綿向山でオリエンテーリング
- GPS
- 08:16
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
天候 | 晴後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションハイキング |
その他周辺情報 | 直帰 |
写真
感想
以前は山歩きに必須の技術だった地図読みも今はGPSの発達で不要となっている。
でも、地図読み山行は楽しいと思う人が私も含めてけっこう居て、今回も地図読みフリークの仲間が集まって読図を楽しむ山行を企画した。
11月に入って3回目の地図読み。
事前にルートを作成し、仲間に周知。細かな地形読みは各自の楽しみに残しておくとして、ルートのおおまかな概要、注意点を仲間にラインで共有。軌跡は残しておきたいのでGPSは稼働させるが、極力見ないようにする。
酔っぱらいながら適当に線を引いたルートなので、計画通りのトレースを辿る必要は無い。
野洲川ダム湖への下降点、林道分岐で分かると思ったが見落とし、最初からつまづく。地形読みは人工物の判断が案外難しい。
尾根への取付きは比較的楽勝。暗い植林の森に潜入すると尾根っぽい傾斜を発見。いつもと同じ、四つん這いの傾斜を這い上がると尾根がハッキリしてきた。尾根の方向もバッチリ。
激藪を想定し、折りたたみの鎌を持参したが藪はさほどでも無かった。
登りで間違えたのはP530から下った所。あまりに下りすぎるので戻るとピークから少し歩き出した所に尾根分岐があった。地図上ではまっすぐ下るように見えるが実際は90度曲がる感じ。
ピークは一番間違えやすいので、必ずコンパスを合わせて周りを確認しながら慎重に進むのが鉄則!
人の多い山頂はササッと通過して、イハイガへ続く展望の草原で昼休憩。懸念された下降の尾根取付きは、ガレ、尾根、谷がスッキリ見渡せたのですぐ分かった。そこだけ、針葉樹が鬱蒼としている植林帯だ。
植林帯手前の激藪を強引に突破して、下草の生えない暗い植林帯へ。最初は地形がぼんやり。尾根が何個もあり、選択に迷う。谷の地形、角度を確認しつつ進み、ルートを確定させた。
しばらく下るとピンクテープが出てくる。ヤマレコで人が通って無さそうなルートを探しても必ず人のニオイがする。流石は鈴鹿。まあ、植林帯なので林業の人は入るのだが。
事前に核心と確認しあっていた高度700mから下、誘われてはいけないと注意ポイントに挙げていた尾根左側の急斜面へ見事に誘われた。30mロープを折り返して懸垂2発で安全地帯に復帰。楽しい山行に彩りを加えた。
林道に合流し、見頃になった紅葉を堪能しながら歩く。駐車地の深山橋へはデンと横たわっている尾根をグルっと迂回するように道が付いている。でも、強引に尾根を乗っ越せば駐車地の深山橋まですぐだ。
尾根で、登れそうな傾斜を探してまっすぐ乗っ越すのも一考だが、尾根に取り付くには川を渡渉しなければならない。行程の最後で疲れ、日暮れを考慮し、橋を渡って、渡渉しなくても尾根に直接取り付ける地点迄戻ってからショートカットするルート設定にした。(林道を歩く方が時間的に早いかも。でも林道をひたすら歩く苦痛に耐えられそうもない)
軽い藪こぎで150m標高をあげて鹿よけフェンスがある稜線へ。稜線を来た方角に戻って深山橋に直接下れる尾根へ。尾根を下るつもりだったが林業用作業道がしっかりついていたのでそれを利用して楽に深山橋まで下降して本日の冒険終了。
下山後、仲間からの誘惑に負けて、2週連続で焼肉打ち上げの飲み会。
楽しいから良しです!
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