・。
さあどうしよう?。
東北のほうが天気良さそうだから朝日連峰はどうだろう・・・と思ってJRの駅に「臨時寝台特急あけぼの」の空席を聞きに行ったら「6席残ってます」とのこと。これは朝日連峰が呼んでいるにちがいない!!と思い、慌てて地図を入れ替えて出発します。
しかしながら、こちらも初日は良いのだが二日目以降の天気予報は悪い方向に・・・さあどうなることか。
予報通り初日は青空広がる晴れ。
鶴岡駅からバスと乗合タクシーを乗り継いで泡滝ダムへ行き、そこから歩き始めます。大鳥池まで沢沿いの道を行きます。適度に木陰もあり水場もあり快適に歩きます。
本当は以東岳避難小屋までいきたいところですが、今期は壊れて使用不可。まだ早いが初日は大鳥池までとしてタキタロウ山荘に泊まりのんびりします。
二日目、小雨の中を出発します。小雨であってもガスに巻かれず景色が見えれば良いのだが・・・と祈るような気持ちで以東岳を目指します。
ところが予想は良い方にはずれ、以東岳に着くころには晴れてきます。「見たい」と思っていた以東岳から大朝日岳へ続く尾根を見渡すこともでき気分は最高。その後は緑の絨毯、お花畑、延々と続く山並みを見ながら稜線歩きを楽しみます。
この日は竜門小屋泊り。
夕暮れの山を眺め、夜には星空を眺め素晴らしい一日でした。
三日目の朝も小雨、しかも行き先の西朝日岳や大朝日岳はガスの中。ちょっと暗い気分で出発します。西朝日岳はガスのなかで真っ白。しかし中岳を巻くあたりから部分的にガスが切れ始め、うっすらと大朝日岳の三角形が見え始め・・・昨日に続き、晴れてほしいところで晴れてくれました。
大朝日岳山頂からは重なり合う山々と、遠くには飯豊連峰や磐梯山も見え素晴らしい展望に感動します。
大朝日岳からの展望を楽しんだら、あとは朝日鉱泉へ向けて下り始めます。
しかし小朝日岳への登りは今回もっともきつい登りでバテバテ。その後もバスの時間を気にして急いで下ったので距離が長く感じヘトヘト。雨も降ってきて雨具で蒸れて汗びっしょり。朝日鉱泉にはくたくたになって到着しました。
でも朝日鉱泉ではご褒美の生ビール。うまかったーー。
「寝台特急あけぼのに乗って朝日連峰へ」
ずっと実行したいと思い続けていました。
しかし「あけぼの」の切符はなかなか取れず、切符が取れたと思ったら急な仕事が入って切符を無駄にしたことも数回あり・・・そんなことを繰り返しているうちに「あけぼの」は廃止されてしまい、「叶わなかった夢」になってしまったと思っていました。
しかし今回、思わぬ展開で「寝台特急あけぼのに乗って朝日連峰へ」が、実現することに。
山深い朝日連峰、緑の尾根、花、展望、そして列車の旅。
すばらしい夏山行になりました。
ありがとう朝日連峰。
コメント
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今から40年以上も前の学生時代に友達に連れて行ってもらった初めての山が朝日連峰の縦走でした。
上から下まで全て借り物の装備で歩いて来ましたが・・・あれが私の山歩きの原点でしたねぇ。
狐穴小屋、寒江山、竜門山・・・どれもこれも懐かしい名前ばかりです。
初めての山が朝日縦走って、それもすごいですね。
レコも見させていただきましたが、白黒の写真、雰囲気あって良いですね。
こちらは10年越しの思いがやっとかないました。
また行きたい山が増えてしまいました。。
私の知識にまったくなかった山域です。
お盆真っ盛りにもかかわらず、稜線がほとんど一人旅!
山頂も独占!?
めちゃくちゃいいところですね。。
東北の山。
標高は低めでも、稜線に出れば花と緑と残雪と展望。
南アルプスや安倍奥とは、また違った魅力がありました。
今季は以東小屋が使えず、林道は一部崩壊してるところがあり、天候不順予報だったので、例年に比べ特に登山者が少なかったそうです。
大朝日岳は賑わっていましたが、以東岳や寒江山は山頂独占、縦走路も一人旅。
避難小屋でもゆっくりできて、快適に歩くことができました。
そしてkenpapaさんが山に目覚めた場所だったそうで。
ittaさんも是非!!。
7月下旬に同じ行程で歩きました。
大朝日岳からの眺望がすばらしいですね。
malembeさんの場合は天気予報が良い方向に外れたようですが、私は悪い方に外れてしまい、大朝日岳からは何も見えませんでした。malembeさんの写真を拝見して、やっぱりまた行きたくなりました。
小朝日岳、私も手前から「まさかここ登るの?」と思いました。
鶴岡から左沢まで、ほぼ同じように歩いていたようですね。
以東岳以降、なだらかな緑の尾根歩きでしたが、小朝日岳は目の前に岩稜が迫り・・・呆気にとられました。
それにしても今夏は天候不順だったようで・・・。
竜門の小屋番さんが「この夏、初めて星空が見えた」と言っていました。
大朝日岳も山頂到着に合わせたように晴れてきて・・・運に恵まれたようです。
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