FTR100K 秩父&奥武蔵


- GPS
- --:--
- 距離
- 104km
- 登り
- 6,322m
- 下り
- 6,307m
コースタイム
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | この日は武甲温泉が夜中も特別営業。ゴール後に入浴して1時間仮眠した。ありがたい。深夜料金で1400円。 |
写真
感想
第8回FunTrails Round 秩父&奥武蔵100K
105km (トレイル率約80%)
累積標高差6,831m
制限時間31時間
Result:18時間38分45秒(男子23位)
(Garminがゴール間近で電池切れになったせいかGPSログをうまく回収できず、手動で記録を作成しています)
思えば去年のFTR30Kが初めてのトレイルランニングの大会でした。ペースを上げるとどうなるかわかっておらず丸山で脚を攣って悶絶したのもいい思い出。今年はOSJ奥久慈とハセツネを完走して参加要件(50km以上を2回完走)を満たしたので、100Kの方に参加できました。
100kはエイドも多くて、大勢のスタッフ・ボランティアが関わっているのを実感。特に後半はエイドの存在が本当にありがたかった。一人で完結するストイックな山行も好きだけど、レースならではのこういう雰囲気もいいな。
どのエイドでも着いたら拍手と応援がもらえてヒーローにでもなったみたい。ペースはガタ落ち、お腹も冷えてボロボロでやっと着いたA7で貰えた温かいすいとんとお茶で復活できたこと。寒い夜中ずっと一人で走って辿り着いた峠で誘導棒を振って激励してくれたおじさんのこと。A8でデカくて甘いブドウをくれたお姉さん。あれはシャインマスカットだったのかな。それくらい美味しかった。
ゴール後にディレクターの奥宮さんから完走メダルをかけてもらって一言求められ、「すごく楽しかったです。また来ます」と咄嗟に答えたけど、そう言ったのはレース中のいろいろがあったからなのだった。
以下雑感。
今回は珍しくスタート時前の方に立てた。少し早いペースで入ってみようかと思い先頭集団の後方でついていく。ログを見ると最初の1キロが4:30ペースなので速すぎたが、走っていた時は余裕があると思っていた。前半、スポーツドリンクばかり飲んでいて口内と胃がやられる。49km地点のA5(ドライブインゆのた)まではかなり速いペース。このままなら17時間切りでいけるんじゃないかと勘違いする。A5ではドロップバッグが受け取れる。ここで靴下を脱いで足を拭き、保護クリームを塗って新しい靴下に変えた。ついでにウィンドシェルも羽織った。飲み物を麦茶にした。
そこから先はキツかった。登り返しで息が上がっているのを感じる。胃の調子がよくなくてエネルギーが摂れない。頭がぼーっとして眠気まで出てきた。それでもA6子の権現まで粘り、夜を迎える。ここからは去年10回以上走った飯能アルプスだ。ホームだ。いける。そう思ったのも束の間で、ぜんぜん走れない。相変わらず消化器の不調でエネルギーがあまり摂れない。寒い。何人かに抜かれ、ボロボロになってA7長念寺に到着。
復活のためには保温とエネルギーが必要と考えて、すいとんを食べて熱い緑茶をじっくり飲む。このペースじゃきっと抜かれるばかりだろうな、せめて完走しよう、と思って出発。そこからは先行していた方に引っ張ってもらう形に。付かず離れずたまに話しながら進む。脚の痛みが酷いが、不思議と誰にも抜かれない。みんな苦しんでいると気づく。道標のメッセージに勇気づけられる。
A8高山不動を出てもペースは落ちたままで、ゴールタイムが18時間を超えるのを悟る。アドレナリンを出して痛みを感じないようにするために、何か次の目標が欲しい。前に追いつくのは無理でも抜かれないようにと決めて力を振り絞る。ロードに出たが、まだ油断できない。脚が上がらないのでピッチを上げて走る。残り2km。ようやくホッとする。ゴールしてみると、この身体が何で走れていたのかわからないくらい。
初めての100km超。ペース配分とかトラブルとかいろいろ経験になったのもあるけど、痛みも含めてとにかく楽しかった。また走ろう。
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