抱返ノ滝-沼山峠-尾瀬沼-尾瀬御池【初冬の尾瀬沼へ七入より周回＆只見線全線再開通記念観光】

2022年11月20日(日) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 28.3km
• 登り: 1,010m
• 下り: 1,010m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:25

7:11 七入バス停
8:31 8:41 抱返ノ滝
9:13 9:14 沼山峠休憩所
9:50 9:50 小淵沢田代 分岐
10:01 10:39 燧分岐
10:52 10:53 小淵沢田代 分岐
11:28 11:29 沼山峠休憩所
13:15 13:15 山の駅御池
14:35 14:35 七入バス停
14:36 ゴール地点

天候

曇り時々薄日→小雪→吹雪（麓は雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場など
▼七入駐車場
・無料で880台。7時到着時で先行0台
・酷道352号は七入より先は冬季閉鎖となっています。御池までは行けません！
・昨年ゲートを動かして御池まで行っている方々がいらっしゃったが、本日はそんな人はいなかった

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2022年11月20日現在）
※この時期状況は一日で一変します。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください
▼七入→抱返ノ滝→沼山峠
・いわゆる沼田街道。ルートは明瞭ですが、雪が積もると難しくなるかも
・沢にかかる橋が5箇所ほどあるが、濡れていると非常滑るので注意してください
▼沼山峠⇄尾瀬沼
・沼山峠展望台を頂点に上り下りあり（意外にキツイ）
・クマさんの足跡が沢山ありました。まだ冬眠はしておりませんので、熊鈴等は必携です
▼沼山峠→県道1号（沼田檜枝岐線）→尾瀬御池
・御池・沼山峠間のシャトルバスが走っているルートです。冬季閉鎖後に一度歩いてみたかったので、本日決行。10kmあり、アップダウンもそこそこ。登山靴だとかなり疲れました
▼尾瀬御池→七入
・6.7kmの車道歩き。並行して登山道（いわゆる御池古道）もありますが、所々出てくる木道が非常滑ります

◆登山ポスト
見当たりませんでした（Compassで提出）

その他周辺情報

◆登山前後の温泉
♨️窓明の湯（前日）
・南会津町の温泉施設。小さいですが、掛け流しでとても気持ちの良い湯でお気に入りです（600円）
https://madoake-aizu.com
♨️燧の湯
・檜枝岐村を代表する温泉施設。掛け流しの硫黄泉が最高です（700円）
http://www.oze-info.jp/spa/
♨️湯倉温泉共同浴場（翌日）
・協力金300円
https://www.town.kaneyama.fukushima.jp/site/kanko/onsen-guide-yuguraonsen.html
♨️早戸温泉つるの湯（翌日）
・只見川を眼前に入ることのできる露天風呂が絶景。汗が止まらなくなる系（650円→500円になるかなりお得な割引券がHPにあり）
https://www.okuaizu-tsurunoyu.jp/facilities/

◆飲食店等
▼道の駅きらら289（前日）
・南郷のトマトラーメンが有名。温泉もあります
https://www.kirara289.jp/meal/
▼開山
・檜枝岐村の裁ちそばのお店。この時期にオープンしているのはここと「かどや」のみ？貴重な存在です
・不定休・時間も不確かなので要確認。本日も15時入店で驚かれました（尾瀬沼まで行ったと話したらもっと驚かれた（呆れられた））。退店したら暖簾も下ろしていました
https://oze-kaizan.jimdofree.com
▼お食事処つるや（翌日）
・早戸温泉つるの湯併設の食事処
・温泉水から精製した塩を使用したシンプルなつるの湯ラーメンしか食べたことありませんが、このレベルなら他のも美味しいと思います
https://www.okuaizu-tsurunoyu.jp/dish/
▼石焼濃厚つけ麺 みやこ家 西那須野店（翌日）
・以前、バナナマンのせっかくグルメで放送していたこともありチェックしていました
・色々あるようですが、今回食べたにんにくまぜそばは絶品でした
https://succeed.fun/miyakoya/

◆観光地
▼古町の大イチョウ
・落葉。でも黄色い絨毯はなかなか素晴らしい
https://www.kanko-aizu.com/miru/540/
▼只見町インフォメーションセンター
・只見駅の横にあるインフォメーション。土産も豊富です。軽食もできる？
https://www.tadami-net.com
▼三石神社
・必見。只見駅より徒歩600m。車でも行けます
https://www.tadami-net.com/mitsuishi.html

