「英彦山」彷徨

2022年11月22日(火) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,310m
• 下り: 2,251m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 1:53
• 合計: 8:59

7:19 スタート地点
8:04 8:14 奉幣殿 水場
8:14 8:14 英彦山神宮（奉幣殿）
9:52 10:36 四王寺滝
11:06 11:17 英彦山
11:43 11:51 材木石
12:25 12:40 英彦山の鬼杉
13:31 13:43 玉屋神社
14:39 14:39 奉幣殿 水場
15:07 15:13 銅の鳥居
15:45 15:50 別所駐車場
16:18 16:18 別所駐車場
16:19 ゴール地点

天候

曇り一時晴れ
北寄りの弱風
視界は少し霞む

アクセス

利用交通機関：

自家用車

別所駐車場(上に500m進んだ登山者用無料駐車場)を利用した 上下2段に分かれ 100台以上停まる 近くに有料駐車場も有るので注意
トイレは下の駐車場対面に有る
登山ポスト無し
コンビニは10km以上離れた街に有る

コース状況／危険箇所等

南岳を目指した
駐車場から 豊前坊方向へ進み 進路修正して
裏から奉幣殿へ 四王寺滝を通って南岳へ 帰りは鬼杉・玉屋神社を経て奉幣殿へ 銅の鳥居をくぐって車道歩きで駐車場へ戻った
四王寺滝を抜ける部分は一般道で無いがマークに従って歩いた 固定ロープも有る
その他は 道標完備の一般道
山頂前後は急斜面 麓を巡る道は登り返しを繰り返し 意外にきつい
変化に富んだ見処の多い山だった

その他周辺情報

あきづきの湯 700円を利用した
一帯は秋月藩の領域だった？
一見 和風のなごみの建物

写真

11/22 6:04

未明の別所一般駐車場
登山者用駐車場は550m奥に有る
道路向かいのトイレを利用した

11/22 7:16

年内は工事のため
北岳・中岳・南岳の行来不可

11/22 7:16

広大な登山者用駐車場
上下二段有る

11/22 7:21

下段の奥に道標が有る

11/22 7:24

下りて 登って また下りて
九州自然歩道登山口に着いた
迷走の始まりだった

11/22 7:26

石垣の間を抜ける
かっては建物が密集していた

11/22 7:43

南岳に向かって無いことに気付く
奉幣殿に向けて軌道修正した

11/22 7:45

雨乞いしたような
池と祠をが有る

11/22 7:58

重文(奉幣殿)の裏に
不法投棄のような物が

11/22 8:02

奉幣殿
右の石段がルート

11/22 8:08

石段の途中から右へ
まっすぐ行くと中岳(上宮)
看板によるとスキー場も有る

11/22 8:17

屋根付きベンチ

11/22 8:20

道標完備だが
登り下りを繰り返す道が続く

11/22 8:35

虚空蔵
帰りに余裕が有ったら寄ろう
結局寄らず

11/22 8:36

誰の作品か？

11/22 8:37

顔がいくつか有った

11/22 8:51

梵字岩
蜂がいるらしいので止めた

11/22 9:04

四王寺滝入口
南岳に突き上げるルート
上り下りにうんざりだったので
一般道で無いが 踏み込んだ

11/22 9:45

巨岩の重なる涸れ沢
落葉が積もって
踏み跡もわからない
マークをたどる
不安だけど楽しい

11/22 10:02

濡れた岩壁が四王寺滝
水量は点滴程度
巻き道のマークは両側に有る
左は中岳に続く 右へ進んだ

11/22 10:22

岩々の痩せ尾根に固定ロープも有る
今日一 楽しいセクションだ

11/22 10:38

山頂まで100m(標高差)
歩きやすい尾根道になる
左手 木の間から中岳の上宮が見えた

11/22 11:05

南岳

11/22 11:08

いたるところに通行止め看板
これでも侵入して
発信までする人がいる

11/22 11:13

下りは一般道
堅固な鎖

11/22 11:17

北東に海も見えた
無法松の育った玄界灘？

11/22 11:49

見事な柱状節理
材木岩と言う

11/22 12:28

その名に違わず大きな鬼杉
通りかかった人が右に

11/22 12:31

鬼杉裏 牛窟と言う岩屋
拝所？らしい
青岸渡寺の木札が納めて有る
大峰行者さんが来たんだ

11/22 13:24

鎖の岩の上 鳥居の奥に
炎を背負った不動明王？
ミニ行場？

11/22 13:39

巨岩に食い込む社殿
玉屋神社の御神体は岩だった？

11/22 13:37

玉屋神社の前は山に囲まれ
山彦が帰って来そう
聖域を感じた

11/22 14:14

奉幣殿に向けて帰る
鬼杉分岐からは朝歩いた道

11/22 14:35

奉幣殿にたどり着いた

11/22 14:58

銅の鳥居をくぐって締めくくろう
下の方も 紅葉は落葉盛ん
参道沿いに少ないが院・坊が残る

11/22 15:05

銅の鳥居をくぐった
参道の掲示で 英彦山行者が 倒幕に活躍した事情を見た
興味深い話を現地で目にする

11/22 16:27

親子連れか？
道を聞こうとしたら逃げた
変な人に見えたのか？

11/22 15:53

車道を歩いて帰った
他の車は無い

11/22 17:20

あきづきの湯に立ち寄る
和風の趣き有り

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

AQUOS sense3 basic SHV48 au シャープ

感想

つうぶう

古くから知られた山で 筑波山みたいに 善男善女の集う緩い山かと思ったら違った。
変化有り 見処多く 歩き応えの有る山だ。
200名山に指定されたのも納得できた。
地図を見ると 登山道が縦横に入り組み メインのルートが見えてこない。
先人の記録も それぞれ自由に歩いている。
さらに 年内は工事のため 三つ有るピーク北岳・中岳・南岳を往き来できないらしい。
最高峰の南岳に登ることを決め、訳のわからないまま歩き始めた。
迷走しながら 奉幣殿へ裏からたどり着く。
中岳(上宮)へ行くのがメインルートで、南岳を目指すルートは 登り下りを繰り返し、なかなか標高を上げない。
今日中に山頂に着けるのか？不安を感じた頃に
四王寺滝分岐に着いた。
地図を見ると 南岳山頂直下に突き上げるコースで これなら登り返しから解放される。
一般コースでは無いが 踏み込んだ。
マークを慎重にたどるのは 意外に楽しい。
前半の滝までは 涸れ沢に重なる巨岩の間を縫い、滝から上は 岩々の痩せ尾根を固定ロープ・木の枝・根っ子・岩の角をつかんでぐいぐいと登る。爽快で今日のハイライトだ。
帰りに寄った 鬼杉・玉屋神社も印象深く、銅の鳥居をくぐって締めくくり。
たくさん歩いて楽しかったが、疲れた。三日続けて歩いた疲労は 明日一日の雨天で回復できるだろうか？