強風ガスで断念! 幌尻岳(チロロ林道コース)
- GPS
- 09:12
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,597m
- 下り
- 1,582m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 9:13
天候 | 雨のち曇り 山頂はガス 気温9℃ 風速15m/sくらいの強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●ゲート〜取水口:車が走れる林道なので走れます。 ●取水口〜滝:何度も渡渉が必要。水量によりますが10回のうち5回はすねくらいまで。 下手に濡れを嫌がらず、安定した足場を行くこと。 岩場が滑って逆に全身を濡らすことになります。 滑る濡れがいやなら替えの装備を一揃い必要。 ●滝〜ヌカビラ岳:急勾配。足元注意! 下りは滑る。 ●ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳:ハイマツ、稜線の沿いを行く。 道幅が狭く ストックは邪魔になる。 |
その他周辺情報 | 24Hコンビニはない。 前日までに日高市街のセイコーマートで調達しましょう。 ●温泉 日高高原荘 \500 |
写真
装備
個人装備 |
水:ハイドレーション2L→0.5L消費
水2.5L(トッタの泉)→1L消費
ツェルト
|
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感想
出発時から雨降り、稜線はガスが掛かって見通せずなんともテンションが上がらない。それでも9時ころには回復するとの天気予報を信じて予定通り出発する。
雨は8時前には止むが、それまで何度も渡渉を繰り返し足元はずぶ濡れ。 体も雨と汗で濡れがある。そんな中稜線に取り付いた時点で強風が襲う。 気温も大分低い。 ザックに付けた温度計を見ると9℃。 このまま撤退しようかと思ったが、時間はまだ大分早いので、北戸蔦別岳の山陰にツエルトを張って天候待ちとした。
風は一方向から吹いているので山陰に入ると無風に近いほど風はなかった。
早速、パンツ、靴下にファイントラックのフラッドラッシュアクティブスキンに上下を着替える。その上から濡れているがズボンとシャツ最後にレインウェアを着込む。続けて、温かいスープにラーメンを作ることにした。
数か月前タイで買ったインスタント麺だが、すべてタイ語なので絵と数字からラーメンではなく焼きそばであることがお湯を沸かしているときに気づく。まー良い。
タイのインスタントはピリッと辛いが実にうまい。温かいスープを飲んで一息つく。続けて、トマトチリパスタも頂く。 大分体が温まってきた。 体が温まると元気が出てくる。 そういえば、途中でトレランの装備で渡渉途中で抜いて行った彼は、幌尻まで行ったのだろうか? 大丈夫かなと気に掛ける。
2時間ほど待って幾分風は弱まった感じはするがまだ10m/s以上は常に吹いている。
時折更なる強風が吹くのでこの先を行くのは不安がある。 あっさり撤退を決断。
またあの渡渉を行くかと思うとテンションが下がるが一度靴を濡らせればもうどうでも良くなる。 テンポよく下って林道も若干小走りして3時間で下山した。
途中トレランの兄ちゃんが後ろから追って来て少しおしゃべり結局、幌尻岳までピストンしたらしい。あの風の中を行くとは相当な力量だと感心した。
後述:トレランの兄ちゃんが林道を歩いているのを見て、軽トラに乗せた。 聞くとアドベンチャーレースをやっているらしく、今回も輪行で山登りをしながら回っているらしい。 昨日は富良野岳(強風で断念)そのまえが、羊蹄山、その間をチャリって1区間150km〜200kmあるけど・・ 因みにグレートトラバースをやっている田中陽気さんの知り合いらしい だよね。 やはりそれだけできればね〜
結局、自分はあの濡れの状態で低温、強風、ガスの天候に阻まれ、撤退を余儀なくされたが、また機会を見つけてまた来よう。素晴らしい展望があるはずだ。
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