写真

11/19 14:43

先ずは毎年恒例、古町の大イチョウ！
既に落葉でした

11/19 14:44

落葉は落葉で、黄色い絨毯を楽しめるのがいい

11/19 15:06

道の駅きらら289に移動
チーズトマトラーメン！絶品です！

11/19 15:51

温泉はお気に入りの「窓明の湯」

11/19 16:18

ph8.2の低張性弱アルカリ性高温泉
掛け流しです

11/19 16:38

そして檜枝岐村
なんと5ヶ月振り！
こんなに空いたのは初めてかも

11/19 16:42

いつものように道の駅に車中泊
当然こうなる

11/19 16:51

日本酒は裏ロ万と開当男山酒造の宇宙酒

11/19 16:55

ハーフ&ハーフが好き
新車なのでタオルを敷きます

11/19 17:15

檜枝岐村の夜が好き
この日の車中泊は計3台でした

11/19 17:42

たまにエンジンかけてBABYMETALを観たり

11/19 17:48

最高の独り時間です

11/19 18:23

本はコレ
20世紀最高の著者と名高い町田康先生の『しらふで生きる』

11/19 18:48

・・・

11/20 6:09

夜はなかなか足が寒くて寝れなかった
起きたらフロントガラスの内側が凍っていた

11/20 7:00

七入へ移動中、燧ヶ岳が綺麗に見えていた
登ればよかったー！

11/20 7:10

352号は七入より通行止（御池には車で行けません）
去年はこのゲートを動かして燧ヶ岳に登っている連中がいたなー

11/20 7:26

今朝は結構冷え込みました

11/20 8:25

ブナも完全落葉していますが、それでもこの枝の動きがたまらなく素晴らしい

11/20 8:32

抱返ノ滝
この時期なので水量はこんなもん

11/20 8:33

氷付けにされた落ち葉がいいね

11/20 8:40

美味しそう！

11/20 8:48

振り返るとアイコマが
雪はまだまだな感じですね

11/20 9:06

ひっそりと祠が
雪だるまを奉納して、山旅の安全を祈念しました

11/20 9:13

沼山峠に到着
当然誰もいません

11/20 9:22

先行は鹿

11/20 9:25

時々このお方も、、、

11/20 9:34

新しいトレース！怖くなってきました

11/20 9:34

10cmくらい

11/20 9:15

熊鈴では心許ないので、ベビメタを爆音で流します

11/20 9:48

尾瀬を代表する景観
大江湿原

11/20 10:05

長蔵小屋前の展望ベンチ
1年前と同じ場所でコーヒーといたしましょう

11/20 10:08

色々持ってきたのでゆっくりしましょう
栗かの子が実に旨かった

11/20 10:05

でも燧はご覧のとおり、、、

11/20 10:18

時々チラ見え
見えそうで見えないのがイイ！でも見たい！

11/20 10:35

そしてついに全容が
今年も雪は少ないですねー

11/20 10:41

尾瀬沼のランドマーク的存在、3本カラマツ

11/20 11:08

＼(^o^)／
オオカメノキの冬芽

11/20 11:21

雪が強くなってきた
苔と雪

11/20 11:30

沼山峠に帰着
沼田街道ピストンとするか、車道を歩くか思案中

11/20 11:30

意を決して県道1号（沼田檜枝岐線）を歩くことに
御池まで10kmの車道歩き

11/20 11:37

吹雪になってきました
まだ濡れる雪なので、雨具とザックカバーを

11/20 11:45

ススキと雪

11/20 11:55

ナナカマドと雪

11/20 11:59

ブナの巨樹とブナの実

11/20 12:15

ブナは落葉しても楽しませてくれるから好き

11/20 12:33

ブナは黄葉ですが、落葉すると赤ですねー

11/20 12:51

有名なブナ平
シャトルバスに乗ると一応止まってくれるけど、こんなにゆっくり観ることはできない
歩いてよかったと思える瞬間

11/20 13:15

そして、、、10kmの林道歩きを終え、遂に尾瀬御池に到着

11/20 13:15

今年はゲートを動かして乗り入れている者はいないようです

11/20 13:19

県道1号線
自分の足で歩くと愛着が湧きますね
でもここからも6.7kmの車道歩き、、、

11/20 14:08

途中、いつも撮ってる見事な滝

11/20 14:35

遂に七入に帰着
足の裏がかなり痛い、、、
標高を下げたため、雪は雨に変わりました

11/20 14:47

檜枝岐村といえば裁ちそば
この時期開いている店は少ないけど、開山は貴重な存在です

11/20 14:55

もりそば・はっとうセット
蕎麦は勿論裁ちそば！

11/20 14:58

はっとう
尾瀬沼まで行ってきたと話したら呆れられた
去年もほぼ同じ会話をした記憶が

11/20 15:24

温泉は燧の湯
硫黄泉の掛け流しで最高です

11/20 15:58

ご参考

11/20 17:28

檜枝岐村のJAと平野商店が閉まっていた、、、
30km離れた南会津町の「ヤマザキショップ儀六屋」へ買い出し
雨も強くなってたので明日のアイコマはやめにします（最近諦めるのが早くなってきた）

