西上州立岩と経塚山(荒船山)
- GPS
- 04:28
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:21
天候 | 曇り後晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落ち葉が厚く堆積しているためかもしれないが、ルートが分かり難い箇所がいくつかあり、実際に何度かロストした。いずれの箇所もマーキングはしっかりしていたので、それを見落とさないよう慎重に注意して歩く必要がある。 |
写真
感想
立岩登山口の駐車場には6時前に到着。先客が数台。気温5℃。まだ真っ暗なのでライトを点灯して準備をし、6:12に行動開始。この時間でもまだ暗いため、ヘッドライトを点灯させる。登山口から数分でいきなり渡渉。暗いのでドボンしないよう慎重に渡る。渡渉の後はひたすら立岩に向けて登り。登っていると明るくなり、6:30を回ると樹林帯でもヘッドライトは要らなくなった。天気は曇っていて無風。動き出しこそ寒さを感じたが、歩き続けると風がないので暑く感じるようになった。シャツ2枚だったが、早々に長袖シャツ一枚になって歩く。11月下旬とは思えない陽気だ。標高1000メートルに近いので、霜が降りていたり、凍結していても不思議ではない時期だが、今日に限っては生暖かかった。標高を順調に上げると鎖場が出てくる。足場が悪いので落石に注意して登る。岩場に鎖がかかっていて、道幅がとても狭いところがあって、そこだけは少し緊張した。妙義山の岩場に少し似ていたが、難易度では妙義のほうが遥かに高いと思う。立岩は、緊張を強いられる岩場は連続しない。鎖場を上がりきってしまえば後は特に問題なく、ストックを出したままでも行動に支障はなかった。誰にも会わずに今日最初のピークである立岩に7:12到着。出発からちょうど1時間だった。ベンチがあって休憩適地。展望も一部は得られるが、どの山が見えるのかはさっぱり分からない。今日はお昼頃から雨の可能性もあるため、山頂でもあまり長居はせず、水分補給と定時連絡のみに止めて先に進む。
アップダウンを繰り返しつつ距離を伸ばす。相変わらず無人の登山道を進む。威怒牟畿不動の下降点を過ぎ、さらに東へ折れる分岐も過ぎる。2つ目の分岐は登山道が地図に載っていなかったが、ルートはとても明瞭だった。今日は初めてのコースなので地図をよく見ながら進まないと誤った方向に進んでしまいそう。分岐もあちこちにあるため尚更だった。空は朝からずっと鉛色だったが、一部で青空も見られた。しかし今日は快晴になることもないだろうから期待せずに進む。経塚山の分岐が出てくると、ここでも方角をよく見て正しい方向へ進む。8:36に無事経塚山に到着。このピークは以前内山峠から往復したことがあったので二度目のはずだが、ほとんど記憶がない。休憩するところもないので写真のみで進む。ここまでは無人の登山道を歩いてきたが、この先はぐっとハイカーの数が増える。かつての自分と同様に、艫岩を経由して内山峠から来た人が多いのかもしれない。この先は星尾峠を目指す。その前に分岐が一箇所あるのでそれを見落とさないよう慎重に進むが、ここは明瞭だったので問題なかった。ただ星尾峠から先が少し分かり難くて、最初は誤って兜岩山の方向に進んでしまった。地図をよく見てすぐに誤りに気付いたので大したロスはなかったが、コースが色々あり過ぎて分かり難い。
南に下るルートに入るが、この沢沿いのコースがとても分かり難かった。ルートが不明瞭なのでマーキングが頼りなのだが、踏み跡を探していると時折マーキングを見落としてしまう。そうするとやはりロストしまい、しばらく登山道を探してウロウロすることが何度かあった。自分はGPSを持参していたので完全に間違える前によく見て正しい方向を探すことができたが、今日もし持っていなかったら、かなり心細い思いをしながら進んだだろう。ここは地図読みが確かな人や経験者以外は、GPSやスマホを頼って進むのが適切と思う。それくらいに分かり難い。威怒牟畿不動への分岐の後も何度か間違えた。今日は単独なので一度ロストすると元に戻るまでに時間がかかってしまう。パーティであれば見る目も増えるので、そもそもマーキングを見落とすことも少ないと思うし、見落としてから復帰も早いと思う。ここは単独で来るところではなかった。沢から離れて沢音が聞こえなくなる。標高は少し上がるが、きつい登り返しと言うほどではなかった。途中立派なあずまやがあったので、そこで座って大休止とした。今日はここまで麦茶だけで歩いて来た。食料は何も口にしていなかった。休憩中は寒いかと思ったが、風がないのと気温が高いため、結局寒さは感じず。来週から12月とはやはり思えない。威怒牟畿不動の分岐を過ぎるとあとは下り基調。地図を見る限りこの先迷いそうなところもないので気分が楽になる。経塚山の山頂付近と星尾峠付近ではハイカーを見掛けたが、それ以外では全く見掛けなかった。比較的マイナーなルートなのかもしれない。針葉樹の森を下り登山口に近くなると、出発時と同様渡渉が待っていた。駐車場に近いところで渡渉があるなんてここ以外に記憶がない。ブーツの中を濡らすことなく渡りきり、駐車場には10:34に無事到着。出発時は数台しかなかったが、この時間には路駐まで出るほどにクルマの数が増えていた。心配だった天候は結局最後までもってくれて、雨に遭うことなく最後まで歩き切ることができた。
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