今宵のお供

11/21 7:22

雨は6時頃やみ結構いい天気に
コーヒーを飲むために七入までドライブしたが、白くなった燧が、、、アイコマ登ればよかったかな

11/21 9:09

潔く諦め、本日は10年振りに全線開通した只見線周辺の観光とします
まずは初の只見駅

11/21 9:14

駅周辺
天国のようです

11/21 9:30

只見駅9：30発の小出行き
汽笛が実に周辺の雰囲気にマッチしていました

11/21 9:44

ずっと気になっていた三石神社へ

11/21 9:45

参道は意外に急登ですが良い雰囲気です

11/21 9:55

縁結び三石清水

11/21 9:53

三石神社！
これは凄い！

11/21 9:49

岩の孔にこよりを通して5円玉をつるすと縁が結ばれるようです
インフォメーションセンターでこよりを貰うの忘れました
そもそも5円玉も持ってない

11/21 9:51

只見線と一緒に楽しみたい名スポットです

11/21 10:20

続いて、おなじみ炭酸場

11/21 10:21

ペットボトルがなかったので、手で300mlほど飲んだ

11/21 10:21

年1回は来てるけど、今までこんなの飾ってなかった

11/21 10:37

湯倉温泉共同浴場
入ろうと思ったのだが、中からおっさんの叫び声が響いてきたのでやめました

11/21 10:38

もちろん掛け流しで、只見川にそのまま流れています

資料画像
一度入っているので今回は諦めます

11/21 10:51

かねやまふれあい広場
只見線のビュースポットとして有名

11/21 10:51

大志集落
只見川・只見線と一体となった集落ですね
只見線の全線開通を喜んでいるのでしょうね

11/21 10:51

丁度タンカーが来てしまいましたが、これはこれで貴重かも

11/21 11:09

温泉は早戸温泉つるの湯

資料画像
汗が止まらなくなる系で、夏場には私は入れない

資料画像
ここの露天風呂は本当に絶景

11/21 11:42

昼食に「つるの湯ラーメン」（ハーフサイズのみ）
具材はネギとメンマのみだが、とにかく塩加減が最高です

11/21 14:31

早戸温泉から昭和村・塩原経由で114kmの大移動
14：30ギリギリ間に合いました
西那須野「石焼濃厚つけめん みやこ家」
以前『バナナマンのせっかくグルメ』で登場し気になっていた店です

11/21 14:20

つけ麺・ラーメン・まぜそば色々ありますが、にんにくまぜそばにしました
コレ、本当に最高に美味しかった
しかし、明日は出勤で、しかも歯医者もあることをすっかり忘れていた、、、

11/21 18:14

久々、なかなかよく走った

11/21 18:25

只見町インフォメーションセンターで購入した、ご当地モンベルTシャツ
これは貴重かも

11/21 18:26

嫁くんへのお土産
・珍しいハリギリのはちみつ（只見町インフォメーションセンター）
・只見線米1両（只見町インフォメーションセンター）
・福、笑い（道の駅きらら289）

11/21 18:27

只見町インフォメーションセンターで三石神社の御朱印も頂けます

11/21 18:38

数量限定、開当男山酒造のオーク樽貯蔵純米大吟醸（道の駅きらら289）

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

Kazu405

◆11/20 道の駅尾瀬檜枝岐で飲みながら記載
毎年恒例、冬季閉鎖の御池まで歩いて燧ヶ岳に登る！でしたが、今年は天気も微妙、かつ疲労も蓄積しているので断念。
その代わりに、尾瀬沼でのんびりコーヒーでも飲みたくなり、七入より沼田街道を歩き、抱返ノ滝・沼山峠経由で尾瀬沼へ。
天気も微妙で、当然といえば当然ですが、道中誰にも会わず。
クマさんの足跡も沢山ありましたが、静かな尾瀬沼までのハイクを満喫できました。
尾瀬沼でゆっくりしようと思ったのですが、寒くてなかなか厳しく、コーヒー一杯と栗かの子を食してそそくさと退散。
沼山峠に戻り、ふとあのルートが気になりました。
御池から沼山峠までのシャトルバス専用道路でもある、沼田檜枝岐線です。
事実上、今の時期しか歩けません。
丁度いい感じに吹雪になってきたのも手伝い、歩いてみることに。
10kmの林道歩きは登山靴ではかなりキツく、その後の御池から七入の6.7kmの林道歩きもあり、クタクタになりました。
本日も道の駅連泊。
明日はアイコマの予定でしたが、2000mまで雨予報とのことで、早々に観光の予定を計画し始めました。飲みながら。

◆11/21帰宅後追記
21日は6時頃雨も上がり、七入への道中、昨日よりも白くなった燧ヶ岳を見ることができた。
まだ遅くないし今からアイコマ？とも思いましたが、なかなか足が重くなってきたここ最近。
本日は、10年振りに全線再開通した只見線で盛り上がっている沿線を観光することに。
只見駅から丁度9：30発の小出行が出発するところでした。
汽笛が周辺の環境にとてもマッチしており、私でさえ込み上げてくるものがありましたので、沿線にお住いの方々の気持ちを考えるとますます泣けてくる。
只見線・只見川流域は檜枝岐と合わせてよく回っており、温泉や食事や観光地が素晴らしい。
ここで紹介することで、一人でも多く興味を持ってくれたら幸いです。
実は「只見線応援団」にも加入しています。